屯田物語

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人間には死ぬ力がある

2009年11月29日 | 日常


癌で亡くなる方の割合は日本は世界一だとか、なんせ長寿国だからね。
わたしの父は享年97歳、死因は誤嚥性肺炎であったが、大腸癌にもかかっていた。

1000人以上の癌患者の最期を看取った鳥取県の徳永医師は語っていた。

「人間には死ぬ力がある。死を本人に悟らせたうえで、その準備をさせている・・」

それがあってか、死の前日まで家族に囲まれて笑っていた患者さんの姿が印象的であった。



立花隆さんは昨年膀胱癌の手術を受けている。

「もしも再発や転移が発生し、先がみえたとき、積極的な延命方法は取らない。
QOLが最低限保てる生き方を選ぶ。
人間は死ぬ力を持っている。死ぬまで生きる力を持っていたい・・」


こんなことを仰っていたが、わたしもそのとおりだと思っている。