![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/c9/364bd200f78f0a80f85e2f6603fec137.jpg)
弱冠二十歳の森本めぐみさん。札幌高専を卒業後、現在は道教大3年生です。
以前から積極的に、ライブペインティングを行ったり(筆者未見)、インスタレーションをグループ展で発表したりしていますが、今回は、絵画(タブローとドローイング)のみによる個展です。
会場は、円山地区にふさわしいガラス張りのおしゃれ!な美容室の地下にあるスペース。
Kamiyaとgallery new starのように、入り口が別になっているわけではなく、地下へおりていく階段は店内にあります。店内に入るにはちょっと勇気がいりました。
会場はカギ型になっています。
おもしろい空間ですが、一部とても天井の低いところがあり、頭をぶつけてしまいそう。
作品は森本さんのトレードマークともいえる女の子「ハレンチちゃん」を題材にしたものばかりです。
裸の少女なのですが、胸はまったくありませんので、それほどいやらしい感じはありません。「nude」というより「naked」という形容がふさわしいと思います。
冒頭の画像で、右側は「On The Field」。
紀伊國屋書店ギャラリーでことし7月にひらかれたグループ展でも出品されていました。
空間の広がりがある、良い絵だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/dc/73366afaee4f7065fdf48407decf40dd.jpg)
冒頭の画像で左側にあった「0.01」の拡大図。
壁に直接描いているのでしょうか。
視力検査で見るような、切れ目の入った太い輪に、ハレンチちゃんがぶらさがっています。ざっと数えたら大小94人いました。
もっとも、視力検査で使う輪は、切れ目が斜めの位置に入っていることはないですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/30/28508a7f28d8a0038faa06f1fb82e97c.jpg)
なにかの紙の裏側にかいたドローイング16枚をつなげた「悪い予感」。
これまた、ハレンチちゃんがおびただしく描かれているのですが、遠くから見ると、全体でひとつの模様になっているところがおもしろいです。
ほかに、ハレンチちゃんの顔をアップで表現した「どこへ行くのか、オゾン」、小品「でも少し寒い」などが展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/19/511ba630f945366ee5ba349db03bebde.jpg)
会場の奥のほう。ちょっと迷路みたい。
天井から作品がつり下がってます。
個展にあたっての彼女の言葉を、勝手ながら引用させていただきます。森本さん、許されたし。
08年9月2日(火)-28日(日)11:00-21:00(土、日、祝日-20:00)、月曜休み
美容院「EX」内「Basement Gallery」(中央区南3西23 裏参道パールビル)
□http://reo3.gooside.com/
■日常にARTを H.I.P-A 紀伊國屋プロジェクト (08年7月)
■House展 華やかな作家たち(07年5月)
■post ship exhibition 01 (07年5月)
・地下鉄東西線「円山公園駅」5番出口から徒歩7分。南3条通沿い
・ジェイアール北海道バス、中央バス「円山第一鳥居」から徒歩10分
以前から積極的に、ライブペインティングを行ったり(筆者未見)、インスタレーションをグループ展で発表したりしていますが、今回は、絵画(タブローとドローイング)のみによる個展です。
会場は、円山地区にふさわしいガラス張りのおしゃれ!な美容室の地下にあるスペース。
Kamiyaとgallery new starのように、入り口が別になっているわけではなく、地下へおりていく階段は店内にあります。店内に入るにはちょっと勇気がいりました。
会場はカギ型になっています。
おもしろい空間ですが、一部とても天井の低いところがあり、頭をぶつけてしまいそう。
作品は森本さんのトレードマークともいえる女の子「ハレンチちゃん」を題材にしたものばかりです。
裸の少女なのですが、胸はまったくありませんので、それほどいやらしい感じはありません。「nude」というより「naked」という形容がふさわしいと思います。
冒頭の画像で、右側は「On The Field」。
紀伊國屋書店ギャラリーでことし7月にひらかれたグループ展でも出品されていました。
空間の広がりがある、良い絵だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/dc/73366afaee4f7065fdf48407decf40dd.jpg)
冒頭の画像で左側にあった「0.01」の拡大図。
壁に直接描いているのでしょうか。
視力検査で見るような、切れ目の入った太い輪に、ハレンチちゃんがぶらさがっています。ざっと数えたら大小94人いました。
もっとも、視力検査で使う輪は、切れ目が斜めの位置に入っていることはないですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/30/28508a7f28d8a0038faa06f1fb82e97c.jpg)
なにかの紙の裏側にかいたドローイング16枚をつなげた「悪い予感」。
これまた、ハレンチちゃんがおびただしく描かれているのですが、遠くから見ると、全体でひとつの模様になっているところがおもしろいです。
ほかに、ハレンチちゃんの顔をアップで表現した「どこへ行くのか、オゾン」、小品「でも少し寒い」などが展示されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/19/511ba630f945366ee5ba349db03bebde.jpg)
会場の奥のほう。ちょっと迷路みたい。
天井から作品がつり下がってます。
個展にあたっての彼女の言葉を、勝手ながら引用させていただきます。森本さん、許されたし。
自分(その人自身)のいる場所である「ここ」は常に目で見ることはできません。しかし目に見える「むこう」は常に「むこう」でしかないわけです。「むこう」は「ここ」にはなり得ない。
「むこう」の方は常にみえているのですが、みえていない。
思いをはせるのは「むこう」にすることです。
08年9月2日(火)-28日(日)11:00-21:00(土、日、祝日-20:00)、月曜休み
美容院「EX」内「Basement Gallery」(中央区南3西23 裏参道パールビル)
□http://reo3.gooside.com/
■日常にARTを H.I.P-A 紀伊國屋プロジェクト (08年7月)
■House展 華やかな作家たち(07年5月)
■post ship exhibition 01 (07年5月)
・地下鉄東西線「円山公園駅」5番出口から徒歩7分。南3条通沿い
・ジェイアール北海道バス、中央バス「円山第一鳥居」から徒歩10分
(展示した本人もちょっと入りにくいのに)お越しいただき、本当にありがとうございます。
地下を改造した空間なので天井がとても低くて・・・私は背が低いので普通の動きをしていればどこにもぶつからないのですが、もし今度あの場所で展覧会をする時はクッションでもつくろうかと思っています。
「弱冠二十歳」
というのを、一度やってみたかったんですよ。
森本さんの行動力にはいつも頭が下がる思いです。
「本人もちょっと入りにくい」
という庶民的なところ?も、イイです。
天井ですが、まあ、ふつうに動いていれば、頭をぶつけることはないと思います。
ギャラリーって、ふつうは天井高がポイントになるので、この空間はおもしろいですね。
引っ越し作業、たいへんでしょうけど、また落ち着いて展覧会をひらくことがあれば教えてください。