
(2カ所追記しました)
…という題だと、ギャラリーまわりの話と思われそうだが、たぶん「ばんけいバス」に乗った話が中心になるだろう。
札幌に住んでいる人で「中央バス」「ジェイアール北海道バス」「じょうてつバス」の存在を知らない人はいないだろう。
しかし、この3社以外で、札幌市内で乗降が可能な路線バスを走らせている会社は、筆者が知る限り3社ある。
そのひとつが、ばんけいバスで、地下鉄円山公園駅と盤渓を結ぶ路線と、真駒内駅―盤渓―発寒南駅を結ぶ路線の2本が、毎日運行されている。

以前も書いたが、ギャラリー回りの極意は
「1カ所目は、遠いところ」
なので、この日の1カ所目は、ギャラリー山の手に決めた(本当は、モエレ沼公園にも行かなくてはいけないのだが、連休のどこかで足を運ぶことにした)。
筆者が住んでいるところは、札幌の南側である。
ふつうであれば、地下鉄南北線に乗って大通で東西線に乗りかえ、西28丁目でジェイアール北海道バスに乗り継いで「ふもと橋」で降りるというのが常道だろう。
しかし、バス→地下鉄2本→バスはいかにもくたびれる。ばんけいバスの「西野3の2」で降りれば、バス→バスで、スムーズに行けるのではないかと思い、さっそく実行してみることにした。
こう書いていると、ヤナイの行動の動機として
従来と違った道筋をとる
というのが、非常に強いんじゃないかという気がしてきた。「いつもおなじルート」というのが、あまり好きではないのだ。
真駒内駅の停留所は、中学校のグラウンドの北側にある。駅を出て、信号を渡り、左側の歩道である。
バスは、自動車学校の送迎用みたいな小型だった。坐席は17。
車内は、坐席の向きが、右列が一般の路線バスと異なっている。前でなく、通路側を向いてすわるタイプだ。といっても、1960年代によくあったようなロングシートではなく、一人分ずつの仕切りがついており、かなりゆったりとすわれそうである。
とはいえ、けっきょく始発から降りるまで、客はじぶんのほかにはひとりもいなかった。
バスは、南区と西区では、並走する他社線よりも停留所が少なめである一方、盤渓地区は、300メートルほどの間隔で停留所がある。そして、盤渓、ばんけい苑など、3カ所で回転場に入るのがふしぎである。
まあ、盤渓地区以外のバス停が少ないのは理解できるが、五天山公園前ぐらいには止まってもいいのではないかと思った。
ところで、盤渓は、中央区である。
日本の政令指定都市には「中区」「中央区」という区が多いが、スキー場があって、原生林が広がる中央区は札幌にしかないだろう。
だいたい、南区から中央区を通って西区へ行くバス路線で、中央区がいちばん人家が少なく山奥だというのは、どういうことだろう(笑)。
今でこそ盤渓の道路は舗装され、交通量も多いけれど、70年代前半は未舗装路で、小学生の遠足の行き先でもあった。
さて、西野3条2丁目で降車。
(9月23日追記。西野まで約30分、330円であった。本数が少ないが、もし芸術の森やギャラリーカモカモの帰路、一気にギャラリー山の手に行くときは、こちらの方が早い)
まだギャラリーがあくまで時間があったので、北1条宮の森通の宮越屋珈琲に入ろうと思ったら、いつの間にか別のパスタ店に変わっていた(もちろん、まだ開店していない)。
以下、ギャラリーまわりは
山の手ギャラリー(山田吉泰彫刻展。~28日)→
ギャラリー門馬アネックス(兼藤忍陶展 いきものがたり。~24日)→ギャラリー門馬(梅田マサノリ展「恋という字をマチガエテ変になる」。~27日)→
ギャラリーミヤシタ(藤田真理個展。~29日)→
札幌時計台ギャラリー(江川博展、矢崎弘美展。21日で終了)→ギャラリーたぴお→ギャラリー大通美術館→らいらっく・ぎゃらりい→ギャラリーフローラ→富士フイルムフォトサロン(18% GRAY ひかりとあそぶ)→
札幌市民ギャラリー(道彩展など)→
さいとうギャラリー→
チ・カ・ホ→
大同ギャラリー→
三越(23日追加)→
ivory
チ・カ・ホでは、学生の展覧会が開かれていた。
昔の「学生STEP」の熱気を思い出した。
しかし、こういうふうに、多くの人が気軽に立ち寄れるのはよいことなんだけど、こうやって民間のギャラリーが利用される機会を失っているんだな~と思うと、いささか複雑な気分である。
この日の晩はさまざまな約束、行事などがあり、いろいろ調節の末、最初に入った用事に落ち着いたのであった。

