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善きサマリア人

2012年09月07日 | 季節の便り

レールダル社ロゴマーク

 

ワイズメンズクラブ国際大会でノルウェイ・スタバンゲルに滞在した折、救急蘇生をはじめ医学に関わるシュミレーション教育システムの製造で知られるグローバル企業、レールダル メディカル社を訪問した。

その会社のロゴマークは大変珍しい、しかし、数十年間その由来を探ることをしなかった。

この度の訪問で、その由来の一端に触れ、図らずも我がクラブが掲げる信条「自分を愛はするように隣人を愛そう」との間に、共通の思いが込められていることを知った。

遠い異国でなんとも不思議な出会いであった。

上に示したそのロゴマークは、怪我人とそれを手当てする人が、簡潔にデザインされている。

出典は、新約聖書「善きサマリア人」であるという、イエス キリストと聖教者との間で交わされる問答に挿入されている例え話「強盗に襲われた旅人と、それを助けるサマリア人」を表している。

この例え話の深淵まで異教人の私に窺い知ることはできないが、「困っている人がいたら、相手が誰であっても、隣人として助けなさい」という意味は判る。

しかし、それが実行できるか、できないか、その場に立ってみないと判らない。

 

白露のサギソウ

白露の数珠は蜘蛛の糸 飛翔する鷺の翼にも白露

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