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どこに泊まればいい? 2019年秋の旅(78)

2020年01月21日 09時20分00秒 | つれづれ日録
(承前)

 筆者は、この晩、名古屋をたって、最後の目的地である岡山へと向かうつもりだった。

 ところが、この夜に岡山で宿泊する宿の予約を、まだしていなかった。
 名古屋よりは小さいとは言え、岡山も政令指定都市である。泊まるところぐらいあるだろうと、タカをくくっていた。 

 岡山駅の観光案内所は午後6時に閉まっていた。
 スマートフォンでホテルをあれこれ検索しても、なかなか空きがない(筆者は「楽天トラベル」を見ることが多い。経験則的に、物件が多く、安めだからだ)。

 これではアカンと、円頓寺商店街から名古屋駅へと続く道中、歩きながら、楽天トラベルに電話をした。
 係の男性は丁寧に対応してくれた(と思いたい)が、価格や駅からの距離などの条件について話し合っている最中に
「あっ、いま予約で満杯になってしまいました」
ということが3度続くにおよんで、いよいよもってこれはダメだとあきらめ、腹をくくって、名古屋にもう一泊することに決心した。

 幸い、名古屋のホテルは、楽天トラベルのサイトですぐに見つかり、直ちに予約した。


 ほっとしたのもつかの間、この日の朝に豊田市へ行く前、名古屋駅のコインロッカーに荷物を預けたのだが、その場所が分からない(名古屋駅はかなり広い)。

 広大な地下街で困り果てていたところに、たまたま2人組の警備員が通りかがったので、尋ねてみたら、親切に教えてくれた。

 最初から3泊すると決めていれば、こういう苦労もしなくて済んだのだ。
 また、円頓寺エリアで、のんびりと遅い夜を楽しむこともできただろう。

 やれやれ。

 いまさら円頓寺に戻るには遅すぎたので、駅周辺の地下街で、まだあいている店に適当に入り、天ぷらうどんを頼んだ。
 筆者が註文した直後に、店の人がのれんを片付けていたから、間一髪だった。
 値段は手頃で、味も良かった。
 こういう、観光とは無縁の店もいいものだ。

 名古屋の3泊目は、これまでの「新幹線口」とは反対側の「太閤口」にあった。
 ここもそれほど高くないビジネスホテルなのだが、ユニットバスではなく、便所と風呂は別々の部屋であった。


 さて、当たり前だが、明朝の出発は早くなるぞ。




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