(
承前)
湧別町
志撫子地区の、サロマ湖畔を通る「月見ケ浜道路」探訪のつづき。



故・堀淳一さんだったら、もうニコニコして紀行文をさらさらとものしそうな、散歩するのに気持ちのいい道路だ。
車や人の通行は全くない。
聞こえるのは鳥のさえずりと、キツツキのドラミングばかり。
湖なので、波の音もきこえない。
湖面は鏡のように落ち着いている。
カーブを曲がると、正面に「円山」が見えてきた。
円山という名だが、ここから見るときれいな三角形である。
円山のそばにある湾の奥にあるのが、このあたりでは比較的大きな集落である
計呂地地区。ここからおいそれと歩いて行ける距離ではないが…。