(承前)
初期の「サッポロ未来展」(道内在住と、道内出身の首都圏在住の美術家が毎年札幌時計台ギャラリーで開いていた大型グループ展)では欠かせない出品者だった画家の村山之都さんの個展が、出身地の旭川で開かれていることは、道内のある画家のツイッターで知りました。
ご本人のサイトによると、なんと2会場連続だったとのこと。
・1月9日(木)~2月3日(月) ギャラリー喫茶 遇里夢
・2月4日(火) . . . 本文を読む
「mima」こと道立三岸好太郎美術館が、新年度(2020年度)のミニ・リサイタル演奏者を募集しています。
くわしくは、こちらのpdf版の募集要項(http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/mkb/grp/2020minire_requirements.pdf)をご覧ください。
中身は本年度までとほとんど変わっていません。対象は
・大学の音楽科学生程 . . . 本文を読む
(承前)
茶廊法邑のクローズについて書いたばかりですが、筆者が札幌を離れているあいだに、ますます展覧会場が減少しているようです。
以下、ネットで得た情報で、かならずしもすべて現地を訪れたわけではないことを、いちおうおことわりしておきます。
・鴨々堂は9月20日に閉鎖。その後、老朽化のため取り壊された。すすきのの南側にあり、ギャラリーだけでなくさまざまなイベントにも使われていた。
http . . . 本文を読む
すでに新聞報道などでご存じの方も多いと思いますが、札幌市東区で、企画・貸しの双方でユニークな展覧会を数多く開いてきた茶廊法邑 さ ろうほうむらが、あす12月29日を持って閉まります。
最後の展示は、苫小牧を拠点に、金属工芸と現代アート双方の分野で活躍する藤沢レオさんの個展「きのうと違う川」。
2005年のオープン以来、一番衝撃的だった展示は、17年の藤沢レオ展だったのは間違いないとこ . . . 本文を読む
第61回学生美術全道展が10月5日から8日まで(7日も開館。休みではありません!)、札幌市民ギャラリー(札幌市中央区南2東6)で開かれている。
大学生、高校生などから絵画、彫刻、版画、工芸の4部門に計121点の応募があり、入賞・入選の計107点が展示されている。
学生美術全道展は、全道展(全道美術協会)と北海道新聞社の主催で、毎年秋に開かれてきた。
最大の特徴 . . . 本文を読む
第64回新道展(2019年8月28日~9月6日、札幌市民ギャラリー)に行ったら、昨年亡くなった会員の田中まゆみさんの遺作が展示されていた。
田中さんは1948年、札幌生まれ。
図録に後藤和司さんが寄せた文章に寄ると、以前は、緻密な具象画を制作していたらしい。
しかし、田中まゆみさんといえば、1994年に新道展に設けられたインスタレーション部門をリードする作家のひとりという印象が強い。
. . . 本文を読む
2019年8月24日、ギャラリー粋ふようのブログ、twitter、Facebook で、オーナーの加藤さんから11月末での終了が明らかにされました。
Gallery 粋ふようは東区北25東1。
古い民家を借りて、貸しや企画の展示を行っていました。
陶芸が比較的多かったですが、絵画や、ジャンルをまたいだグループ展も開かれました。借り手のないときは、息子さんで画家のカトウタツヤさんの絵を展示 . . . 本文を読む
札幌のギャラリー・アイボリーがことし11月30日をもって閉館するという記事が、ギャラリーの Facebook ページに載っています。
「HOKUSEN Gallery ivory」は、中央区南2西2の「NC HOKUSEN ブロックビル」の4階にある貸しギャラリーで、札幌の中心部にあるギャラリーでは最も新しい部類に属します。
2004年に筆者が札幌を離れたさいにはまだオープンしておらず . . . 本文を読む
北広島の画家、藤井高志さんの訃報が、けさの北海道新聞おくやみ面に載っていました。66歳でした。
藤井さんは数年前にがんを患いましたが、その後は体調も快復し、全道展会員や「グループ環」会員として、「櫂」メンバーとして、さらに個展にと、盛んに制作・発表を続けていただけに、おどろきました。
藤井さんは空知管内浦臼町晩生内おそ き ない生まれ。
赤平などの炭鉱マチで幼年時代を過ごし、北見工大を . . . 本文を読む
(タイトルを変えました。5月21日、後半に記事と画像を追加しました)
(5月22日、末尾に追記しました)
さっぽろ創世スクエア内の通路にある國松希根太さんの「HORIZON」が、無残なことになっていると、「札幌国際芸術祭 2017→(冬眠)非公式」さんのツイート( https://twitter.com/SIAF_HACK/status/1129257154227998720?s=20 )で読ん . . . 本文を読む
文中、5カ所の訂正があります。
たいへん申し訳ございません。
壁面の5点組の作品:「生命の碑」→「Cell -増殖-」
「色絵金彩衣紋様聖杯」→「色絵金彩花紋様聖杯」
高岡智子→高間智子
小野口力恵→小路口力恵
「南郷通10丁目」→「本郷通10丁目」
今月、札幌市白石区に「悠遊舎ぎゃらりぃ SAPPORO 」がオープンしました。
陶芸やガラスなど工芸の若手作家をおもに取り上げる企画 . . . 本文を読む
北海道新聞2019年4月25日朝刊「おくやみ」面に載っている札幌市厚別区の青野昌勝さんは、住所から推して、道展会員で、道立函館美術館長の青野さんではないかと思われます。
18日死去、葬儀終了とありました。
昨年11月、札幌の道新ぎゃらりーで、58点からなる大規模な個展を開いたばかりで、これが最後の個展になりました。
また、ベテランの具象画家が毎年札幌のスカイホールで展覧会を行っている「グ . . . 本文を読む
けさ(2019年3月19日)の北海道新聞おくやみ欄に載っていますが、札幌の画家で全道展会員の砂田陽子さんが亡くなりました。67歳でした。
13日の死去で、葬儀はすでに終了しています。
砂田さんの父親は、全道展と独立美術の会員として活躍した砂田友治さんです。
陽子さんの絵は、もちろんお父様の画風とは異なりますが、極端に太い輪郭線や、人物や静物の平面的な配置・構成といった特徴は、受け継いでい . . . 本文を読む
福岡在住の水彩画家ならざき清春さんが、3月29日に札幌で水彩画講座を開くので、北海道美術ネット別館で告知してほしい旨の手紙が届きました。
ならざきさんは全国各地を回って風景を描き、風景画の個展を開いています(南フランスなどでも筆をふるっています)。
道内には2009年から取材旅行に来ているそうで、札幌では2015年、道新ぎゃらりーで個展を開催しています。
講座は29日(金)午後1~6時 . . . 本文を読む
渡島管内長万部町の写真家集団による写真展「長万部写真道場 +プラス ローカル・カラーの時代」が、同町の学習文化センターで開かれます。 今回は、長万部写真道場の副会長を務めた澤博さん(1924~2012年)がのこしたカラーポジフィルムを、昨年の展覧会で紹介した写真とともに、紹介します。 また、昭和初期に長万部町民がアイヌ文化保存を呼びかけ発行した写真絵はがき「アイヌ古 . . . 本文を読む