常念が見える部屋から

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雪割草と雪割の仕掛け

2014年01月23日 | 季節の便り

春一番 室内の雪割草が咲いた

雪国で「雪割り」という仕掛けを見てきた。

「雪割り」とは屋根の天辺を鋭角に仕上げることで、ある程度積もった雪が左右に崩れ、それが引き金となって積もった雪が滑り落ちる。

 

融雪散水

敷設したパイプから温かい地下水を路面に流し融雪する、しかし もし松本でこのシステムを使ったら、路面はスケートリンクになるだろう。

 

電線着雪防止螺旋

春先の湿った雪が電線に付着し、その重さで電線が切れることがあり、特に何本かの電線を束ねた通信ケーブルに被害が多かった。

通信線に螺旋状にワイヤーを巻くことによって、着雪が完全に防止できることが偶然発見された。

私が思うに、これも雪割りである。 

この仕掛けは松本でも見ることがあるけれど、同行した福島貴和さんから教えていただくまで、着雪防止のためとは知らなかった。

 

コメント
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