美雨のひそひそ、こちょこちょ

心の世界と現実世界の接点を探究している美雨のブログです。よろしくお願いします。

松輪サバの呆れた実態

2021年12月04日 10時36分07秒 | グルメ お料理
この記事は生前の上原美雨さんの遺稿です。なので美雨さんに質問等はしないでください。
編集管理代行者・チームエンライト おにゃん、保津美、佐七(さな)
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昔は下魚の扱いだったのに、高級魚へと出世するケースがあります。
有名なのはマグロです。
昔は下魚の扱いでした。中でもトロは「下の下」と言われていて、捨てられることも多かったのです。

鯖も昔は下魚だったのに、今はブランド鯖が人気を呼んでいます。
すっかり高級魚になりました。
「東の松輪サバ・西の関サバ」という言葉があります。

漫画・美味しんぼの2巻では葉山沖の根付きの黄金サバが紹介されていました。
高級ブランド化する鯖は、根付きの鯖が多いですよね。
少なくとも業者はそのように説明しています。


「美味しんぼの黄金サバの正体は松輪サバだ」と断定する人が多いです。
本当でしょうか?
私は疑問を抱いています。

全てのブランド鯖が根魚とは限らないからです。

松輪漁港がある三浦市の松輪付近は、場所的に葉山町に近いですが、決して同じ場所ではありません。
松輪サバの全てが根魚とも限りません。
根付きじゃない地魚が混ざっている可能性があります。

まあ近海のサバが多いとは思いますが、
「地魚=根魚」ではありません。

でも美味しんぼに登場する黄金サバは「葉山の根付きのサバ」と限定しているのです。
両者は明らかにイコール関係じゃないですよね?

そもそも高級なブランド鯖の真価は、根付きかどうかだけで決まるわけじゃないんです。
漁法や後処理も含めた総合的な技術が、そのブランドの価値を高めているのです。
なので松輪サバをいちいち美味しんぼの黄金サバに結び付ける必要はないんです。


種明かしをすれば…
松輪漁協のサバ船団は松輪漁港だけで釣ってるわけじゃありません。
釣れない時は節操もなく東京湾にも葉山沖にも行く…。それが松輪の鯖船団の実態です。


なのに松輪漁協は「三浦沖の松輪漁港で獲れたサバが松輪サバです」などと説明しています。
結局、松輪漁協のサバ船団が釣った鯖を「松輪サバ」と名付けているだけで、根付きではない・地魚でもない鯖が混じっているのです。
ブランド商法ですよ。
すごい姑息なものを感じます。

松輪サバの評価が大きく分かれる理由がこれです。
「すごく美味しい」という声が多いけど、「大したことが無かった。関サバに遠く及ばない」という声も多いのです。


当たり前じゃないですか。


当たりクジと外れクジみたいな感じかな…。
私は本当はそういう区別はしたくない。
本物じゃない松輪サバだって立派な一つの命です。

ですが、松輪サバと言いながら松輪とは異なるサバも扱っているのは、お客さんを騙していることになります。

「地魚料理 松輪」という料理屋さんがあります。
みうら漁協の松輪支所が運営している食堂です。
先日ホームページを見たけど、あの誇大広告みたいな内容は正直ムカつきました。


話のついでに、小ネタも紹介します。
釣りに詳しい人のサイトに面白いことが書いてありました。
「美味しんぼの山岡士郎が船に乗り、両軸リールをロッドの下につけて黄金サバを狙うシーンがある。作者が釣りを知らないことがよく分かる」

美雨も釣りの専門知識が無いので、作者が具体的に何を知らないのか分からないのですが、とにかく何かが間違っているみたいです(笑)。


私は正直、ブランドなんて二の次かもしれないと思い始めています。
ブランドに関係なく、食べて美味しかったら「美味しい」
不味かったら「不味い」

もちろんブランドの全てを否定するわけじゃないですよ。
私は鶏卵は後藤孵卵場の、さくら卵ともみじ卵を選んでいます。
本当に美味しいからです。


ブランドって信用商売なんですよ。
「このブランドなら安心できる」という信用の上に成り立っているんです。
なのに、その信頼を裏切るような業者もいるってことです。

なので最後は自分の舌を信じるしかないですね。
情報を食べるんじゃなくて、自分の舌で先入観なく味わう。


高級魚・下魚という分類がそもそも気に食わないです。
マグロに対する評価の変化が物語っています。
関サバだって本当に評価されたのは80年代の終わりから90年代にかけてですよね。もともとは安価で取引されていた鯖でした。


私はお嬢サバ唐津Qサバがもっと評価されてもいいと思います。
養殖なのでいまいち高い評価が得られていませんが、これこそ根魚そのものでしょう。
養殖ですから、ずっと同じ場所で暮らしているのです。まさに根付きのサバです。

しかも、お嬢サバと唐津Qサバは厳格に管理されているので、寄生虫アニサキスの問題も発生しにくいわけです。

回遊しない根付きのサバは、何故か味が良くなります。
全国のブランド鯖はみんな根魚か地魚です。
それならお嬢サバや唐津Qサバみたいな養殖魚こそ、味を大きく向上させる可能性を秘めていると思います。

養殖技術の更なる進歩によって、養殖のサバは超高級魚として評価される日が来るかもしれません。

正直、天然のブランド鯖は、本当に根魚かどうかの証明が出来ていません。
確かに遠くまでの回遊はしないけど、わりかし自由に泳ぎ回り、たまたまブランド鯖の漁港まで来た時に釣りあげられる可能性もあるわけでしょ?

