今、貴ノ岩の暴力事件で、彼が引退を決意する処まで来ていますが、「考えが甘い」「自覚が無い」という失望の意見が出ています。これは大変尤もな事です。たまたま、貴ノ岩が目立っていたので、発覚してしまったが、陰ではどの部屋だって毎日躾と称する暴力は起きている。残念なのは本来は日馬富士に非があるのに、この事件によって、「貴ノ岩にも原因があったからだ」という、風潮が生まれてしまった事だ。
ただ事の始まりから考えると、根本は相撲協会が暴力を受けた、貴ノ岩、貴乃花部屋をちっとも擁護しなことから始まっている。擁護しないばかりか下手をすると、日馬富士の方ばかり取り上げていた位だ。
それは日馬富士の引退に伴う、断髪式、2億にもなる退職金。協会を擁護する検察上りの理事、創価学会の会員である池坊は池田がモンゴルの大統領から勲章を貰っている関係から、最初から白鵬の味方をしていた。これは見ていて胸糞が悪い位気持ち悪かった。貴ノ岩の本国へ行って、日馬富士の事件の誤解を説明する位の事をしても良かったんじゃないかね?。
本来なら、貴ノ岩の治療代、病院への見舞、休業補償の話が出てもおかしくないだろ。北勝海の八角理事長、尾車、芝田山等が裏で画策していたことは周知の事実だからしょうがないのだけど。貴乃花も協会を拒否していたが協会も全くといって、治療費の立て替え等の話をしていない。その位してももおかしくないだろ。
とうとう、しらを切って相撲協会は逃げおおせてしまった。貴乃花の他を入れない一方的な行動も結果、悲惨な結果を招いてしまいましたが。もっと軍師になる人を味方に付けて行動を起こしていれば結果が違っていただろうにね。「子供を命に替えても衛る」と言っている割にはさっさと相撲協会を引退してしまいました。
これでは貴乃花を守る人も結果出てこなかった。別の話になるが、若貴がもてはやされて、明大中野に進学した頃、春日野は同じ明大卒。二人は横綱になってしまったので、手も足も出たくなったのだが、嫉妬をしたとしてもおかしくないね。暴行事件があった頃春日野の部屋でも暴行事件があったのだが、片方は嫌がらせを受けたのに対して、春日野は全くといって沙汰なしで終わった。
ただ、ちょっと変なのは此処に来て、夫妻が離婚したという事だ。よく古代中国なんかでは家族に類が及ばないように息子をわざと勘当したり、離婚したりすることがあるからだ。退職後、八角理事長は貴乃花が議員になる事を物凄く恐れていたという事だ。本人は「ありえない」と一蹴してましたがね。
鈴木大地のスポーツ科学長長官は、大相撲、日大アメフトの違法タックル、その他いろいろテレビ画面に出てきましたが、結局何もしないで終わってしまった。またこれを書く事がありそうですな。