
クマガイマキさんは稚内出身で、現在は札幌でステンドグラスに取り組んでいる。
ステンドグラスのあかりというと、一般的には、ティファニーランプなどを思い出すけれど、クマガイさんは、卓上に置くタイプのあかりは作っていない。
すべて天井からつるすタイプのものだ。

壁にステンドグラスのさまざまな色が反射する。
いすの上にのせられた白いオーガンジーの布にも光がこぼれる。
残った布はテーブルの上に広げられ、その上に、ミラーやアクセサリーが並ぶ。

大きなランプ。
さまざまな部材が金属で接着され、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような楽しさ。
こぼれ、おどり、きらめく色とりどりの光を見つめていると、筆者は、遠い子ども時代に帰ったような気分になるのだけれど、みなさんはいかがでしょう。
2009年6月11日(木)-16日(火)11:00-19:00(最終日-17:00)
石の蔵ぎゃらりぃはやし(北区北8西1 地図A)
□Staind Glass maki http://www15.ocn.ne.jp/~sg-maki/
■stained glass maki + insomnia (2008-09年)
■クマガイ マキ ステンドグラスのあかり展「ひとつとたくさん」(2007年)