サバに限らず、お魚の味を良くする秘訣は活け締めと神経締め(神経抜き)です。
その技術の良否こそが味を大きく左右します。
なので厳格に管理された養殖サバこそ、最適な活け締めや神経締めを実行しやすいと言えるでしょう。
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新しいキャンプ飯の試作品

2021年12月03日 12時57分38秒 | 野外料理・キャンプ
この記事は生前の上原美雨さんの遺稿です。それゆえ美雨さんに質問等はしないでください。
編集管理代行者・チームエンライト たれ蔵、門倉りく
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いま、次のキャンプに向けて、新しい料理の試作品を作っています。
納得できる味になったら、キャンプでも作ります。

でも失敗も多いんですよね、
設備の整った自宅のキッチンで上手くいっても、キャンプでは失敗することがあるんです。
私たちのクラブは管理キャンプ場も利用しないので、しっかりしたカマドも使えません。

キャンプ地に大きな石がたくさんあったときは、簡易カマドも作れるのですが、なかなか良い形の自然石が無いので、調理中に崩れ落ちたりします。
なのでほとんど焚火で調理します。
火加減が難しいです。風が吹いただけで火の強さが変わりますし。


キャンプ飯では手の込んだものは作れません。
食材の調達のために日中はずっと歩き回ってます。夕方までかかることもあります。
なので調理に時間をかけられないわけです。

野草・山菜もただ使えばよいってものじゃありません。
アクが強い野草は、アク抜きに時間がかかります。
なのでアクの少ない野草を選び、短時間で調理します。

たとえばフキを使った料理ですが、家で作るときは丁寧に「板ずり」します。フキにお塩を振って、まな板の上で転がすわけです。
でも、キャンプの時はそんなことまでやっていられません。

また、同じフキでも春と秋ではアクの処理方法が異なります。
春のフキは柔らかいし、アクが少ないので、茹で湯を一回替えるだけです。
逆に秋のフキは固いし、アクもどんどん出るので3~4回ぐらいお湯を取り替えます

だから秋のフキはキャンプでは使わないです。
下処理だけでも時間がかかり過ぎます。

キャンプでのフキ料理は、豆板醤炒めがメンバーに好評です。
美雨は個人的に、タケノコと一緒に和風ダシで炊き込むのが好きですが、微妙な火加減が必要なので、キャンプでは難しいです。

キャンプの夕食は、メンバー全員、へとへとになるまで行動した後ですから、辛い料理が好評です。
なので豆板醤のような調味料が重宝します。

試作でコチュジャンを使ったこともあったのですが、なぜかピンときません。
単に「美味しさ」という点ならコチュジャンの方が美味しいんですよ。旨味成分が複雑で、味に膨らみがあります。
でも、フキだけを使った炒め物ではパンチが弱かったのです。

野菜炒めにコチュジャンを使ったら、こちらは美味しかったです。
数種類の野菜やお肉を使うので、コチュジャンとの相性が良かったのでしょう。
でもフキだけの時は豆板醤の方が相性が良かったです。


私は市販の調味料を使ってますが、味にこだわる本格的なお店では、豆板醤やコチュジャンも手作りしているそうです。自家製ってわけですね。
オリジナルの辣油を作ってるお店もありますね。

私も一度挑戦しようと思ったのですが、止めました。
この種の発酵調味料は、素人の生半可な知識では到底作れません。

文化的な背景も考える必要があります。
私は和食文化で育ったので、中華料理や韓国料理はあまり詳しくありません。
でも、その国の命ともいうべき発酵調味料を、素人の浅知恵だけで何とかしようとするのは傲慢だし、越境行為だと思うんです。

そんなことに時間と頭を使う暇があったら、日本料理の腕をもっと磨きたいです。

なので自宅でお料理するときは和食が中心です。
ただキャンプの時は状況が状況ですから、参加者の体調が普段と違うわけですよ。
体調が変われば、味覚も変わります。

なのでキャンプのときは料理のジャンルを考えず、垣根を取り払って、いつも以上に柔軟な発想で取り組むようにしています。

食材の現地調達主義では、自分が理想とするような食材が手に入るとは限りません。
逆に、思いがけない宝物と出会うこともあります。
なので臨機応変に対処できるように心掛けています。


キャンプでは簡単な炒め物が多いです。
野草をゴマ油で炒めて、味付けするだけの時もあります。
そのときは家から油揚げを持ち込むこともあります。ちりめんじゃこの時もあります。

