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献血奉仕

2010年08月14日 | 季節の便り
ヤブカンゾウ
太陽の色をして夏を謳歌したヤブカンゾウの最後の一輪が咲いた。


献血奉仕

所属している奉仕団体は献血奉仕に力を入れている。

今日は郊外のショッピングモールに献血車を派遣して、来店者に献血の呼びかけを行った。

現在輸血用血液の全てを善意の献血に頼っている。
呼びかけに多くの市民が呼応し、厳しい検査をパスた上で採血に応じてくれた。

20年前に肝臓障害で亡くなった姉は輸血による感染が原因であった。

二子を妊娠し死産した時、異常出血があり輸血で命が救われた。

輸血用血液を売血に頼っていた時代、困窮者がお金を手に入れる手っ取り早い手段は売血であった。

売血常習者の血液は薄くなり黄色く見えたという、その上検査法が確立しておらず、売血者の持つ肝炎ウイルスが輸血を通してまき散らされていた時代もあったらしい。
既に半世紀も時がたっている、正しい記憶も残っていないが「売血」「黄色い血液」という言葉は今でも覚えている。

日本がまだ貧しい時代、売血に至る環境は悲惨である、しかしその血液を体内につぎ込まれた人たちはもっと悲惨な運命が待っていた。
生前 義兄は言った「輸血が原因の肝臓障害で妻は長い間苦しんだ、しかし もしあの時輸血という手段がなかったら、妻の命は尽きていただろう。
病身とはいえ妻と30年の生活を共にできた事をありがたく思う」と

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