AURORAのニューアルバムが出ました。
おととしの11月から聞き始め、かれこれ1年と4か月。
ほんとにこれしか聞いていません。
聞くのは、毎日のお風呂と、休日の屋外作業時なので、常時聞いてるわけではありませんが。。。
とはいえ、発売された3枚のアルバムと、自分で寄せ集めて作った2枚、合わせて5枚で16か月。
1枚を平均3か月くらい聞いていることになります
でも気分を盛り上げるため、発売前の10日くらいは、aurora断ちをして、他のアーチストを聴いていました
『The Gods We Can Touch』
今回のアルバムはギリシア神話がテーマらしい。
事前情報から、ちょっと厳かな感じの曲が多いのであろう、と想像していました。
「うむむ、AURORAらしい選択やな」などと勝手に納得していたのですが・・・
さっそく聴いてみました。
既に知っている曲が2曲ほど。
「Giving In To the love」のMVを見てみると、確かに神々の像が出てくる。
曲はAURORAっぽい、層の厚いアレンジ、澄んだ声、リズム感、これぞAURORAといった曲です。
その他もいい曲ばかり・・・なのですが。。。
ラテン風の曲が多いのはなぜ?
ラテンと言っても、サンバやボサノバではなく、南米の人が夜の12時から朝の6時まで踊りあかすライブで流れるような音楽です。
なにそれ?ですが、10年ほど前のこと、在日のペルー人のバンドにいたことがあって、、、
毎週土曜日の夜から日曜の朝までのライブで演奏していたような曲が、たくさん収録されてる。。。
なぜに?
もしや南米の人をターゲットにしたレコード会社の拡販政策?
これはAURORA本人が作りたかったアルバムではないのでは・・・?
などという疑念が湧いてきます。
自分の抱いているAURORAのイメージと、あの南米の人たちの熱い熱いライブと、、、
どうも結びつかないのです。。。
AURORAとラテン・・・
どっちの音楽も大好きですが、二つが一緒になった時の違和感が払しょくできないでいました。
なぜにラテン・・・
「ん・・・? ラテンって?」
そういえば、イタリアもスペインも「ラテン系」って言うなぁ・・
ギリシアがラテンかどうかは分からないけど、イタリアに近いのでほぼ同じと考えると、もしや??
ギリシアのはやりの音楽を聴いてみました。
便利な世の中になったもので、ネットに「ギリシア 音楽」と打ち込むだけで、すぐに聞くことができます
うむむ、、、なるほど
民俗音楽的なのや、東方/イスラム寄りの曲もありますが、ポップスっぽいのはアレでした。
徹夜ライブで演ってた、あのリズム、あれなんですね~
自分が勝手にラテン音楽=南米と思いこんでいただけで、実はあの音楽は欧州と南米共通だったのですね・・・
まぁ確かに、AURORAがテーマとしたギリシア神話とラテン音楽に、関連性があるかどうかは別として、、、
自分がラテンというキーワードをきっかけにギリシアの音楽を聴いた、そしてそれによってニューアルバムの謎が解けたのは、とてもラッキーでした
もしそうでなければ、ずーっとモヤモヤしたままだったと思うので
本当は同時期発売の宇多田ヒカルのアルバムを先に聞こうと思っていたのですが・・・
入手が遅れ、先にAURORAを聴くことになりました。
これであと3ヵ月は宇多田ヒカルのアルバムを聴くことは無いのでしょうね。。。
すでにAURORAのニューアルバムにどっぷりと浸かりつつあります
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます