
(承前)
紅葉山のすそを通り、JR石北線の踏切をわたって、国道に出たとたんに見えるのが、これ。

温泉です~
「北見温泉」とか「三光荘」とか書いてありますし、最寄りのバス停も「北見温泉」だが、地元でそう呼んでいるのを聞いたことがない。
みんな
ポン湯
と呼んでいる。
「ポン」はアイヌ語の接頭辞で「小さい」の意。
温根湯温泉にくらべて小さい温泉という意味なのだろう。
ちなみに、アイヌ語で「温泉」は「ユ」なので、「ポンユ」はアイヌ語である。

筆者はここに入るのは初めて。日帰りは500円。
源泉かけ流しで「ぬるい湯」と「熱い湯」があるが、熱いほうも41度ぐらいなので、ずーっとつかっていても大丈夫である。
施設自体は、サウナも露天もなく、ディスカバー・ジャパンのころの温泉そのまんまという雰囲気。湯船と洗い場だけのシンプルな設備である。
洗い場の洗面器は「ケロリン」であった。
さすがにボディソープやリンスインシャンプーは備え付けてある。
注意したいのは、下足箱の横の小さなロッカーは、100円が戻ってくる仕組みだが、脱衣場のロッカーは有料である。
玄関で500円を払うときに、貴重品は預かってもらったほうがよい。
いつもは、そそくさと入っているのに、すいていてあずましい(北海道弁)こともあって、ずいぶんと長湯を楽しんだ。
しかし、ちょうどいい時間帯の北見行きのバスがないことに、温泉の建物を出てから気がついた。
留辺蘂方面行きは10分後ぐらいにあるので、いったん留辺蘂(駅前)まで戻り、待合室で時間を過ごしてから、北見行きに乗ることにした。
とはいえ、10分でも、バス停に立っていると湯冷めしそうなので、つぎの「旭東町」まで歩いた。
そして留辺蘂で降車。
待合室で、持参していたパソコンを開くが、電波が来ていないので、メモ帳にテキストを書く。
30分足らずで北見行きバスが来た。
西8号線で降車。そば屋で、鴨せいろを食べる。
以上、北見→網走→中湧別→佐呂間→留辺蘂→北見という、鉄道とバスの小さな旅はおしまい。
9月23日は20470歩。
しかし、筆者の遠出は2日後にも行われるのであった。
(この項続く)
紅葉山のすそを通り、JR石北線の踏切をわたって、国道に出たとたんに見えるのが、これ。

温泉です~

「北見温泉」とか「三光荘」とか書いてありますし、最寄りのバス停も「北見温泉」だが、地元でそう呼んでいるのを聞いたことがない。
みんな
ポン湯
と呼んでいる。
「ポン」はアイヌ語の接頭辞で「小さい」の意。
温根湯温泉にくらべて小さい温泉という意味なのだろう。
ちなみに、アイヌ語で「温泉」は「ユ」なので、「ポンユ」はアイヌ語である。

筆者はここに入るのは初めて。日帰りは500円。
源泉かけ流しで「ぬるい湯」と「熱い湯」があるが、熱いほうも41度ぐらいなので、ずーっとつかっていても大丈夫である。
施設自体は、サウナも露天もなく、ディスカバー・ジャパンのころの温泉そのまんまという雰囲気。湯船と洗い場だけのシンプルな設備である。
洗い場の洗面器は「ケロリン」であった。
さすがにボディソープやリンスインシャンプーは備え付けてある。
注意したいのは、下足箱の横の小さなロッカーは、100円が戻ってくる仕組みだが、脱衣場のロッカーは有料である。
玄関で500円を払うときに、貴重品は預かってもらったほうがよい。
いつもは、そそくさと入っているのに、すいていてあずましい(北海道弁)こともあって、ずいぶんと長湯を楽しんだ。

留辺蘂方面行きは10分後ぐらいにあるので、いったん留辺蘂(駅前)まで戻り、待合室で時間を過ごしてから、北見行きに乗ることにした。
とはいえ、10分でも、バス停に立っていると湯冷めしそうなので、つぎの「旭東町」まで歩いた。
そして留辺蘂で降車。
待合室で、持参していたパソコンを開くが、電波が来ていないので、メモ帳にテキストを書く。
30分足らずで北見行きバスが来た。
西8号線で降車。そば屋で、鴨せいろを食べる。
以上、北見→網走→中湧別→佐呂間→留辺蘂→北見という、鉄道とバスの小さな旅はおしまい。
9月23日は20470歩。
しかし、筆者の遠出は2日後にも行われるのであった。
(この項続く)
写真と記事を楽しく拝見させていただきました。
私が生まれた町は豊浦なので、似た風景もあり
懐かしいですね。
やはり過疎化になり、合併は免れましたが時間の問題でしょうか。
急行も止まらなくなり、今は無人駅です。
中学校もなくなり、その跡地あたりに高校が建っています。風景も変わりました。
次の旅記事を楽しみにしています。
旅行ブログになりきってしまわないよう、アートの方もがんばります。
ポン湯にそんなちゃんとした意味があったとは!!
なんか。つるつる温泉とも呼んでいたような…。
私は、ばーちゃんが留辺蘂在住なので、幼少時ポン湯に行きましたよっ。
留辺蘂、温泉多いですよね。
もともと美術関係のものなんでそちらで知ったブログなんですが、実家がこの辺なんで、最近はこっちの旅行記の方が楽しみだったりして...
その昔、このポンユの向かい側の山の中腹辺りにホテル見たいな物があって、子供心に「一度行ってみたいなぁ」と思って眺めてました。
今では、当時を偲ぶ面影もありませんが。
そうそう、面影って言えば、この近くに温根湯って町がありますが、数年前、車でちょっと尋ねた際、その商店街(国道から外れた所)のあまりの寂しさに驚いてしまった事がありました。
今はどうなってるのかなぁ?
ここでは、はじめまして、です。
ツイッターのほうでは何度か。
ポンユの向かい側は紅葉山という名前がついていて、かつてはスキー場だったという人もいます。
温根湯は留辺蘂の一部なのですが、温泉街自体はさびしいですね。
これは大型ホテルが中に施設を造って、宿泊客を囲い込んでしまったために起きたことで、日本中で同様の事態が発生しています。浴衣姿のお客さんが、外を歩く必要性がなくなったわけです。
これの反対をあえてやって、いま大人気なのが、九州の湯布院ということらしいです。