昼の芝公園には、犬仲間が沢山集まってくるのだが、何時の日だったか、パスカル・ニュートンママ、ハルママ、小〇みどりさんとかが、昼のお話相手なんですな。
その中に大島さんって方がいて、どうも針の家の方の人らしい。最初大島製作所さんの方かと思っていたら、どうも、違うらしい。だんだん根掘葉掘(こう書くんだっけ?)聞いてみると、なんと、針の小学校からの同級生の八百正の大島君の女房殿と言う事が判明した。「なあ~んだあ!」畳屋の白井君、八百屋の大島君とは学校こそ違え、塾が一緒だったので、ず~っと馴染みだったんだよね。ましてや最近は熊野神社のお神輿でも、町会同士で盛り上げている仲間でもあるのだ。
最初は昼辺りから散歩に出ている針の事を凄く「胡散臭い」って思っていたらしく、なかなか打ち解けて話しもしなかったのだが、いざ話をしてみたら、なんのことはない、大島君のかみさんだったわけ。世の中広いようで狭い。
その女房殿が「手打ち蕎麦の名人」ときたもんだ。2・8、十一、十割とどんな打ち方も出来て、それも大変美味しいと皆さんから絶賛されているのだ。
・・・で何時の時だったか、「ネー、女房殿、針にも蕎麦食べさせてくれよー」と図々しく、しつこく言ってたら、なんと蕎麦を打って持ってきてくれた。
2・8、十一、十割のそれぞれに使うそば粉が違うんだって!。それぞれ、適正があるんだってさ。へーそれは知らなかったよ。
これは後で聞いたのだが、㌔/700円~何と1000円を越すそば粉もあるんだってさ。蕎麦屋さんで、あの笊に乗って、1000円~という蕎麦があるのも決して高いものではなかったんだね。
流石名人だ。実にい綺麗にうってあるぞ。何でも、一回沸騰させて、麺を入れ、もう一度、湧き上がって10秒で、出して冷水で締める。
実に綺麗に切ってある。そして食べてみると、すごい腰がある。 香りもいいし、食感がたまらないぞ。3玉の内2玉を食べて明日にも残りを食べようと思っていたら、うちのかみさんが「どれどれ」と言って、残りを食べてしまった。
蕎麦打ちも此処までの境地になればさぞかし楽しいでしょうにね。針もやりたいと思ってたが、最初から打つのはしんどそうですからね。近くにこういう人がいるなら、また作ってもらおうっと!。