
近年、道展で協会賞(最高賞)を輩出するなど、進境著しい北海道芸術デザイン専門学校。
社会人が学んでいる絵画コースの在籍者・出身者が、リアリズム系の絵画を描き、入賞者となっています。
前回、同じタイトルの展覧会は3人展だったのですが、今回は14人! みなさん張り切っていたと思うのですが、先日の突然の出来事で、多くの出品予定作が焼失してしまいました。
今回の展示作は、家に持ち帰って描いていたため難をまぬかれた絵が多いです。
現場に残っていて、焦げ目のついたキャンバスも展示されていました。
冒頭の画像で、右の作品(西田千景さん「the curious bruin」)には、梱包材の発泡スチロールが附着したままです。着ぐるみが色とりどりの風船を手に地下道から登場するメルヘン的な絵なのですが、画面に残る足跡や梱包材とのギャップが、強い印象を与えています。
中央の高橋夏樹さん「静物 I」も、枠がおれるなど、現場で被害があったのだそうです。

中央の横山恭子さん「父の好きな時間」は、木工場のようなところにすわってなにか制作しているところの図。
手元に日光がさしこんでいる描写が好きです。

米本亮太さん「苦悩トメドナイト 葛藤ハテシナイフ」。
直線が全面に走る、なんだかヒリヒリした感じがする作品。左下のサインがおもしろい。
これから先、専門学校の同学科がどうなるのか、そして「グループ・デ・ビーエフエー」の行方が、気になります。
2009年3月16日(火)-22日(月)9:00~7:00(最終日-5:00)
札幌市資料館(中央区大通西13 地図C)
関係ファイル
北海道芸術デザイン専門学校で火災、道展最高賞作など焼失
■GRUPO DE b-FA 北海道芸術デザイン専門学校絵画芸術研究室展 (2009年2月)
社会人が学んでいる絵画コースの在籍者・出身者が、リアリズム系の絵画を描き、入賞者となっています。
前回、同じタイトルの展覧会は3人展だったのですが、今回は14人! みなさん張り切っていたと思うのですが、先日の突然の出来事で、多くの出品予定作が焼失してしまいました。
今回の展示作は、家に持ち帰って描いていたため難をまぬかれた絵が多いです。
現場に残っていて、焦げ目のついたキャンバスも展示されていました。
冒頭の画像で、右の作品(西田千景さん「the curious bruin」)には、梱包材の発泡スチロールが附着したままです。着ぐるみが色とりどりの風船を手に地下道から登場するメルヘン的な絵なのですが、画面に残る足跡や梱包材とのギャップが、強い印象を与えています。
中央の高橋夏樹さん「静物 I」も、枠がおれるなど、現場で被害があったのだそうです。

中央の横山恭子さん「父の好きな時間」は、木工場のようなところにすわってなにか制作しているところの図。
手元に日光がさしこんでいる描写が好きです。

米本亮太さん「苦悩トメドナイト 葛藤ハテシナイフ」。
直線が全面に走る、なんだかヒリヒリした感じがする作品。左下のサインがおもしろい。
これから先、専門学校の同学科がどうなるのか、そして「グループ・デ・ビーエフエー」の行方が、気になります。
2009年3月16日(火)-22日(月)9:00~7:00(最終日-5:00)
札幌市資料館(中央区大通西13 地図C)
関係ファイル
北海道芸術デザイン専門学校で火災、道展最高賞作など焼失
■GRUPO DE b-FA 北海道芸術デザイン専門学校絵画芸術研究室展 (2009年2月)
休止ですか…。
これまでの皆さんの活躍ぶりを思うと寂しいですが、「一旦」というくだりがあるので、今後の復活を期待したいです。
GRUPO DE b-FA も、今後の発展を祈っています。ムリせず、継続していけばいいなーと思っています。