こんなふうに羽を広げて飛ぶ虫を見たことがある。
鳥だったかもしれない。
花から感じる情感の起伏は人それぞれに固有なものらしい、血液型などによる無機質な性格診断よりはるかに人間的なものかも知れない。
もしそんな診断学のツリー構造ができるとしたらその頂点におきたい花である。
鳥だったかもしれない。
花から感じる情感の起伏は人それぞれに固有なものらしい、血液型などによる無機質な性格診断よりはるかに人間的なものかも知れない。
もしそんな診断学のツリー構造ができるとしたらその頂点におきたい花である。
あずさ川の河原一面が淡いピンクに染まっている、近づくと虫取りナデシコの群落である。
名のとおり、葉の茎節の下に粘液のついた帯状の部分があって、そこを通る小さな昆虫を捕食する食虫植物であると聞いたことがある。
庭に咲くこの花を長い間観察してきたが、いまだかって小さな羽虫一匹も捕捉されているところを見たことがない。
名のとおり、葉の茎節の下に粘液のついた帯状の部分があって、そこを通る小さな昆虫を捕食する食虫植物であると聞いたことがある。
庭に咲くこの花を長い間観察してきたが、いまだかって小さな羽虫一匹も捕捉されているところを見たことがない。