北海道美術ネット別館

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2009年4月29日は9カ所

2009年04月30日 05時09分11秒 | つれづれ日録
 
 冒頭の写真は、4月25日、山鼻地区の児童館の庭で撮ったもの(ストロボ使用)。
 この翌日に、季節外れの雪と寒さに見舞われたわけで、梅の花はいまも咲いているだろうか。

 さて、あの2日間がうそのような好天。

 祝日なので「ドニチカきっぷ」が使える。
 まず、茶廊法邑で小笠原み蔵・植田莫展
 ふたりがおなじテーマで木彫と絵を競作するというもので、単純にたのしい。

 こちらは4日までだが、姉妹店(あるいて1分半)の「品品法邑」では、1-10日に2人展がひらかれる。

 品品法邑では、30日まで森本めぐみ展「ワークス」。
 日曜日に見たが、作家がいるかもしれないと思ってもう一度足を運ぶ。でも、会場にはだれもいなかった。

 エスプレッソを飲んでひとやすみしたあと、「本町2の1」からバスに乗って北18条駅へ。
 temporary spaceで、熊谷榧(かや)展を見る。
 山スキーに材を得た油絵が5点展示されていた。
 榧さんは熊谷守一の娘さんで、あちこちで登山や山スキーを楽しみながら絵を描いている。
 いまから20年ほど前に、temporary spaceがまだ円山のほうにあったころ、毎年個展をひらいていたらしい。
 画風はお父さんゆずりなのか、輪郭線でモティーフを区切り、陰影をつけずに色をつけていく手法だ。輪郭線は、絵の具を引っかいてひいていることもある。
 強いて言うなら、ゴーギャンがタヒチに向かわず北方へやってきたような風情がある。

 temporary spaceの中は外気よりもはるかに寒かった。

 南北線で北18条→さっぽろ。

 まず、北海道銀行札幌駅前支店ギャラリーに足を向けてみると、入口に「観覧料500円」と書かれた紙が貼ってある。「お金のない方は無料でご覧ください」ともある。
 あほくさくなった。あの小さな壁面で500円なら、一般のギャラリーなら2000円で、美術館なら20000円ぐらい徴収しないと、計算があわないだろう。
 すごく小さな作品が何点か壁に掛かっているのが見えるが、入らずに南下。


この項続く)


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2 コメント

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Unknown (テンポラリー)
2009-04-30 11:17:35
気づきませず失礼致しました。
寒い廊内、この間戴きました珈琲など
お入れ致しましたものを
残念です。
こちらこそ (ねむいヤナイ)
2009-04-30 14:42:42
失礼しました。物音がしないのでいらっしゃらないのかと思いました。

きのう、きょうは、窓を開けた方がさわやかかもしれませんね。

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