家でもよく作りますよ。ただし自宅ですから、野草を使うとは限りません。
小松菜を油揚げと一緒にゴマ油で炒めて、簡単に味付けするだけで、とても美味しい。
大根の葉でも良いです。

基本的に葉っぱ類はシンプルな炒め物がよく合いますね。
油はゴマ油です。
葉っぱ類は、味と香りが強い種が多いです。癖も強いです。
だから、これまた風味の強いゴマ油とよく合うのです。

フキの葉だって立派な料理になるんですよ。
「苦いから食べられない」と言う人が多いですが、工夫次第でフキの葉も美味しい料理になりますので、皆さまも是非トライしてみてくださいね。

有名なのは「フキの葉みそ」ですよね。今回はこれを紹介しちゃいます。

フキ味噌とは違うので、混同しないでください。あちらは「ふきのとう」を使います。
フキ味噌を初めとするフキノトウ料理のコツは下の2本の記事をご覧あれ。
「一人でフキ料理に挑戦するお」
「若い命の息吹」


では、フキの葉みそのレシピを書きます。
基本的にはフキの煮物と同じように、お醤油、日本酒、味醂、お砂糖で味付けするのですが、味噌も使うところが違います。
というか、味付けの主役は味噌だと思ってください。醤油は脇役です。

まずフキの葉をよく洗い、汚れを落としておきます。茶色っぽく変色していたり、傷んでいる部分は取り除いてください。
お湯が沸騰したら中火に切り替え、フキの葉を入れ、5分間ぐらい茹でます。
箸でかき回したり、上下を引っ繰り返してください。

茹で終わったら、ボウルの水に一晩浸しておいてください。余計なアクと苦味を抜くためです。
途中で水を取り替えると尚良いです。

一晩・または半日ぐらい経ったら、味を見ます。苦味が強烈に残っていた場合は、茹でて冷水にひたす工程を繰り返してください。
ほんのりした苦味を感じる程度なら、その苦味は残しておいて大丈夫です。

ボウルの水からフキの葉を取り出し、両手でぎゅーと絞ります。水気をよく切るのがコツです。
その後、フキの葉をみじん切りにします。

フライパンにゴマ油、日本酒、お醤油、みりん、お砂糖、味噌を入れ、ヘラでよく混ぜ合わせ、練ります。
次に弱火にかけ、調味ダレがぷくぷくして泡立ってきたら、フキの葉を入れて、混ぜ合わせます。

調味液にお砂糖と味醂が入っているので焦げやすいです。それを防ぐために、よくかき混ぜ、弱火を保ったままで5分ぐらい炒めてください。

水気が減り、調味ダレの粘度が増したら、かつお節、炒りゴマ、鷹の爪の輪切りを入れ、よく混ぜます。
火を止め、後は余熱に任せます。
粗熱が取れ、冷えた頃には味が十分に馴染んでいるはずです。

ご飯に乗せて召し上がれ。
おにぎりの具にもなります。
味のアクセントとして、山椒の実を少し混ぜても美味しいです。

ネットを調べたら、苦味を消すために豆板醤を入れるレシピもありました。
それでも良いのですが、普通の味噌を主体にしてください、豆板醤は少しでいいでしょう。
通常は鷹の爪だけで十分です。

作ってる途中で味をみて、まだ苦味が強いときは、味噌かお砂糖を足してくださいね。
味噌はフキの葉の苦味をうまく包み込んでくれます。
少しぐらいの苦味ならイイじゃないですか。それが大人の味っていうものですよ(笑)。

過去記事で書いたように、私は味噌とゴマ油を合わせるのが苦手でした。クドイと感じたのです。
なので、ずっとオリーブ油を使ってました。
でも、あらためてゴマ油を使ってみたら、すごく美味しく感じました。
私も成長したんですね(笑)。

大人の階段を昇り切った老猫みゅうみゅう
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現代人は舌バカになった

2021年12月02日 10時25分37秒 | グルメ お料理
この記事は生前の上原美雨さんの遺稿です。それゆえ美雨さんに質問等はしないでください。
編集管理代行者・チームエンライト 恵美架、樹里、門倉りく
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以前、大分県でとても美味しいお刺身を頂きました。
関サバです。
すごい旨味でした。なのに過剰な味じゃなくて、バランスが絶妙なのです。

(大分名物の「かぼすヒラメ」も絶妙でした。養殖ですけど、餌にかぼすの果汁を混ぜていて、雑味のない香りと味です)


一度でも本物の関サバを頂いたら、マグロのお刺身は物足りなくなります。
マグロの赤身は旨味が薄いのに、妙に鉄っぽい癖があって・・・。
カツオもやっぱり旨味が薄いです。

はっきり言って、私の中ではマグロもカツオも下魚です。
昔の人もマグロを下魚として扱っていました。

私は本来「高級魚・下魚」いう分類は嫌いです。
マグロやカツオに罪はありません。
でも、世の中の食通たちが偉そうに「これは高級魚」「これは下魚」と決め付けるので、私も同じ言葉を使ってみました。


