屯田物語

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変わりゆく海辺の風景

2005年08月08日 | 札幌の風景
8月の「ハマナスの丘公園」は熱気を含んだ草が生い茂っていて、
春から初夏にかけて砂丘を彩ったハマナスやエゾスカシユリの季節は終わった。

1970年代、人口の増加とともにここ石狩浜にたくさんの人たちが訪れるようになった。
しかも、車で波打ち際まで自由に乗り入れができたため、砂丘のアップダウンを楽しむ
サンドバギー車によって、砂丘の植生は踏みつけられて消失、
今では砂丘の地形そのものが崩壊してきている。

本来の石狩浜に自生していた植物がだんだん少なくなってきた。
美しい海岸を後世に残していくためにも、
なんとか環境の回復をはからなければならない。


エゾカワラナデシコ
ピンクの花びらもかなり暑さに参っている様子。



ハマボウフウ
浜防風と書くんだね。中国から渡ってきた薬用防風を誤ってついた名らしい。



ノコギリソウ
葉の切れ込みが鋸の目状なので、わかりやすい。


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6 コメント

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ブロッコリーみたい。 (たまご)
2005-08-08 11:55:36
ハナボウフがブロッコリーみたいですかわいい。

なでしこはかわいらしいですねそういえば、初めてなでしこみたかも。
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砂漠化が心配・・ ()
2005-08-08 12:52:33
たまごさん、こんにちは!

石狩浜はたくさんの野草をみることができます。

もちろん、ハマナスやエゾスカシユリが一番のうり?ですけど。。

でも、最近は砂の侵食が目立って、だんだん砂漠化していくようで

心配です。



暑い砂丘にピンクのナデシコ、ひときわ可憐な姿でしたよ。

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それぞれの個性 (ぶちょうほう)
2005-08-08 15:18:32
春様 日本列島の奥行きを感じさせてくれる花たちが揃いましたね。

エゾカワラナデシコ:繊細な表情にうっとりとしてしまいます。

カワラナデシコとの差異がわかりませんが、どちらも大和撫子に変わりないですね。

ハマボウフウ:セリ科の花たちは区別が難しいですね。

これを薬草にすると、たちどころに乱獲につながるのですから、不思議ですね。

化学薬品万能の今日でもこういうものに薬効を求める人たちが多いのでしょうか?

ノコギリソウはエゾノコギリソウかもしれませんね。花は地味ですが、こういう個性のある種類は興味があります。

石狩の浜にいつまでも残ってほしいものです。
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初めてコメントさせていただきます ()
2005-08-08 16:21:54
ヤマボウシにTBしていただき、ありがとうございました。屯田物語の「山帽子」も拝見いたしました。北海道らしい山帽子の咲き方、すてきです。

偶然でしょうか。以前から、こちらのサイトに時々お訪ねしておりました。すばらしい写真にいつも感動しております。

屯田防風林に興味があり、6月の訪札の折には行ってまいりました。風が爽やかでいい散歩道でした。

石狩浜へは1度行きました。いつまでも花が咲き競う海辺でありますよう。

ほんとに写真よく撮れています。カメラは何をお使いでしょうか?
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少々夏ばてか・・ ()
2005-08-08 21:45:12
ぶちょうほうさん、こんにちは!

積丹半島へ行ってきました。

きょうはまったくの快晴、空も海も真っ青で素晴らしい天気でした。

岬の湯の露天風呂から神威岬の写真を撮ってきましたので、近いうちに

紹介できればと思います。

エゾカワラナデシコのピンク色はあの石狩浜の景観といささかアンバランス?の

ような可愛いさでした。

少々夏ばての姿でしたが。。(笑)

ほんとうにいつまでもハマナス公園が残っていってほしいです。

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繊細な写真ですね・・ ()
2005-08-08 21:55:15
麻さん、こんにちは!

うわー、屯田防風林にいかれたのですか。

あまり手を入れてないところが魅力ですよね。

白樺並木がきれいですが、わたしは白樺花粉症なので少し苦手なんです。

麻さんのブログも訪問させてもらいましたが、わたしよりもずっと繊細で

きれいな写真ばかりです。

石狩浜もハマナスの季節がおわるとちょっと淋しくなりました。

北大の植物園もちょくちょく訪問されているとのこと、ひょっとしたら

どこかですれ違っているかもしれませんね。

わたしのデジカメは、FinePix F10 ですよ。

また、寄って下さいね。

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