沙羅は花期の終わりが近づいて、花が明るくなった
花が終わると梅雨が明ける
北国を引っ張るようにしてきた季節が、もうすぐ北国を追いはじめる
いただいた 中国製白酒を開封した。
紅色の箱の中から、ずっしりと重量感のある白磁の丸壺が出てきた。
白酒 甘酒 雛祭りのイメージであるが、これはれっきとした蒸留酒でアルコール度38である。
湯や水及び他の液体と混合はせず、原酒を小杯に満たして一気に飲み干すのが作法らしい。
原料は高粱と小麦だという、開封すると、白酒の特徴といわれる甘い香りが漂った。
どちらかといえば焼酎に近いと思うのだが、38度の高濃度にも関わらず飲みやすい(舐めやすい)。
飲むときは「カンペイ」と云って一気に飲み干し、盃を傾けて飲み干したことを明らかにする義務がある。
小杯とはいえ38度である、ストレートの一気飲みはきついだろう。
私は舐めるようにして、それでも焼けるような口中の熱気を、氷水で冷やしながらたしなんだ。
「 田中さんは偉い」と見当はずれなことを思った。
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