屯田物語

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美しい三人の女性 泉の像

2007年06月04日 | 日常
堀辰雄氏の奥さんは多恵子さんと仰る。
堀ご夫妻は立原道造と親交があって、水戸部アサイさんとお会いになったことが書かれてあった。

”優しき歌の世界”多恵子さんの序文から・・

私はその夏の日、初めてアサイさんに出会った。
立原と同じ事務所に働く女性と聞いていたが、
いかにも立原さんの好きそうな楚々とした高原に咲く花のような感じを受けた記憶がある。
立原さんの没後、立原さんの周囲にいた友人たちはアサイさんの悲しみを汲み、
静かにそっとしておくのが一番だと思っていたようだ。
・・・
十年ほど前、追分にわざわざ訪ねて来られた時も私は留守をしていて会えなかった。
そのことをずっと残念に思っている。
アサイさんも今はもういない。


”泉の像”
これを見ると十和田湖の”乙女の像”を思い出す。
高村光太郎は智恵子をモデルにしたというが、どうなのかはわからない。
”泉の像”のモデルは誰なのかなあ。。

来年の東京同期会は青森というから、
本当に智恵子に似ているかどうか”乙女の像”をよくみてきたい。
でも、智恵子さんってどんな顔していたっけ。