いろいろな意味で、現代人は「味覚音痴」になったのかも‥‥。
舌が肥えたのではなく、鈍化したのだと思います。
成長ではなく、退化です。

ラーメンの鬼・佐野実さんは「同じ味を続けていると数年以内に『まずくなった』と思われてしまう。だから常に研究を重ねて、ラーメンの味を変え続けている」と語っていました。

所沢市にある長浜ラーメンのお店・よかとでは、お客さんから「昔に比べて味が薄くなった」と文句を言われました。
でも実際には開店当初よりも豚骨の量を増やしていたのです。
濃くなったのに、薄いと感じるなんて…。


日本マクドナルドの創業者・藤田田(ふじた でん)氏は、「うちは毎年ハンバーガーの味を強化しています。でないと『まずくなった』と悪評が立ち、売れなくなってしまう」と語っていました。

つけ麺の発明者・山岸一雄さんの東池袋大勝軒は、90年代の半ばまでは「こってり濃厚な味」という評価だったのに、いつの間にか「さっぱりした味」と言われるようになりました。


やっぱり現代人の舌は狂ってるとしか言いようがありません。
妙に脂ぎったクドイを欲しがっています。
舌が鈍いから、強い刺激を求めるようになった…。

牛肉だって今は脂だらけの霜降り肉が珍重されています。
松坂牛や神戸牛のサーロインなんて脂身の比率が半分以上ですからね。
その分だけ赤身が少ないので、うまみ成分の肉汁も少ないってことです。

旨味が足りないブランド牛を有難がるなんて……馬鹿みたいな話です。

そろそろA5信仰から脱却すべきだと思います。
ここ20数年で同じA5ランクでも脂の量が驚くほど増えました。なんでそこまでエスカレートしたのでしょうか?
ブレーキの利かない車が暴走してるみたい…。狂ってます。

そんな馬鹿げた霜降り肉を作るために、お牛さんを放牧させず、狭い牛舎に閉じ込める。
牧草を食べさせず、穀物飼料ばかり与える。
ビタミンAは制限する。
ビールを飲ませて、体を太らせる。

そんな不自然で不健康な牛の肉が美味しいなんて、信じられません。


本当に美味しいのは岩手県の日本短角種(いわて短角和牛)だと思っています。
値段は高いですけど、赤身の旨味が豊かです。しかも過剰な旨味ではありません。程良いのです。
熊本県の褐毛和種(くまもとあか牛)も素晴らしく美味しいです。

不健康な食物を美味しく感じる人は、自分の体も不健康になっているのかもしれません。
美雨も体調が悪いときは化学調味料の尖った味が美味しく感じるときがあります。


味覚って齢を重ねるごとに成長するものだと思っています。本来は…。
子供の頃は単純で分かりやすい味を好みます。脂っこい料理も好きですよね。
でも大人になると、細かい味・ほのかな味も好きになってきます。

漫画・美味しんぼ 23巻で、落語家の快楽亭ブラックが、他の門の三八師匠と寿司屋で会食しました。
ブラックさんは大トロの握りを何度も注文しました。
その様子を見ていた三八師匠が寿司屋の主に問いかけます。

「寿司屋の目から見て、トロばかり注文する客は怖いか?」

店主が答えます。
「トロより白身を中心に注文なさるお客様の方が怖いです。味のよく分かるお客さんってことで。
そんなお客さんにおかしな物を出すと叱られます」

「トロの旨味ってのは脂の旨味です。単純で一本調子の味です。子供にも分かる味です。
ところが白身の味は蛋白でサッパリしてますが、魚により、その部位により、複雑玄妙で奥が深い」


食通と呼ばれる人たちは本当に味が分かっているのでしょうか?
まあ、彼らも鯛のような高級な白身魚には高い評価をつけていますが、最後は結局、大トロに行きつくわけですよ。
お寿司屋さんでも料亭でもマグロが一番高いです。

これが今の日本料理界の悲劇だと思います。
子供でも分かる味の大トロに高い値を付けてしまう。
本来は、人生の酸いも辛いも噛み分けた人にしか分からない「複雑玄妙な細かい味」のお魚に最高の値を付けるべきだと思うんです。

美雨のお父さんが言ってました。
「同じ魚でも子供の時に食べたものより確実に脂が多くなってる」

子供でも分かる味の魚に最高の値が付く日本料理界と、それを支える食通たち…。
激しく疑問を感じます。
もちろん味覚は人それぞれなので、脂がキツ過ぎるものを美味しいと感じる人は、それで良いと思います。

でも世の中全体が右ならえのように濃厚路線に走ってる現状は、やっぱり異常だと思います。


ラーメン業界も酷いですよ。
90年代に東京で魚介豚骨ラーメンが登場し、2000年代に入るともっと濃厚な豚骨魚介つけ麺がブームになりました。
とても分かりやすい味です。子供でも分かります。言い換えれば幼稚な味。

