常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

集中豪雨

2006年07月19日 | 季節の便り
雨の東京で2日を過ごして、いつもより早い電車で帰れると喜んだのも束の間、豪雨のため松本行き中央線特急は全面運休、本日は復旧の見込みなしとの事。
長野経由の新幹線で帰ることにする。
新幹線で東京長野間は1時間45分快適な乗心地を楽しんだ。
しかし長野松本間は普通電車しか運行されず、車内は合流した乗客であふれ、1時間18分を立ち通した。
何十年ぶりかの鈍行列車である、以前はよくこの列車で長野に通ったものだ。
善光寺平から急傾斜を登り、姨捨駅にはスイッチバックで入る。眼下に広がる景色は少しも変わっていない。増水で膨れ上がったように蛇行する千曲川や、田毎の月で知られる稲田の緑が目に飛び込んでくる。
煤煙に泣かされた冠着トンネルを抜けると、萩が咲く冠着の駅である。
花には早いハギが、昔のままにホームを覆うほどに枝垂れていた。
麻績(おみ)駅は聖高原駅に変わったけれど、坂北、西條と沿線の景色は大きくは変わっていないように思われた。
西條、明科間のトンネルは改良されたらしく、現在は長短3つのトンネルを抜けると明科である。蒸気機関車のころ、小さなトンネルがいくつも続き、時には潮沢の待避線で行き違いの汽車を待つこともあった。
半世紀も1タイムスリップしたような1時間18分間、立っていることで眺望が開け、飽きることがなかった。
さすが松本駅で電車を降りると、ロボット歩きになっていた。

コメント (2)
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