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針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

ダイアの房飾りを持って(復路)

2018-12-23 19:02:54 | 三銃士の世界

 

ダイヤの房飾りを取り戻したダルタニアンにバッキンガム公爵から、物凄い駿馬を送られてイギリスを後にして、フランスへの帰路に就くわけだが、

 バッキンガム公がアンヌに会いにいく秘密の経路を使って帰る。(今で言う不倫ね)と詳しい説明をしたいのだが、何故か早くパリの街に付いて欲しいという願望が先に立ってしまって、此処にあげた街なんか全くと言って覚えてないね。何処かの宿の亭主に「フォワワード」(前へ)といった合い言葉とかポルトスがバッキンガム公から貰った駿馬と鞍を博打(ランスクネ)でイギリス人に巻き上げられてしまったとか端々でしか覚えてまへ~ん。ポルトスの肩を持ちますが、当時イギリスとフランスは敵対国でありまして、敵からの贈り物なんてちっとも嬉しくなかったんですね。

まずはロンドン塔です。此処からダルタニアン、プランシェ一行はパリに向けてあたふたと帰る訳です。

       

 日本の界隈を見ている我々としましては、フランスの街々は特徴のある町並みです。A,ディユマは三銃士を書き上げるのに此等の街々を丹念に回って歩いたんだろうね。

 

① Saint-Valery ( サン・ヴァルリーの港)       Blandy(ブランジー)

      
③ Neufchâtel(「金の鋤【Auberge de la Herse-d'or】)④ Rouen(ルーアン街道)アラミスが家事上の用向きででかけた
 
                            
⑤ village d'Ecouis「フランスの楯【Ecu-de-France】」 ⑥ ポントワーズ Pontoise
説明 エクイ村
 
 ダルタニアンはまんまとパリに到着してトレヴィル隊長邸に趣き、その足で宮中のボナシュー婦人の元に。無事アンヌ王妃の元にダイヤの房飾りを渡す事が出来たのだった。追記このあと、別れた銃士を探しに出かける旅に出ます。
 
この事を知ったリシュリュー枢機官は激怒した訳だが、其処は度量のある枢機官、ダルタニアンを銃士隊副隊長に推挙した。
ここで所謂少年少女文学の「三銃士」は完結となる訳であります。
 
此れから、アトスを始めとする三銃士は各々の向かう処散り散りに分かれて行きます。いわゆる20年後へと舞台は移って行きます。アトスは、アラミスと一緒にフロンド派(貴族の反乱)ダルタニアンはポルトスと王宮派になりフロンドの乱へと突入して行きます。アトスはチャールズ1世の遺言通りチャールズ2世の王政復古を成し遂げたりします。