常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

三九郎

2009年01月12日 | 季節の便り
完成


小学校学童、父兄、町会・公民館役員が打ち揃って三九郎を作る。
集落を離れた水田には、家々から集めた門松や藁束がうず高く集められていた。
晴天に恵まれて作業は順調に進み、満艦飾の三九郎が二基2時間ほどで完成した。
大きい方は大人の作品、小さなのは子供達の作品である。

炎上

安全を考慮して明るいうちに点火される。
午後4時遠山の斜面にはまだ残照が残っている、最初に小さな三九郎に子供達の手で点火された。
その頃から色とりどりの団子を刺した柳の小枝を持って住民が集まってくる。
三九朗の火で焼いた団子を食べると、神様が1年の健康を約束してくれる。
夕暮の気配が少し漂う頃、大きな三九郎に火が入れられた。
安心と安全が確保された炎が天を焦がすのは爽快である。
2,30メートル逃げても眉毛が焦げそうだ。
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