屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

阿吽の呼吸 そんなこといってるから・・

2006年04月20日 | 札幌の風景


江南神社の「阿吽の狛犬」の前にたつ。
右側が口を開けていて(あ)、左側が口を閉じて(ん)いる。
しかし、中国やアジアの国々の狛犬は両方とも口を開いているそうだ。
ネットでみるとインド、パキスタン、タイ、ミャンマー、マレーシア等等、
たしかに口を開けている。

なぜ、日本の狛犬の(ん)は口を閉じているのだろうか。
これは日本人のコミュニケーションの本質が”阿吽の呼吸”にあるからだと思う。
「何も話さなくても分かりあえる。そんな家庭を築きたい・・」
まあ、昔日の亭主はそんなことを申していたようだが、
そういう夫婦にかぎって熟年離婚の憂き目にあうかもしれない。

現実の世界では”阿吽の呼吸”なんてあまりにご都合主義である。
何事も意見をはっきりと表明しないうえに、
文化の異なる相手にも”阿吽の呼吸”を求めるから紛争の因となる。

「竹島問題」先送り という”阿吽の呼吸”がもたらした産物である。


月寒川湿地帯の水芭蕉群生

2006年04月19日 | 札幌の風景
お気づきかも知れませんが、
「屯田物語」のタイトルの背景は札幌西岡の水源地に咲く水芭蕉です。
清新な雪解け水のせせらぎの音が聴こえませんか。


「里山の音の景色」という番組をみた。
 せせらぎ、こずえをゆらす風、鳥や蛙のなき声、水車がまわる音、
 お寺の鐘、土を耕す・・・

もし貴方が里山にきたとき、ちょっとだけまわりの音に耳を傾けてみよう。
いつかどこかに忘れてしまった風景を思い出すかもしれない。

山側の道では福寿草が咲いているらしい。
しかし、ここから駐車場まで雪のある 山道 を1.5キロも歩かなければならない。
もう少しあとになると、エンレイソウやヤチブキなどがみられるので、
そのときを楽しみに今日は帰ることにした。











風の香る街

2006年04月18日 | 日常
   
   その角を
   曲がれば
   風の香る街

    森村誠一


4ヶ月ごとの内視鏡検査結果は異常なし・・
ほっとしながら三省堂の喫茶室でコーヒを飲んでいる。
ここは新刊書を持ち込んでも構わない。
「写真俳句のすすめ」なら手軽に読めそうだ。

ここ何日か自律神経失調症気味であったが、
8月までの執行猶予のお蔭で、
やっと冒頭の句を味わえる気持ちになってきた。





西岡水源地から湿地帯を歩く

2006年04月18日 | 札幌の風景


先日の15日、水芭蕉の情報にひかれて西岡水源地へ出かけた。
鴨の遊ぶ水源地から月寒川にそって湿地帯がひろがっている。
雪解け水のとことこした流れのなかで、
真っ白な 水芭蕉の群れ(パノラマ) がとてもきれいだ。
どこまでも続く木道を歩きながら、
水芭蕉を洗う雪解けの空気を思いっきり吸い込んでみた。
















早春の百合が原公園をそぞろ歩く

2006年04月17日 | 札幌の風景
春といっても風が冷たいので手がかじかむ。
さすがに公園の外周の広い道にはほとんど雪はないが、
なかの遊歩道はまだザラメ雪がけっこう厚く残っている。



池の畔のマンサクの木、この花は昨年のものかな・・・
葉が枯れていたので、年越しのマンサクの花でないかと思う。
それにしては、花びらの黄色は鮮やかであった。





ユリの新芽がでていた。
名前はわからないが、ユリには間違いない。
7月~8月の 百合が原公園(昨年の夏) はほんとうに華やかである。
でも、植生のユリばかりではないよ。
野花もたくさん咲いているから、
一日おっても飽きないと思う。