この超濃厚な豚骨魚介つけ麺は、あっという間に全国に広がりました。
つけダレに魚粉をいっぱいぶち込んだつけ麺も大人気。
六輪舎が火付け役だったと思います。

だけど…美雨はこの魚粉入りのつけ麺を食べて、気持ち悪くなったんです。

魚粉は主にかつお節や宗田節など節系の素材を粉にしています。煮干しの粉末を混ぜるお店もあります。
いずれの素材もダシを取るのに欠かせないですが、そのとき大事なのは「アクを取る」ことです。
アクの成分が入ってるからアクが出るんです。

なのに、その素材をそのまま全部つけダレに入れてしまってる。
美味しいけど、変に濁ってる。
いがらっぽい。
でも、その問題に気付かずに、旨い旨いと喜ぶ客が多いわけです。だからブームになった。

つけダレのスープが濃厚すぎるから、魚粉のアクの問題が目立たなくなった。だから気付く人が少ない。
でも、私はなぜか気付いたんです。

私は感覚の優れた人ではありません。
生まれつき鈍い人でした。
でもお婆ちゃんとお母さんがいつも美味しい手料理を食べさせてくれた。

ダシに気を使い、素材の良さを素直に引き出したお料理をいつも食べさせてくれた。

私はそういう味とともに育ったんです。
両親に感謝しています。
グルメブームの空虚で情けない実態に気付くことが出来る感性を育ててくれたんです。


濃厚な魚介豚骨つけ麺ブームの後は、淡麗系ラーメンが台頭してきました。神奈川の有名店が発祥です。
でも、淡麗系とは名ばかり…。
確かにダシはサッパリしてるけど、ダシに使う素材の種類が多すぎて、味が複雑になり過ぎた。旨味が濃すぎるし。

しかもスープの表面には大量の脂が浮いています。
サッパリした味をわざわざ阻害しているんです。

麺も低加水で、表面はピカピカとテカってる麺。まるでプラスチックです。
麺が固すぎて、パッツンパッツンした歯ざわり。
ダシと麺がぜんぜん合っていません。

ですから、淡麗系と言うけれど、昔ながらの東京ラーメンとは似ても似つかない。

私は昔のラーメンの詳しいことは知らないけど、子供の時からお父さんに連れられて、昔の本物の東京ラーメンを出すお店によく通ってましたから、本物のさっぱり淡麗なラーメンの味を知っています。
今の淡麗系ラーメンは紛い物です。
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ロッククライミングに初挑戦したお

2021年11月30日 20時53分34秒 | 野外料理・キャンプ
この記事は生前の上原美雨さんの遺稿です。それゆえ美雨さんに質問等はしないでください。
編集管理代行者 チームエンライト
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美雨が初めて岩登りにチャレンジした時のことを思い出します。
奥多摩には岩登りの名所がいっぱいあります。
日原の御前岩、鳩ノ巣駅の南側の越沢バットレス、氷川の屏風岩、馬頭刈尾根上のつづら岩、天狗岩…。他にもあります。


ある日メンバーから「次回はロッククライミングもするから、ヘルメットも用意しておいてくれ」と言われました。
ビビリました。
だって、体にザイル(登山用ロープ)を着けて、何十メートルも登るんですよ。越沢バットレスでは何度もザイルの切断事故が起こっています。

危険すぎるし、そんな怖い思いをするなら「沢登りの方がいい」と思いました。
奥多摩は沢登りの名所も多いし・・・。

でも、山のベテランに言わせると沢登りの方が危険らしいです。
ほえ~。
そうだったんですか…。

なんか色々と自分の無知を恥じました。
奥多摩は地元とはいえ、今までの経験は「山道があるところを歩いて、ときどき脇の森林に入って野草を採っていた程度」でした。
本格的な登山マニアと比べたら、美雨の経験値は未熟すぎたんです。

沢登りはあまり経験が無かったし、岩登りは一度も経験が無かったんです。

そんなこんなで、どんなヘルメットを選ぶか迷いました。
トレッキングウェア(登山着)は、いつも季節や場所に合ったもの高いのを着用していたのです。登山靴も底が厚いのを選んでいます。
だけどヘルメットのことは眼中になかったし、詳しい知識も無かったです。

「工事現場の作業員が被るようなヘルメットじゃ格好悪いし・・・」

最終的に思い付いたのが、兄が愛用していたアライヘルメットです。
バイク用です。
でも翌週のキャンプでそれを被ったら、メンバー全員の目が点になりました。
「なんじゃそりゃ」と・・・。

完全に勉強不足でした・・・。
山・岩・沢を登るときは、それ専用のヘルメットがあることを知らなかったんです。

というか、半数以上のメンバーはいつも不思議な形のヘルメットをしていたので、存在自体は知っていたのですが、私が今までキャンプに参加した時はいつも難易度の低い山登りだったので、重要性を認識していなかったんですよね…。
勉強もしていませんでした。

