はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

雪中キャンプ・・・? は、しません。。。2

2022年04月03日 23時47分47秒 | キャンプ

来た道を1時間戻って暖かいキャンプ場に行くか。

それとも、15分走った先のキャンプ場に賭けるか。

誘惑に負けて、先に進むことにしました

 

途中、「冬用タイヤでないと峠は越えられません」の看板がありましたが、雪は無く通過。
(正直なところ、心の底では通れないことを祈っていたような気がします・・・

 

日暮れ前の素晴らしい景色。

も、なんだか心もとない気分が勝っていて、感動する余裕がない。

 

キャンプ場に到着。

陽は完全に暮れていますが、かろうじて明るい。

そして、そこに広がっていたのは、、、

雪原と、凍って雪が積もった湖でした・・・

ここで寝るか?
寝れないことは無いと思うけど、誰もいないよ?
でも来ちゃったんだから、さっさとテントを張ってしまおう

カバンを降ろそうと荷ほどきを、、、

と、、、非常に重大なことを思い出しました。
さっきコーヒーを飲んだ時に、カセットガスがほとんど残っていなかったことを・・・

近くにコンビニは無いし、いざという時は湯たんぽが頼みの綱だったのですが、、、

もしガスが無くなったら・・・お湯が沸かせずヤバイ。

周囲に人はいない。
焚き火好きのソロキャンパーが、少しは居ると思ったのに・・・

 

うかつでした。
ガスが無いこと自体うかつですが、それに今気づくのはホントにアホです

「戻ろ

串原まで戻ればここまで寒くはない。

天気予報で調べると、ここは最低気温0℃、串原は2℃。

浜松で3℃を経験していて(寒かったけど)、そのときより寝袋が1枚多いので2℃なら絶対いける。

おそらく0℃も大丈夫だけど、ここは周囲に何もないので危険です

 

夜用に持って来た中綿の上着を一枚着込んで、ひたすら戻る、戻る。

もど、、、あれ?

「ブル、ル、ル、、ル、、、ル、、、、、、、」

パワーが無くなって、アクセルを開けても回転数が落ちていく。

エ、、、エンジンが止まる・・・!?

恐怖で心臓が凍りそうになる。
ここでこれは。。。
こんな山の中でエンジンがかからなくなったら、手の施しようがありません

一番近い民家まででもおそらく数キロ、町まで15km~20kmあります。

どちらかに下っているはずなので、ニュートラルでどこまで行けるか。。。

しかし、とうとう走らなくなり、エンジン停止

暗闇の中、すっかり静かになったバイクの上でしばらく茫然とします。

ひたひたと押し寄せてくる絶望感。

誰かを呼ぶか。。。

いや、明日の朝でもやることは同じだし、この時間に来てもらう意味は無い。

ここで寝るか。。。

まぁそれはそれでいいか。。。

(つづく)


雪中キャンプ・・・? は、しません。。。

2022年04月03日 01時02分39秒 | キャンプ

今年は町内会長をやることになったので、4月の土日は春祭りの準備。

会社の規則で、年度内に連休を取らないといけないこともあり、、、

平日に会社を休んでツーリングに行くことにしました

行先は、愛知県の東の方に行きたいキャンプ場があったので、そちら方面に。

あいにく、朝会議が入ってしまったので、会社に行ってからの出発になるため、準備は前日に完了。

 

そして当日。
その日に限って会議は長引き、席に帰ったら次から次へと来客が・・・

結局家で昼ご飯を食べてからの出発となりました

KDX125SRに荷物を積んでしまったので、高速には乗れませんが、日暮れまでには着くでしょう。

 

上矢作から国道418号線で東に向かう途中、福寿草の里に寄ります。
珍しいのかもしれませんが、普通の黄色い花です。。。

河原でコーヒー。

太陽が・・・隠れる・・・

陽が隠れると、寒くなってきます。
実は、こんなところでのんびりとコーヒーを飲んでいる事態では無かったのですが・・・

 

福寿の清水で水を汲んだら、まだ雪が残っていました
この辺りは寒いんですね

 

走るにつれ、なにやらどんどん寒くなってきました。
両脇に雪が増えてきた気が・・・

 

そして国道153号線を超えたあたりで、ついに異常事態となりました。
雪国です・・・

「まぁこの辺りは茶臼山も近いし、標高は高いからなぁ・・・」

高原の別荘地みたいなので、ひと山超えたら暖かくなるか。

ただ、すぐ近くにあるキャンプ場に行く道は、雪が積もっていて閉鎖されています。

「もどるか、、、

一番近いのは、串原の温泉付き「ささゆりの湯オートキャンプ場」で、1時間。

今来た道をほとんど戻る感じになります。

一方で、この山を越えたところには、初めてのジュー(焼肉のこと)をした「岩倉ダムキャンプ場」とこまどりの湯があり、ここから15分です。

ここから15分走っただけでは、とても暖かくなるとは思えません。

このまま行くのは無謀、と判断して、一旦引き返したものの、すぐに停まって悩みます。

 

せっかく走ってきた道を、また1時間かけて戻るか、、、

全くの無駄ですよね、2時間を無駄にしてしまう。

一方で、もうすぐそこにはキャンプ場と温泉があって、とりあえず腰を落ち着けることができる。

明日の朝は1時間先の地点からスタートできます。

寝袋は2枚持って来たし、寒さはなんとかなるはず。

さてさてどうする・・・?