常念が見える部屋から

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季節の移ろいに写真を添えて発信します。

月見草

2008年07月08日 | 季節の便り
大待宵草

子供の夏休みは、7月末からお盆が終わるまでの3週間と決まっていた。
夏休みが近くなると、田の畔に赤い野カンゾウが咲いて、日が落ちると月見草の花が開いた、このころになるといつも、そわそわとして夏休みを待った。
バラ色に高揚したこの時期と、数日で休みが終わる時の寂寥感とは、その落差が強烈で、今でも夢でうなされることがある。
理科の先生から「この花は大待宵草といって月見草とは違う」と繰り返し教えられて整理がついた。
しかし今は意図的に月見草を使う。
理由は、本家の月見草よりはるかに月見草らしいと思うからである。
コメント
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