車やバイク用ならアライヘルメットが世界最高ですが、登山用ヘルメットはもっと薄いし、軽いです。
親戚のお婆ちゃんがアライヘルメットで働いていた時代があったのです。お婆ちゃんがまだ若い頃で、当時の社名は「新井広武」だったみたいです。

兄もアライヘルメットを被っていたので、美雨も何となく愛着心が湧いて、2輪と4輪用のヘルメットについては少し勉強したことがあります。
ですが、バイク用のヘルメットは重いので、登山に向いていません。形状も違います。

SHOEI、シューベルト、BELL、AGVなどのメーカーは、一般用とレーサー用とで異なる素材を使っています。
プロのレーサー用はものすごく軽い素材です。
契約選手に負担をかけないためです。

特にF1はレーシングドライバーに強烈な加減速Gや横Gがかかるので、超軽量なヘルメットを作るケースが多いです。
(契約レーサーもそういうヘルメットを要求します)

でも安全性を優先するアライヘルメットだけは、一般用もプロ用もほとんど同じ素材を使ってます。
なので重いです。
レーサーから「もっと軽いのを作ってくれ」と依頼されても、アライヘルメットは断じて受け入れず、安全性にこだわり抜きました。

その結果でしょうか・・・、
アライの契約レーサーは死亡事故が極端に少なかったのです。
SHOEIは死亡事故が少し多い。BELLはもっと多いです。


アライヘルメットを装着するアラン・プロスト選手


音速の貴公子・アイルトン・セナ選手

94年のサンマリノGPでアイルトン・セナ選手が死亡事故を起こしましたが、その時のヘルメットはBELL製でした。
セナは安全性を犠牲にした超軽量ヘルメットを要求したので、BELL社も応じざるを得なかった。
「もしセナがアライヘルメットを着用していたら、一命は取り留めたはずだ」という説があります。

ある日、兄がアライヘルメットの本社に遊びに行った時、ちょうど同じタイミングで完成した有名レーサーの専用ヘルメットを(強引に頼み込んで)購入しました。
兄はその時、市販用と重さが変わらないことを確認したのです。

まあ性能が良いのは確実ですけど、登山用なら別の性能が必要です。
私もあの日の失敗を反省し、いろいろ勉強し、キャンプメンバーにも相談して、ハードシェルの登山用ヘルメットを選びました。

ですが、岩登りや沢登りの時はちょっと不安でした。
登山用ってどれもこれもオープンフェイス型かハーフ型じゃないですか。上からの衝撃(落石など)を防ぐことしか考えていないのですか?
もし転んだら、下から衝撃を受ける可能性もあるのに・・・。

あ、でも、バイク用のフルフェイスヘルメットは視界が狭いんですよね。やっぱり山には向いてないか…。

高所作業用ヘルメットにもフルフェイスがあるのですが、もろにオッサン用って感じ…。シールドが四角くて大きすぎて不格好に見えるし、そもそも目的が違います。
無骨で男らしいデザイン…とも言えるけど、美雨は女ですので・・・。

2輪・4輪用のフルフェイス型の方が安心感があります。
でも夏場は蒸れますね。
汗でビッショリです。

一応、2輪やフォーミュラカー用のヘルメットにも冷却装置(ベンチレーションシステム)があるのですが、車が走るときの「風」を取り込む仕組みなので、登山用とは根本的に違うのです。


山は気温が変わりやすいです。
夏場でも急に冷え込む場合があります。
なのでトレッキングウェアの選択にも気が抜けません。

プロの登山家やキャンパーは、山登り、沢登り、岩登りの違いも考えて、それぞれのシーンで道具を使い分けています。

本格的なキャンプはやっぱりサバイバルの世界だと思います。
訓練が必要。
整備された管理キャンプ場でお気楽・お気軽に楽しむのも素敵ですが、私が経験したようなハードな世界があることも知ってほしいのです。


最近、沢や岩場での事故が増えています。
キャンプや登山がブームになり、新規の参入者が増えました。
でも、初心者が身の程もわきまえず、無茶なことをするから、不幸なアクシデントが続出しています。

お山を目指す人はしっかり知識を身に着け、技能を磨き、必要な安全装備をしてほしいです。

必ずしもマニアックになる必要はないと思います。
登山家のようなプロフェッショナルな技能を身に着ける必要もないと思います。
前回の「美雨の料理スキル改造計画」でも言いましたよね。どんな世界・分野でも一度追求を始めたら、キリが無いです。

私が言いたいのは「マニアになろう」ではありません。「プロになろう」でもありません。
命の話です。
安全性の話です。
誰にでも共通するお話です。

「身を守るのに必要最低限の知識と技能ぐらいは習得してほしい」
それを伝えたいのです。
自然界は厳しいです。馬鹿にしちゃダメです。


…で、美雨のロッククライミング初体験のオチですが…、
なんと初心者でも気軽に楽しめるボルダリングだったのでした。
高さはわずか数メートルだし、下にはマットが敷いてありましたとさ。

