●出光美術館
「国宝 伴大納言絵巻 ―新たなる発見、深まる謎―」2006.10.7~11.5
伴大納言絵巻・・3巻勢揃い 小さい人物群なのだが、人間の頭は視覚を増幅させて細かな表現までくっきり見えて、アニメ1本みたような満足観を味わえました。模写が並ぶ日程もありますので、確認されて行ってください。
他に「十王図」がありました。ずらり並ぶ死後の裁判官十王と八大地獄の呵責の様相がダイジェストで盛り込まれています。
珍しく八寒地獄1場面ありました。奪衣婆ちゃんが可愛らしい。地蔵さんが男女を地獄から救済して三途の川を渡らんとする場面など素晴らしい出来です。
■関連資料
今回も図録が出ていましたが、平成6年発刊の「国宝 伴大納言絵巻」を所持しているので買いませんでした。
(写真は、出光美術館からの皇居の眺め)
「国宝 伴大納言絵巻 ―新たなる発見、深まる謎―」2006.10.7~11.5
伴大納言絵巻・・3巻勢揃い 小さい人物群なのだが、人間の頭は視覚を増幅させて細かな表現までくっきり見えて、アニメ1本みたような満足観を味わえました。模写が並ぶ日程もありますので、確認されて行ってください。
他に「十王図」がありました。ずらり並ぶ死後の裁判官十王と八大地獄の呵責の様相がダイジェストで盛り込まれています。
珍しく八寒地獄1場面ありました。奪衣婆ちゃんが可愛らしい。地蔵さんが男女を地獄から救済して三途の川を渡らんとする場面など素晴らしい出来です。
■関連資料
今回も図録が出ていましたが、平成6年発刊の「国宝 伴大納言絵巻」を所持しているので買いませんでした。
(写真は、出光美術館からの皇居の眺め)
私も行ってまいりました。
もちろん伴大納言絵巻は良かったのですが、あまりだれも目を向けようとしない「十王図」、これが結構良い作品でした。
上遠野さんから直接コメントいただければうれしいですね。
むりでしょうか。
梁井さんにはお手数掛けさせてすみません。
いつも愛情溢れる展覧会評に感心しています。
SHさんコメントありがとうございました。
「十王図」名品でしたね。注目して頂いて嬉しく思います。
「十王図」や地獄絵は大好きです。
この手の絵は本来、寺のしかるべき時しか出てこないものなので観る機会に恵まれました。
出来るな「阿鼻地獄」へ二千年かけてまっしぐらに、スカイダイビングしたいものだと願っています。(嘘)
伴大納言は筋立てがしっかりして本当に大河ドラマのアニメ-ションを見ているようでした。後日(録画した)日曜美術館をみました。後白河法皇の命で当時最高の絵師と絵具を使ったことや科学的な検証も興味深かったです。
ご返事をいただき、ありがとうございます。
私は、十王図だったか十大地獄図だったかを奈良国立博物館で見て以来、興味を持っています。ありがたい仏様の図の他に、なぜこのような図を作成しなければならなかったのか、そのあたりが興味深いですね。
地獄に落ちるという脅しと共に、怖いもの見たさのエンターテインメント要素がはたしてあったのかどうか?
「新日曜美術館」は私も見ました。実物を見た後で、ひときわ興味を持って見ることができました。私は相当多様な絵具を使っているなと思っていたのですが、その辺の解説もあり、良かったです。
ヤナイさん、おじゃまいたしました。
見ず知らずの人の「会話」がこのように成立するというのは、ネットのおもしろいところですね。
こうやって、美術をめぐっての会話に、コメント欄が使われるというのは、とてもうれしいことです。