テレビの気象情報が
「今週晴れるのは21日だけなので、有効活用してください」
とくりかえすので、外出することにしました。
まず訪れたのが、さっぽろ天神山アートスタジオ。
森田真希さんの短編映画「CHORUS」が、1階奥の和室で上映されています(24日まで)。
自分の祖母にあてた手紙を、日本語と英語で読み上げる女性の声をバックに、主人公の女性が、手紙を入れる大きな封筒を持って天神山 . . . 本文を読む
「sobani. 」名義でシルクスクリーンを制作しているやすいともみさんが、昨夏に引き続いて個展を開いています。
星槎道都大中島ゼミのシルクスクリーンといえば、さいとうギャラリーや札幌市民ギャラリーでは、巻いてある布の一部を天井から床まで縦に展示する方式がおなじみです。やすいさんは、正方形に刷られたものを並べていて、ちょっとインスタグラムみたいです。
「DANCE」は、水色の鳥が散りば . . . 本文を読む
北広島のベテラン陶芸家で読書家でもある松原成樹さんが知り合いの作家5人に声をかけ、自らも出品しているグループ展。画廊の法邑美智子さんから紹介された井越有紀さんを加え7人展になりました。
タイトルは新約聖書「ヨハネの福音書」の有名な書き出し「初めに言葉ありき」をもじったもの。
本をテーマにした、多彩な作品が並びます。
会場の入り口には次のことばが掲げてありました。
人は決して自分とは無関 . . . 本文を読む
この日は午後から自家用車を出しました。
1カ所目はギャラリー門馬で浦川大志展。
福岡出身、注目を集める若手ペインター。札幌では、2015年と17年にギャラリー門馬で展示しており、久しぶりです。絵画とは何かという点に非常に自覚的な作家。
25日まで。
JR琴似駅裏のコインパーキングに車を止め、レッドベリースタジオで杉吉貢さんが墨絵を発表するのというので、見に行きました。
一連の「ユー . . . 本文を読む
CREEK HALL(クリークホール)は今年、2024年春に、札幌市西区発寒6の9にオープンした音楽ホールで、ロビーが小さなギャラリーになっています。
こけら落としとしてモビールなどを作る jobin.さんの個展が開かれ、続いて日本画の紅露はるかさんの個展が開催されました。
地下鉄東西線の終点「宮の沢駅」6番出口から約300メートル、徒歩5分です。
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(承前)
また、未知の中野五一作品を見つけました。
層雲峡温泉の郵便局前は、バス停があって広い空間になっていますが、その一隅に設置されていました。
中野五一(1897~1987)の略歴などは、北見にある伊谷半次郎翁像の記事中で紹介しています。
生まれは富山県ですが、小樽育ちで、日展会員として活躍しました。
伊谷半次郎翁像 (北見市) - 北海道美術ネット別館伊谷半次郎いたには . . . 本文を読む
7月26日に見た本田征爾展の会場風景です。
本田さんは札幌在住の画家。
奇妙な動物や生き物が水彩で描かれた幻想的な小品が並んでいるのは、いつもの本田さんの個展風景と同様です。
ただし、今回は粘土の立体が一点もありません。
絵画は、人物をモチーフにした作品がいつもにくらべると多いような感じを受けます。
統計を取っているわけではないので、はっきりとはわかりませんが。
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(承前)
アートに関係ない話が続いているので、先を急ぎます。
今回夕張に行ったのは「りすた」で8月15日まで開かれていた木下勘二の絵画展「旧夕張市美術館収蔵作品展2024ー先生からの贈りもの」を見るためだったので、そちらもぜひご覧ください。
南清水沢駅の旧駅舎をホーム側から見たところ。
道路側はそば屋になっています。
駅名標の跡。
夕張川支流で、夕張市の南北を貫く志幌 . . . 本文を読む
ほぼ1週間、札幌のギャラリー巡りをしておらず、これはまずいと思って、外出しました。
札幌市資料館(水戸麻記子絵画展「何処かの景色」/北海道教育大学札幌分校美術科1984年卒同期展「SAIKAI」)
水戸さんの個展は、今回も、いろんな要素をてんこ盛りにした絵画。
教育大は、美術のコースが岩見沢に移る前の時代。絵画や木工など多彩。沢則行さんの人形劇の舞台が目立っていました。
→札幌市民ギ . . . 本文を読む
2024年8月20日の北海道新聞カルチャー面に、根室市落石計画のアートプロジェクト「落石計画」に行った際の話を短く書いています。本当に短くて、何も書けない…。 8月24日「サタデーどうしん」面に、東川賞受賞作家展について短く書く予定です。
14日はバスを乗り継いで夕張に行きました。
15日。終戦記念日。
上記の原稿を自宅で書いていました。
とにかく、家にいると、眠くて仕方ないのです。
. . . 本文を読む
(承前。 8はこちら)
…というタイトルがついていますが、筆者はそれほどこのお店に思い入れを抱いているわけではありません。
家人ら他の家族は、なじみが深い店の閉店に感慨があるようです。
2024年8月6日。
実家に滞在していた家人を連れて札幌に戻ります。
今回は300キロの道のりのうち半分を家人が運転してくれて、とても楽をさせてもらいました。
さて、イトーヨー . . . 本文を読む
(承前)
現段階で「2024年夏の旅」シリーズは(1)~(5)と(7)(8)しかアップできていませんが、(14)を先に更新します。
この展覧会がきょう8月18日で終了するためです。
とはいえ、この記事を見て札幌などから釧路に駆けつける人は少ないでしょうが、行ける人は見てほしいと思います。
展覧会のタイトルだけを見ていると、100円ショップでも売っていそうな大小の丸く色とりどりのシールを . . . 本文を読む
8月17日更新しました。
いただいた案内状などからお知らせします。
まだ途中なので、今後も随時更新します。
●開催中●
上川管内美深町●長岐和彦 絵画 ガラス絵回顧展=8月9日(金)~20日(火)午前9時~午後5時(最終日~3時)、町文化会館COM100(西町)。モノトーンを基調とした抽象画家として活躍しながら同町のまちおこしやグループ展開催にも奔走し、一昨年69歳で亡くなった長岐さん h . . . 本文を読む
(承前)
夕張鉄道本社(夕鉄バス本社ターミナル)は、夕張市若菜にあります。
札幌から道道3号夕張札幌線を走ってきて、トンネルをくぐってすぐの場所です。
すぐ前を道道38号夕張岩見沢線が通っています。南北に細長い夕張のマチの背骨のような道路です。
左に行けば、市役所のある本町地区やマウントレースイ・スキー場、鹿の谷地区など。
右に行けば、「りすた」のある清水沢地区や、新夕張駅がある紅葉 . . . 本文を読む
8月14日、旧夕張市美術館収蔵作品展2024(8月15日で終了)を見るため、夕張の拠点複合施設「りすた」に行ってきました。
以前なら、夕鉄バスの札幌急行線を利用したでしょうが、昨年秋に廃止になってしまいました。
中央バスの都市間高速バス「高速ゆうばり号」が、1日3往復、札幌から道央道を経て、南幌―栗山―夕張(マウントレースイ)を結んでいますが、これも9月末で廃止されるそうです。
なんだか . . . 本文を読む