私が本格的な岩登りに挑戦したのは、その半年後だったのでした。


おまけ・知って得するキャンプ飯
もし岩魚が釣れたら、身肉や骨を唐揚げにすると美味しいです。
(ハラワタは取り除いてください)
炊き込みご飯や骨酒にしてもダシが効いて美味しいです。

取り除いたハラワタは捨てないでください。
モツ炒めにすると美味しいです。煮込みにしても良いですが、少し時間がかかります。
(ここで言うハラワタとは、大腸だけではありません。胃袋など内臓全般を指しています)

内臓を切り裂いて、内側をよく洗います。消化中の餌が入っていたら、すべて取り除きます。
下処理した内臓をゴマ油で炒め、醤油と塩で味付けします。
臭みを感じるときは、日本酒とショウガも使ってください。

今日も安全の啓蒙活動するみゅうみゅう猫たん
コメント (2)
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美雨の料理スキル改造計画

2021年11月29日 17時03分09秒 | 野外料理・キャンプ
上原美雨の未発表原稿(遺稿)を公開いたします。
編集管理代行者 チームエンライト
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私は奥多摩に住んでいるので山菜・野草には詳しいのですが、お魚の知識は少ないです。
少しは増えたけど、それが実力に繋がっていないのです。
奥多摩は川魚が名物なのに…。

野草の知識量とお魚の知識量の差が大きすぎて、とても焦りを覚えるようになりました。
この違いは実体験の有無が関係しているはずです。

食材に詳しくなるには実際に採ってみるのが一番です。
自分の力で現場に足を運び、自分の手で触ってみることで、お料理のアイデアとイメージも湧いてきます。
そういう経験が、その食材をより深く知る助けになります。

本を読むだけでは分からないことがあるのです。

料理を実際に作ってても同じです。
作るだけでもある程度のスキルは身に付きますが、理想を言えば農地の気候を全身で感じ、土の香りを吸い込みながら、手で食材に触れてみる。
自生している野草・山菜も自分の足と手で採取する。

そういう経験を積むと、単に料理を作るだけよりも、食材をより深く理解できます。

家庭料理を何十年も作ってる人は料理の腕が上達しますが、プロの料理人のような食材の目利きはできません。
食材の鬼と呼ばれた佐野実さんも「現場に足を運んで、初めて分かることもある」と語っていました。

野草は私が子供のときから自分の手で採取していたので、自然に詳しくなりました。
キャンプを始めてからは更に勉強と経験を重ねました。
(毒草との見分け方はまだまだ未熟なので、野草狩りのベテランの助けを借りるときもあります)


野草狩りのスキルはだいぶ上達したと思うのですが、お魚はまだまだです。
美雨は釣りを滅多にしないので、その差が現れたのでしょう。
お魚の料理はよく作るのですが、「釣る」経験はほとんど無いので、やっぱり限界がすぐ来ました。

お魚の本をいっぱい読んで知識を増やしても、実体験に勝るものはありません。
単なる頭でっかちで終わる可能性もあります。
だからその知識を体の中まで染み込ませる。「活きた知識が大事」と言われる所以ですね。


この世に生まれてから死ぬまでに間近で見た肉やお魚がスーパーに並んでいるものだけなら、すごく偏った経験です。
スライスされたお肉。切り身のお魚…。
それしか知らなかったら、命の大切さを実感することが出来ません。

そんな私でもキャンプ・クラブに入り、釣りチームが釣ってきたお魚を調理しているうちに、お魚についてもっと詳しく知りたいと思うようになりました。
いろんなお話を聞いたり、渓流釣り、堤防釣り、磯釣りなどの現場にも同行させてもらうようになったのです。

(磯釣りは危険なので足場が悪い場所は選ばないでください。釣りのベテランが同行することと十分な安全装備も必要です)

そんなこんなで、少しはお魚に詳しくなりました。
でも、釣り道具についてはからっきし駄目です。
やっぱり道具は実際に使ってみないと、その良し悪しや相性が分からないのです。

どんな分野・世界でも、体感がモノを言うのでしょう、

包丁やナイフのことだったら少し自信があります。キャンプクラブのメンバーの中でも一番の知識とスキルがあります。
その理由は、やっぱり実際に使っているからなんですね。
夢中になって、ひとつの道を追求してると、いつしかマニアや専門家のような知識が身に付くはず…。


包丁だったら家庭でもキャンプでも出刃包丁1本で大体間に合います。
出刃包丁は頑丈なので、大きな魚の固い頭を割るときも刃こぼれしにくいです。

「出刃包丁は片刃だ」と思い込んでる人がいますが、両刃の出刃包丁もあります。
三徳包丁も両刃ですね。
一般家庭では両刃がほとんどでしょう。確実にまっすぐに切るなら両刃です。

お刺身を引くときは片刃が適していますが、左右の形と重さの違いがあるので、使い方にコツがいります。
ヘタに使うと斜めに切れてしまうので、初心者は難しいかもしれません。

