らんかみち

童話から老話まで

エーデルピルス復刻版

2013年05月15日 | 酒、食


 ハウッ! ローソンのビール棚の前に来て思わず声を出してしまったのは、懐かしいビールに出会ったから。懐かしいといっても現行商品で、飲食店では生ビールとして飲むことができる。しかし缶ビールでこれを飲んだのは、確かバブル期の前が最後だった思う。

 初めて飲んだとき、切れのある苦みに仰天し豊かな風味に魅了された。しばらく虜になっていたけど、真夏のカラカラに喉が渇いた日でないと美味しくない。炬燵に丸まってチビチビというスタイルでは、このビールの本領は発揮できない。飲むときのバイタルが試される圧倒的なパワーが持ち味なのだ。

 スパルタンなビールだから、肴もそれなりのチョイスが求められる。先日の骨付き鶏なんかは合うかも知れないが、「唐揚げいかがっすか~」とローソンのお兄さんに促されたので、グリルチキンに手を出してしまった。
 で味の方は……う~んこれこれ、この苦さ。昔の彼女に会ったようで懐かしい。ああしかし、二本目は新ジャンルで良い。やっぱ真夏のビールだ。限定醸造ということらしいけど、夏まで販売し続けてくれるんだろうか。

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