ここは塩狩駅の裏山、
旭川から移築した三浦綾子さんの旧宅がある歌碑の森。
そこに綾子・光世さんご夫妻の相聞歌八首が石に刻まれて展示しておりました。
肺結核で闘病生活を送っていた綾子の荒んだ気持ちを救ったのは幼馴染の前川正、
・・・そして恋。
しかし、彼も結核で命を奪われる。
再び虚無にとらわれ始めた綾子の前にあらわれたのは、前川の面影を持つ光世で
あった。
その頃に詠んだ歌だと思います。
まなざしも語る言葉も亡き君に似て
三浦さんは清しく厳し
相聞の歌を二首・・
新婚当時の暖かく穏やかな二人の気持ちが伝わってきます。
旭川から移築した三浦綾子さんの旧宅がある歌碑の森。
そこに綾子・光世さんご夫妻の相聞歌八首が石に刻まれて展示しておりました。
肺結核で闘病生活を送っていた綾子の荒んだ気持ちを救ったのは幼馴染の前川正、
・・・そして恋。
しかし、彼も結核で命を奪われる。
再び虚無にとらわれ始めた綾子の前にあらわれたのは、前川の面影を持つ光世で
あった。
その頃に詠んだ歌だと思います。
まなざしも語る言葉も亡き君に似て
三浦さんは清しく厳し
相聞の歌を二首・・
新婚当時の暖かく穏やかな二人の気持ちが伝わってきます。
高度経済成長の始まった日本の昭和30年代の最後の年に新聞連載の始まった、「氷点」はおそらく一世を風靡した小説でしたね。
北海道の方たちにとってはさぞかし思い出の深い存在であったことでしょう。
もう筋のほとんどを忘れ果てていますが、テレビドラマでは内藤洋子の可憐さが際立っていましたね。
いまあらすじだけを振り返ると、なんとおどろおどろしいことかとびっくりしますが、原作ではかなり緻密な描写で、惹きつけられて読み進んだ覚えがあります。
「歌碑の森」は緑のすがすがしいスポットですね。
新婚さんの歌も「それなりに」新鮮で好感が持てますね。
「氷点」の主な舞台は旭川の神楽見本林、わたしの旭川の家はここから
歩いて10分位です。
旭川に住んでいたときは、最高の散歩道でした。
「氷点」の本は読んでませんが、ドラマは印象に残ってます。
内藤洋子さん、いまでもきれいですね。
「歌碑の森」から5~6分歩くと塩狩温泉があります。
内湯だけの鄙びた温泉ですが、その古いところがいいのかもしれません。