屯田物語

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はまなすの実の赤の言い分

2005年08月07日 | 札幌の風景
   この夏は河口に立ちて石狩の
         海からの風、川からの風


暑い土曜日の昼下がり、
久々に石狩浜を歩いてきた。
石狩灯台の木道から石狩川沿いの散策路を通り、河口までの長い道、
ハマナスの赤い実、メマツヨイグサ、エゾカワラナデシコ、ハマボウフウが
あちらこちらに見られる。

石狩灯台とハマナスの丘ヴィジターセンター、
河口からの帰り、ヴィジターセンターでソフトクリームを食べる。
売店で両替してあげたら、ソフトは大盛りにしてくれた。(笑)



広大な丘はハマナスの実で埋まっている。
この実はナシのように見えて「ハマナシ」、訛って「ハマナス」になったとか。
実はジャムや果実酒にも使われる。

   手のひらにのせればとろりと溶けそうな
       はまなすの実の赤の言い分
                         俵万智




石狩川の砂地に腰を下ろして休憩、
メマツヨイグサ が川面から流れてくる風でそよいでいる。



   ここからは海となりゆく石狩の
       河口に立てば、立てば天啓
                         俵万智


ヴィジターセンターに俵万智さんの石狩三歌が掲示されていた。
白波と川の流れがぶつかっているところ、そこが海と川との境界線。


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4 コメント

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随分な言い分 (ぶちょうほう)
2005-08-07 10:58:28
春様 こんにちわ

PCを結局買い換える形になりました。

ハードディスクの画像データはプロの手によって復元し、昨日取り込みました。

メールの設定は今朝10時にやっとやり終わりましたが、メールボックスにはたくさんの迷惑メールが詰まっていました。

これからしばらくは、必要なソフトのセットアップなどをやりながら、ぼちぼち進めます。

いろいろご心配、ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。



石狩の浜、ハマナスの赤い実がトマトのようで不思議ですね。

果実酒やジャムにできるのならそのまま食べても毒ではなさそうですね。

どんなお味なんでしょうね。

「ハマナスの実の赤い言い分」・・・・万智さんの天真爛漫な表現には翻弄されますね。

こういう視点から見ずに、しかも型に嵌った表現方法しか持たなかった、現代短歌にとって与謝野晶子以来のサプライズであったことでしょうね。

小生は万智さんの言い回しに、粘着質な饒舌性を感じては居ますがそれをいやみに感じさせない、天性の何か一品、彼女は秀でているものがあるのでしょうね。

一番下の写真・・・やはり海は広い、大きいですね。
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ハマナス酒 (踏青)
2005-08-07 12:52:03
ハマナスの実の赤い言い分は判りませんが、

酒にしたらこの見事な色が出るのでしょうね、

ぜひ一度、ハマナス酒’味わってみたい!

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文法が正しいのか・・ ()
2005-08-07 18:00:08
ぶちょうほうさん、こんにちは!

そうですか、PCの買い換え、ほんとうにお疲れ様でした。

画像データが復元できるそうで、安心しましたね。

ハマナスの実の中にはたくさんのタネがあって、鳥がこれを啄ばみ、

タネをはきだすので、あちこちにハマナスが植生するとのことです。

「ハマナスの実の赤い言い分」、こういう表現にあうと自分も短歌をつくって

みたくなります。

文語調の短歌は格調はあるけど、文法が正しいのかどうかそっちの

方が気になってしまいますが、俵万智さんの歌集を詠むと、ひとつひとつに

物語を感じます。







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どんな夢を・・ ()
2005-08-07 18:03:57
踏青さん、こんにちは!

「ハマナスの実の赤い言い分」、こういう表現はわたしの心を刺激します。

「ハマナスの実の赤い酒」、はたしてどんな夢を与えてくれるでしょうかね。。

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