屯田物語

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魔女狩り

2007年09月16日 | 日常
安倍さんの突然の辞意表明は残念なことである。
せめて、参議院選の直後であればと思うと、時期を逸した降板であった。

しかし、相変わらずマスコミは魔女狩りがお好きなようで、
朝青龍の次のターゲットは安倍さんと決まってしまった。
思考回路が素直な方はマスコミに煽られて安倍批判に同調している。

朝青龍や安倍さん、いずれも病気であるという、
もっとも、その真偽や病状の程度についてはわからないが、
すくなくとも病めるものにたいして石を投げつけることはやめるべきである。
日本人はいつからそんな情けない国民になりさがってしまったのだろうか。

北朝鮮の拉致被害者家族にとって、安倍さんは頼みの綱であった。
このあと、バランス感覚を自負する福田総理(要するに世渡りが上手いということか)が誕生すると、
拉致問題は置き去りにされそうだし、
従軍慰安婦問題についても、
日本は正当な主張のできなアバウトな国に成り下がってしまいそうである。

総裁選挙は派閥総取りの福田さんで趨勢は決した。
バブルの申し子である小泉チュルドレンは保身のための画策がみえみえ、
郵政造反議員の復党反対はそのためである。
彼らは当然反麻生に固まるだろうが、
次回の衆議院選挙では小泉チュルドレンの大半が落選するだろうと確信(期待)している。

安倍さん、真面目で一生懸命な方であったが、
身内に足元を救われて、可哀想な結末になってしまった。
これからだって、マスコミの執拗な偏向報道のため、有能な政治家がつぶされかねない。
われわれは、マスメディアに踊らされることなく、
自分の考えをもって判断する力をもつべきなのである。



新星の丘と、
そこにある美術館・・
新星館は新潟県から約200年前の古い民家を移築し、
2001年に須田剋太・島岡達三美術館としてオープンしたそうである。