ですが、三枚におろすときは片刃が便利です。刃が無い方向に包丁が逃げる(曲がる)ので、骨に刃を当てずにキレイに身肉を削ぐことが出来ます。
両刃で同じことをしたら、刃が逃げないので骨に当たりやすいです。結局、何度も包丁を戻して、切り直す羽目に陥ります。


ネットで片刃と両刃の違いを調べれば、プロの間でも意見が分かれていることに気付くと思います。
「片刃は薄いので刃こぼれしやすい。両刃が良い」という人もいますし、「両刃は薄いので事故が起こりやすい。厚い片刃が良い」と言う人もいます。
正反対ですよね。

それは出刃と三徳の違いですから、どちらの説明も間違っていません、本当は…。
でも未だに「三徳は両刃で、出刃は片刃」というイメージが強く残ってるみたいで、読者が誤解するような説明をする専門家がいるんですよ。困ったものです。

三徳包丁が両刃なのは事実ですけど、両刃の出刃包丁もあるのです。
出刃なら両刃でも厚いし、もともと頑丈なので、大きな魚の固い頭を割っても大丈夫。
まあ、私はキャンプのときは鉈で代用してますけどね(笑)。

ちなみに岐阜県の関市の鍛冶屋は両刃の包丁づくりが得意で、大阪の堺市の鍛冶屋は片刃の包丁作りが得意です。

お刺身を引くときは細長い柳刃包丁が便利です。
生臭さが気になるウロコや血合いを取るときは、まず出刃を使い、処理が終わったら柳刃に切り替えます。
小さいお魚なら竹串を数本分まとめたものや歯ブラシを使うのも良いでしょう。

キッチン専用のササラやブラシも市販されていますが、すでに家にあるもので十分に代用できます。
私はキャンプのときはMOKIナイフで血合いを取るときもあります。

ですが、その血合いに色んな栄養分が含まれているんですよね。ビタミンA・D・B6、鉄分があります。サバやマグロのような回遊魚ならタンパク質のミオグロビンも豊富です。
なので、もし生臭さが気にならなければ、血合いは残しても構いません。

サバの味噌煮は臭みを抜くのがポイントなので、通常は血合いを取り除きますが、それを捨てずに「単独の料理を作る」という手もあります。
(ただし使える血合いは赤黒いものだけです。黒すぎるのは鮮度が落ちているので捨てましょう)


一般的な家庭で使われている包丁は、ステンレス製のメンテナンスフリーですよね。
でも美雨はプロが使うようなハガネの包丁を選びます。
ナイフの鋼材ならVG-10を採用してるのが切れ味がいいです。


このように刃物ひとつとっても、一度この世界に取り憑かれたらキリが無いですね。
同じく釣りが趣味の人たちのお話も、聞けば聞くほどすごい知識量でした。専門家も顔負けです。
釣り仲間同士の「〇〇のメーカーが良い」「ここで釣るならハリスは細くて長い方が良い」という話なんて、美雨にはさっぱり分からなかったです。笑

渓流釣り、堤防釣り、磯釣り、船釣りなどで、それぞれ道具が違うみたいです。
お魚の種類でも釣り方が違ってくるので、釣りチームの話が難しすぎて頭がパニックになったことがあります。
ちんぷんかんぷん・・・。

私が所属するキャンプクラブは、山にも海にも行きます。
お魚の経験を深めたい気持ちはあるのですが、覚えなくちゃいけない情報量がすごそうな気がして、腰が引けています。
だけど時は待ってくれない。そろそろ勇気を出しましょうか…。

川釣りだって山の中の川と平地を流れる川ではお魚の種類が違ったり、釣り方が違ってきます。
沼や湖でも違います。
同じ種類のお魚だって、生息地が違えば味も違ってくるので、調理法が変わるんです。

なので、キャンプの料理担当者としては無視できなくなりました。釣りの知識やスキルも身に付けたいです。


どんな世界にも言えるのですが、こだわる人はとことんこだわりますね。
他の人から「どうでもいいじゃん」と思われてしまう事まで徹底的にこだわります。
私の兄はオーディオマニアだったので、そっち方面はすごく詳しかった。

「スピーカーの下に5円玉を敷くと音がやっぱり金属的になるなあ」「〇〇の木を敷いたら音の伸びが良くなった」
とかいろいろ実験してたみたいです。

下に敷く道具は、インシュレーターと言うみたいです。
市販もされています。
でも、私のように圧縮ファイルの音声を安い携帯プレイヤーで聞くだけで満足してる人には、オーディオマニアの言うことは別世界です。不思議というか…。

まあ、私も包丁とナイフにこだわってるので、興味ない人には「何やってんの?」と思われてるかもしれませんが(笑)。

次回は登山用ヘルメットや登山着(トレッキングウェア)についても書きたいと思います。
今日も豪快に魚捌きする美雨みゅう猫たんでした。
コメント (2)
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