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屯田物語

フォレスターとα6000が
旅の仲間
さあ、カメラを持って
出かけよう!

井上靖記念館と旭川彫刻美術館を訪ねて

2009年10月27日 | 西勝洋一


歌人 斎藤史さん直筆の歌が展示してあった。

 つゆしぐれ信濃は秋の姥捨てのわれを置きさり過ぎしものたち

                          史


この短冊は「西勝洋一氏所蔵」とのことわり書きがあって、
思わぬところで友人の名前をみて嬉しくなる。

井上靖記念館で旭川ゆかりの歌人 斎藤瀏・史展が開かれているが、
史さんと交流のあった若山牧水の歌碑が春光台にあるというので訪ねてみたい。



そしてお隣は旭川彫刻美術館・・



中原悌二郎の常設展・・
自分にはこの著名な作家の彫像を理解できる感性もなく、われながら絶望的であるが、
この建物は「旧旭川偕行社」で国の重要文化財に指定されていて、
それは歴史的にも興味のあることだ。

旭川偕行社は日本帝国陸軍第7師団が旭川に設営されたときに、
将校たちの社交場として1902年(明35)に建設された。


しかし、この階段を這うように横たわっている長いものはなにを表現したかったのか?

ただ受付の女性から云われたひと言・・

「階段をあがるときは頭をぶつけないようにご注意ください」



晩秋の神楽岡公園

2009年10月18日 | 西勝洋一


12日までのつもりが、
なにやかやと事情があって一週間も旭川に居ついてしまった。
まあ、それだけ親孝行?をしたことになるのでよかったと思う。

そんな時間の間隙をぬって、気の向くまま近郊をまわってきた。

神楽岡公園はとても身近なところ、
突然の雨にも逢ったが、これぐらいの降りでは傘を差す気にはならない。
それだけ慣れ親しんだところなのである。



西御料温泉で「旭川だより」をみていたら、
井上靖記念館で斎藤瀏・斎藤史展が開かれているというので、
訪ねてみようかと思った。
お二人は旭川ゆかりの歌人ということである。




タラバ蟹

2009年01月06日 | 西勝洋一
同期の西勝洋一君のエッセーが、
北海道新聞夕刊(2009年1月5日付)に掲載されたので、
新聞一面丸ごと紹介!


M先生というから、昨年亡くなったM君かと思ったけど、
彼は美術でなく国語の教師であったか。

タラバ蟹の歌が愉快。
”どでんと座り”このフレーズがなかなか新鮮で、
でっかい蟹がいまにも食卓のうえでもぞもぞ動きだしてしまいそうな気配を感じる。
北海道は毛蟹のイメージだが、
ダイナミックな食べ方ができるから、わたしはタラバのほうが好きかも。



赤レンガ

2008年10月11日 | 西勝洋一


 秋こそは光つよまれ たわやすく姿勢を変えてゆく友の背に     西勝洋一

西勝君は高校の同期です。
歌集に「未完の葡萄」「コクトーの声」「サロベツ日誌抄」などがあります。


昨日の旭川東高同期会は40人位の出席者があって、とても盛会であったそうな・・
ところで、わたしたちの卒業年度は昭和35年(1960年)だから、
五十周年目は2010年、あと二年とせまった。

兄は第六期、姉は第七期卒だが、五十周年の同期会には九十名前後の参加があったというから、
わたしたち第十期も例年の倍は集まると思う、
幹事さんにはお疲れ様といまから申し上げておこう。

赤レンガの道庁前・・
市内は紅葉の走りを迎えているが、ニセコや定山渓は今が見頃なんだろうな。