
(18日追記。この川は旧円山川というそうです。よこちべつ川は別の川でした。訂正いたします。のちほど、経緯を別エントリで記します)
琴似川支流シリーズのつづき。
北2、3、4、6条通りを西20丁目から円山方向へとすすんでいると、西21-22丁目のあたりで、とつぜん道幅が狭くなってびっくりさせられます。
道幅が変わるところが、かつて札幌市と円山町の境界線だったところです(1941年合併)。
札幌市側は、開拓使が線を引いたので、道路がやたらと広いというわけです。
境界線には「よこちべつ川」が流れていたそうです。
冒頭の画像は、北2条通から見た川の跡です。天然の河川なので、ゆるやかにカーブしています。
この川の源流についてはわかりません。
知事公館などに残る川と同様に、北1条附近で、山鼻扇状地の端からわき出ていたのかもしれません。
もっとも、界川から分流していた可能性もゼロとはいいきれないでしょう。
もうすこししらべてみます。
下流のほうは、卸売市場のあたりで、琴似川に合流していました。
現在、市場の周辺の琴似川は暗渠になっており、環状通の地下を流れています。
卸売市場は、1958年に北海道大博覧会の会場として使用されたあとに開設されたものですが、それ以前には湿地だったそうです。
郊外ならいざ知らず、わずか半世紀前に、中央区のしかも「条丁目」の地区に湿地があったなんて、すごいですね(まあ、そこからあまり遠くない二十四軒駅の前に畑が残ってるからなあ)。
札幌の膨脹が急激だったことがあらためてわかります。
琴似川支流シリーズのつづき。
北2、3、4、6条通りを西20丁目から円山方向へとすすんでいると、西21-22丁目のあたりで、とつぜん道幅が狭くなってびっくりさせられます。
道幅が変わるところが、かつて札幌市と円山町の境界線だったところです(1941年合併)。
札幌市側は、開拓使が線を引いたので、道路がやたらと広いというわけです。
境界線には
冒頭の画像は、北2条通から見た川の跡です。天然の河川なので、ゆるやかにカーブしています。
この川の源流についてはわかりません。
知事公館などに残る川と同様に、北1条附近で、山鼻扇状地の端からわき出ていたのかもしれません。
もっとも、界川から分流していた可能性もゼロとはいいきれないでしょう。
もうすこししらべてみます。
下流のほうは、卸売市場のあたりで、琴似川に合流していました。
現在、市場の周辺の琴似川は暗渠になっており、環状通の地下を流れています。
卸売市場は、1958年に北海道大博覧会の会場として使用されたあとに開設されたものですが、それ以前には湿地だったそうです。
郊外ならいざ知らず、わずか半世紀前に、中央区のしかも「条丁目」の地区に湿地があったなんて、すごいですね(まあ、そこからあまり遠くない二十四軒駅の前に畑が残ってるからなあ)。
札幌の膨脹が急激だったことがあらためてわかります。
ぽつぽつとしか書けませんが、よろしくおつきあいください。