屯田物語

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旭川6条教会 「塩狩峠」を想うとき

2005年11月23日 | 旭川の風景


明治42年2月28日、旧国鉄職員の長野政雄さんは、業務視察のため名寄から
旭川に戻る途中、急勾配で逆走した列車を自ら車輪の下敷きになって、
その暴走を止めた。享年29歳。
この実話を長野さんと同じ旭川6条教会に通っていた作家の三浦綾子さんが
『塩狩峠』として発表したのである。
旭川6条教会は三浦綾子著「氷点」でも重要な舞台となっている。

いまの旭川6条教会はすっかりモダンな建物になっていた。
きっと、いまでも長野さんや三浦さんに関する資料があると思うので、
近いうちにゆっくり訪ねたいと思っている。

今年7月21日の塩狩峠、
ちょうど峠にさしかかってきた電車を眺めながら、当時の悲劇を思い起こしていた。
 駅舎にあった句。。
 「政雄の碑 雪の降るまま 積もるまま」