非常に楽しい会でした。
仕事とまったく関係ない場面というのは、そうあるものではないからなあ。
…という題だと、ギャラリーまわりの話と思われそうだが、たぶん「ばんけいバス」に乗った話が中心になるだろう。
札幌に住んでいる人で「中央バス」「ジェイアール北海道バス」「じょうてつバス」の存在を知らない人はいないだろう。
しかし、この3社以外で、札幌市内で乗降が可能な路線バスを走らせている会社は、筆者が知る限り3社ある。
そのひとつが、ばんけいバスで、地下鉄円山公園駅と盤渓を結ぶ路線と、真駒内駅―盤渓―発寒南駅を結ぶ路線の2本が、毎日運行されている。

以前も書いたが、ギャラリー回りの極意は
「1カ所目は、遠いところ」
なので、この日の1カ所目は、ギャラリー山の手に決めた(本当は、モエレ沼公園にも行かなくてはいけないのだが、連休のどこかで足を運ぶことにした)。
筆者が住んでいるところは、札幌の南側である。
ふつうであれば、地下鉄南北線に乗って大通で東西線に乗りかえ、西28丁目でジェイアール北海道バスに乗り継いで「ふもと橋」で降りるというのが常道だろう。
しかし、バス→地下鉄2本→バスはいかにもくたびれる。ばんけいバスの「西野3の2」で降りれば、バス→バスで、スムーズに行けるのではないかと思い、さっそく実行してみることにした。
こう書いていると、ヤナイの行動の動機として
従来と違った道筋をとる
というのが、非常に強いんじゃないかという気がしてきた。「いつもおなじルート」というのが、あまり好きではないのだ。

バスは、自動車学校の送迎用みたいな小型だった。坐席は17。
車内は、坐席の向きが、右列が一般の路線バスと異なっている。前でなく、通路側を向いてすわるタイプだ。といっても、1960年代によくあったようなロングシートではなく、一人分ずつの仕切りがついており、かなりゆったりとすわれそうである。
とはいえ、けっきょく始発から降りるまで、客はじぶんのほかにはひとりもいなかった。
バスは、南区と西区では、並走する他社線よりも停留所が少なめである一方、盤渓地区は、300メートルほどの間隔で停留所がある。そして、盤渓、ばんけい苑など、3カ所で回転場に入るのがふしぎである。
まあ、盤渓地区以外のバス停が少ないのは理解できるが、五天山公園前ぐらいには止まってもいいのではないかと思った。

日本の政令指定都市には「中区」「中央区」という区が多いが、スキー場があって、原生林が広がる中央区は札幌にしかないだろう。
だいたい、南区から中央区を通って西区へ行くバス路線で、中央区がいちばん人家が少なく山奥だというのは、どういうことだろう(笑)。
今でこそ盤渓の道路は舗装され、交通量も多いけれど、70年代前半は未舗装路で、小学生の遠足の行き先でもあった。
さて、西野3条2丁目で降車。
(9月23日追記。西野まで約30分、330円であった。本数が少ないが、もし芸術の森やギャラリーカモカモの帰路、一気にギャラリー山の手に行くときは、こちらの方が早い)
まだギャラリーがあくまで時間があったので、北1条宮の森通の宮越屋珈琲に入ろうと思ったら、いつの間にか別のパスタ店に変わっていた(もちろん、まだ開店していない)。
以下、ギャラリーまわりは
山の手ギャラリー(山田吉泰彫刻展。~28日)→
ギャラリー門馬アネックス(兼藤忍陶展 いきものがたり。~24日)→ギャラリー門馬(梅田マサノリ展「恋という字をマチガエテ変になる」。~27日)→
ギャラリーミヤシタ(藤田真理個展。~29日)→
札幌時計台ギャラリー(江川博展、矢崎弘美展。21日で終了)→ギャラリーたぴお→ギャラリー大通美術館→らいらっく・ぎゃらりい→ギャラリーフローラ→富士フイルムフォトサロン(18% GRAY ひかりとあそぶ)→
札幌市民ギャラリー(道彩展など)→
さいとうギャラリー→
チ・カ・ホ→
大同ギャラリー→
三越(23日追加)→
ivory
チ・カ・ホでは、学生の展覧会が開かれていた。
昔の「学生STEP」の熱気を思い出した。
しかし、こういうふうに、多くの人が気軽に立ち寄れるのはよいことなんだけど、こうやって民間のギャラリーが利用される機会を失っているんだな~と思うと、いささか複雑な気分である。
この日の晩はさまざまな約束、行事などがあり、いろいろ調節の末、最初に入った用事に落ち着いたのであった。

非常に楽しい会でした。
仕事とまったく関係ない場面というのは、そうあるものではないからなあ。