エンジンをかけるには、燃料と電気が必要です。
バッテリーは、こればかりは買って来ないといけませんが、とりあえず試験段階では他のバイクのを借用しておいて、準備万端、さぁ乗るぞ、という時に買えばよいです。
さて、ガソリンタンク。
長期保管で真っ先にやられるのがコレで、一番気になるところです。
錆が点々くらいなら十分使えますが、錆が剥がれ落ちるくらいだと掃除しないといけませんし、穴が空いてたらアウトです。
まずは蓋を開けて中を覗いてみたいのですが、固着してキーが回るかどうかがまずは問題です。
さて、開くか開かないか。。。ドキドキドキ・・・
キーを刺して回し。。。あれ? 鍵が刺さらない・・・
普通は根元までぶっすり刺さるのに(写真はメインスイッチ)、
このタンクは半分くらいしか刺さりません。
「回らない」ことは想定していましたが、これはなんだ??
まさか、このまま回すなんてことは・・・
やっぱり回らない
そういえば、譲ってくれた人が「スペアキーです」って持ってきたキーがあったな。
結局全然違う形だったので持って帰りましたが、もしかしたらそれかも
と、思って取り寄せてみたものの、合わず。。。
壊されたか、中になにか詰まっているのか、と思って覗いて見ましたが、それらしいものは観察できません。
試しに先の尖った千枚通しを差し込んでみると・・・
必ず同じ場所でコツンと当たって止まり、先を動かしてみると、どうも平らになっている気がします。
何かゴミが入ったり、いたずらされたりしたのなら、先が平らということはありえません。
もともとこんな半分しか入らない仕様なのか・・・?
持ち主に聞いたところ、鍵は1本(メインキーもヘルメットホルダーも同じ鍵)、ガソリンタンクは言われてみれば根元まで刺さっていなかった気がする、とのこと。
しかし、キーの半分まで刺した状態で回すなんて、ちょっと考えられませんね。。。
ちょっと回してみようと、力を入れてみましたが、やはり回りません。
黒いTZRのときは、キーをタンクに差して、ペンチで挟んで回しましたっけ。。。
ただキーがねじれて確実に曲がるし、最悪折れたりするので、スペアキーでやらないと。
スペアキー製作は600円くらい、とはいえ、無駄にはしたくはありません。
かくなるうえは・・・・
カワサキの販売店に聞きに行きました
新車のKLXが置いてあって、ガソリンタンクの蓋の形状も同じ。
これで実演してもらうと・・・なんと!!
半分キーを刺したところで回すと、パカン!とフタが開きました。
「なんや、これでよかったんか」
すっかり問題解決してしまった気分でスペアキーを制作し、家に帰って早速回してみると・・・
あ、、、新たな試練が・・・
(つづく)