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【お知らせもあり】■オープニング記念展 畠中秀幸×端 聡 ”Talk about this space” (2025年3月20~22日、札幌)

2025年03月22日 08時39分00秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 すでに7本ほどの写真展を開いている「みどりの日記」ですが、実は正式なオープンはこの2人展になるとのこと。
 ちょっとびっくりして、オーナーの和龍美さんに聞いたら
「やっぱり春にスタートしたいじゃないですか」。

 展示は3日間だけですが、23日(日)午前11時から午後0時半まで、スペシャルイベントトークセッション「この空間を語る」が行われます。
 このブログの読者にはおなじみと思いますが、端さんは札幌を拠点に現代アートの振興を、先頭に立って進めてきたプロデューサーであり作家です。
 畠中さんはこの空間の設計者であるとともに、フルート奏者でもあります。
 当日は畠中さんと小川紗綾佳さん( ピアノ・歌) による演奏も交えてトークを行います。入場無料。

 同じく23日午後1時から3時半まで、みどりの日記開廊記念パーティーがあります。
 こちらは参加費2千円(税込み)。事前に申し込みが必要です。üü
 
 
 端さんの作品は順に
「法悦と受難の間で Between religious exultation and suffering.」
「Non-dual 法悦と受難の間」
「Tiefe Dankbarkeit für vergangene Erinnerungen 3」(üはウムラウト付きのu)
「Tiefe Dankbarkeit für vergangene Erinnerungen 6」
「顔のない女神」

 中央テーブルにあるのは畠中さんによる設計図です。
 畠中さんはこの空間について「カメラオブスキュラの構造に落とし込まれることで建築化されています」と説明しています。

 そういえば誰かが、西側の入り口にレンズを置き、この空間をそっくり巨大な暗箱に見立ててピンホールカメラにすればおもしろいのに、と言っていました。
 ギャラリー空間がカメラの暗喩になっており、来場者はここで、「網膜というフィルムに、作品と空間の関係性(もしくは時間)をプリントして頂ければ幸いです」と畠中さん。


 ところで、4月以降は、4週のうち3週は週替わりの展示でまわしていく一方、第3週はイベントや教室・講座などを入れていく予定とのことです。
 なんだか、すごい勢いで夢が広がっていくようです。


2025年3月20日(木)~22日(土)午前11時~午後4時
写真とアートのギャラリー みどりの日記 (札幌市北区北28西4 YMノース28)

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端さん、プリヴィでの発表(2002年)12月25日の項




・地下鉄南北線「北24条駅」1番出口から約650メートル、徒歩8分
・同「北34条駅」5番出口から約450メートル、徒歩5分。4番出口から約620メートル、徒歩7分
※両駅の改札口からの距離はほぼ同じです

・札幌駅北口から、中央バス「01」「04」(いずれも屯田線「屯田6条12丁目」行き)に乗り、北27条西4丁目で降車、約100メートル、徒歩2分

・札幌ターミナルから、中央バス「14 花川南団地線」「16 花畔団地線」の石狩庁舎前行き、厚田線「道の駅「あいろーど厚田」行き、石狩線「石狩行き」「トーメン団地行き」のいずれかに乗り、「運輸支局前」で降車、約530メートル、徒歩6分
・札幌ターミナルから、中央バス「02 屯田線」の屯田6条12丁目行き、「36 篠路駅前団地線」の篠路10条4丁目行きに乗り「運輸支局前」で降車、約800メートル、徒歩10分


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