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北海道美術ネット別館

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2024年10月16日、十勝日帰りバスの旅(1)

2024年10月17日 09時40分53秒 | つれづれ日録
 15日休養したおかげで、16日は朝5時20分に目をさましました。
 きょうは日帰りで十勝管内鹿追町と帯広市で、公共交通機関を利用して美術館とギャラリーを巡ります。
 Google Map のおかげで、綿密に旅行の計画をたてられました。

 妻に自家用車で地下鉄の駅まで送ってもらい、札幌駅へ。
 前日に「えきねっと」で予約しておいたチケットを自動券売機で入手。QRコードを読み込ませるだけなので、ラクです。
 
 4番ホームから乗ったのは6時48分発の特急おおぞら1号釧路行きです。 
 筆者は5号車で、だいたい窓際の席がちょうど埋まるぐらいの込み具合でした。
 
 
 せっかくパソコンをトートバッグに入れてきたのですが、やはり車内で Wi-Fi は使えません。
 石勝線は北海道の尾根にあたる部分を貫通しているためトンネルが多く、ケータイの電波も途切れがちです。
 車内では、あす以降の旅程を立てましたが、札幌・小樽でも展覧会が目白押しで、頭を抱えてしまいます。

 列車はちょうど2時間後、新得に到着しました。4760円。 
 
 
 新得駅の売店は、名産のそばを強烈に推しています。
「限定! 新そば!」
というポップを見れば、買わないわけにはいきません。この後、どこでおみやげを買えるかもわからないし…。

 駅前は絶賛工事中でした。
 かつてあった野外彫刻は影も形も見えません。
 念のため駅員にバス停の位置を確認して(駅を出てすぐ左手でした)行ってみると、トマムから乗ってきた、中国語を話すグループがいて、にぎやかです(むろん、マンダリン=北京官話=なのか広東語なのか台湾語なのかは筆者にはわからない)。
 どうやら彼らは、帯広から新得を通る都市間バス「ノースライナー号」で上富良野へ行こうとしているようなのですが、降りてきた運転手さんが
「え? 予約入れてないんですか?」
などと困惑の表情です。 
 
 
 意思疎通が大変そうだなあと、野次馬根性で眺めていたら、すでに鹿追方面に行く路線バスが来ていて、ノースライナー号の後ろ側に隠れるように、止まっていました。

 もう発車時刻の9時になっていたのです。新得から鹿追に行くバスは1日5本で、次の便は11時半になってしまうので、乗り遅れたら旅程を全面的に見直さなくてはなりません。
 危ないところでしたが、ぶじにドアを開けてもらい、乗り込むことができました。
 乗客は筆者ひとりだけです。

 新得の市街地は運賃が100円です。
「オダッシュ通」という変わった名の停留所もありました。
「新得坂」を過ぎると、急に230円になります。
 その次の「かえで団地」は新得市街地とみなされていないのかしらん。

 
 その後はひたすら広大な畑のなかを走ります。
 かつてここに北海道拓殖鉄道が走っていたことが信じがたいほどの人口密度です。
 バスは停留所をどんどん通過していきます。
 唯一の例外は屈足くったり地区で、商店や学校がある市街地になっています。市街地のなかにある「柏町1丁目」から若い男性が乗ってきて、ようやく乗客が筆者を含めて2人になりました。
 
 約30分後、バスは鹿追町の市街地に入ります。
「中市街」で降りました。
 ちなみにこのバスは「鹿追営業所」まで行った後、再び「中市街」まで来た道を戻り、「神田日勝記念美術館前」を経由し、音更、帯広駅まで行きます。
 
 神田日勝記念美術館は朝10時開館なので、その前に、9時半から開いている「福原記念美術館」に立ち寄ることにしました。
 


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