石狩の海 春の海

2006年04月16日 | 札幌の風景


ハックルベリ・フィンの冒険じゃないが、ミシシッピーならず
石狩の湿地帯をぬけだして石狩の浜までやってきた。
あの水芭蕉の群れに夢中になって、
スノーブリッジを踏み抜いたのが運のつき。。
靴のなかまでグショグショ・・
やむを得ず裸足になって靴をはいたので、足元がこころもとない。

それでも、春の日差しは暖かく砂浜は気持ちいいい。
波は少し荒っぽいけど、先日からみればはるかに春である。
サンダルを持って来ればよかった。







石狩河口で水芭蕉の群生とあう

2006年04月15日 | 札幌の風景
 

きのうの札幌は今年の最高気温10度を超えたので、
少しだけ期待して 石狩河口大橋(パノラマ) の湿地帯へ出かけた。
なんと、たくさんな水芭蕉の蕾とまだ小さな花が・・・
久しぶりの春の野花にあえてとても嬉しい。

用心深く歩いたつもりなのに、
突然右足が雪を踏み抜いて水のなかへ・・
「冷たい・・」
靴を脱いでさかさまにすると、ジャーと水が流れてくる。
身体ごと水の中へはまらなくてよかった。








団塊の世代 妻から見捨てられるとき・・

2006年04月14日 | 札幌の風景
いよいよ団塊の世代がいっせいに定年を迎える。
日本経済を担ってきた企業戦士は第二の人生を夢をみながら
家に戻るわけだが、そう甘い未来はない。
いままで無視され虐げられてきた妻の報復がまっているのである。
ある日、唐突に夫は妻から三行半をたたきつけられる、
団塊世代の熟年離婚ブームの始まりである。

もし、貴男が退職金や年金の半分をもぎ取られたうえ
見捨てられたくなかったら、次の三か条を肝に銘じよう。
妻にたいして・・
 一、ありがとうといおう。
 ニ、ごめんなさいといおう。
 三、愛しているといおう。

これで、貴男は救われるかもしれない。
ちなみに私はただいま実践中・・

三日月湖にかかるモエレ沼橋から モエレ山の風景(パノラマ) を眺める。
イサム・ノグチ氏の造形美を堪能しながら気ままに歩くことにした。









早春のモエレ山を歩く

2006年04月13日 | 札幌の風景
4月のモエレ山公園である。
三日月湖のほとりにはフキノトウがチラホラ見える。
モエレ沼の橋を渡っていると、
キンクロハジロが泳いでいるのが見えた。
遠いからコンパクトデジカメで狙うのは難しいが、何枚かシャッターをきる。
このときは一眼レフがあればと思った。

三日月湖をはさんで、モエレ山とガラスのピラミッドを眺める。
二枚の写真を連結したが、早春の雰囲気を感じていただけるだろうか。

昨年5月の モエレ山(クリック) の風景・・
この時期になると緑も濃くなって辺りは明るく陽気である。 

4月10日
モエレ山公園の三日月湖畔の光景から・・

 



地球温暖化シュミレーションの恐怖

2006年04月12日 | 日常
地球温暖化の最大の原因は、
二酸化炭素等の温室効果ガスの増加による大気圏内への熱の蓄積である。
要するに二酸化炭素によって熱が大気に閉じ込められるということである。
横浜の地球シュミレータセンターのスーパコンピュータは
2,100年までの地球温暖化シュミレーションを計算した。(NHK教育TVで放映)
その影響については、地球の未来 の拙文をみてほしい。

このスーパーコンピュータは一秒間に40兆回の計算能力がある。
これは日本の人口を一億とした場合、
すべての国民が電卓をもって
いっせいに一秒間40万回計算した総量と同じである。
わかったようでわからない譬えだが。

人類はこれだけの科学技術をもちながら、
地球温暖化について抜本的な対策をたてられないでいる。

百年後、平均気温が4度あがると・・
札幌は仙台の気候になり、仙台は福岡の気候になるわけだ。
モエレ沼のフキノトウ も、いつ雪の中から顔をだしていいのか迷うだろうね。




4月10日 モエレ沼の畔