札幌市が
「札幌で文芸、音楽、美術、工芸、演劇、舞踊、メディア芸術、伝統芸能、アイヌ文化、生活文化、デザイン、建築、ファッションなどの文化芸術活動に携わる皆さまへ」
という呼びかけとともに、「札幌市文化芸術活動実態調査」と題するアンケート調査をウェブ上で行っています(
https://www.city.sapporo.jp/shimin/bunka/entaku/2021tyousa.html . . . 本文を読む
札幌彫刻美術館友の会の会報「いずみ」74号が届きました。
8ページと分量は少ないながら、今号も充実しています。
表紙は、石の彫刻家としては道内でも大ベテランの山本良鷹さん。
2ページは、本郷新記念札幌彫刻美術館の学芸員による連載「宮の森の四季」。今回は岩崎直人さんによる「宮の森・円山地区ならではの美術」。
次は橋本信夫会長が「大通公園≪希望≫像女神はどこへ」と題して執筆しています。札 . . . 本文を読む
2021年も2日目に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。改めまして、新年明けましておめでとうございます。
当教室は、本年3月末日をもって営業を終了いたします。約40年にわたるご愛顧、並びにご協力とご支援に感謝いたします。
なお、3月28日まで講座を実施いたします。新たな企画や40年の総集編的な講座も実施してまいりますので、ご期待ください。
本年も宜しくお願い致します。朝日カルチャーセンター . . . 本文を読む
※1月17日朝、画像を追加しました
地名(アイヌ語地名)、福島第1原発などをめぐって、道内で最も重要な作品を撮り続けてきた写真家のひとりである露口啓二さんが、香川県さぬき市志度に移住しました。
露口さんは1950年、徳島生まれ。
札幌に「フレメン写真事務所」を構え、90年代後半には北海道新聞で野外彫刻を撮るシリーズなどを手がけていたころから筆者は存じております。
今世紀に入ってから . . . 本文を読む
1. CAI03 が移転オープン
「CAI02、2020年9月19日で閉鎖、移転へ」の続報です。
札幌を代表する現代アートのギャラリーの一つ、CAI02は、中心部の大通西5「昭和ビル」地下2階を離れ、昨年12月から「CAI03」として、中央区南14西6に移転しました。
1月9日まで、オープニング記念展「LIVING」を開催中です。
「CAI」は、Contemporary Art In . . . 本文を読む
複数の関係者によると、1973年に発足した「北海道抽象派作家協会」が今年4月の展覧会(札幌市民ギャラリーの予定)を最後に解散するとのことです。
北海道抽象派作家協会は、戦後道内の前衛絵画をリードしていた渡辺伊八郎(1918~90年)の呼びかけで結成されました。
団体公募展ではなく、毎回出品する「同人」と、同人が推す「推薦作家」の2本立て。
73年に創立記念展を開いた後、74年に第1回展を . . . 本文を読む
すみません、今月半ばに知ってもらいに行っていながら、アップするのを忘れていました。
また、写真もへたくそで、白い横線が入ってしまっていて、重ね重ね申しわけありません。
遠軽町内には北海道銀行の支店がないので、隣町の中湧別支店まで行って、カウンターの行員に声をかけて入手しました。
札幌の水彩画家で、イラストレーターとしても活躍する石垣渉さんが、札幌の大通公園のライラックを描いた絵が掲載さ . . . 本文を読む
北海道新聞2020年12月8日朝刊おくやみ面、渡島管内七飯町の項に載っている仁部重夫さんは、アマチュア画家の仁部さんと思われます。89歳でした。
安定した筆致と明快な色調で風景画や静物画を描き、七飯町美術協議会の事務局長や、同町の絵画サークル「橅の会」(「橅」は木偏に無。ブナ)代表を務めておられました。
仁部さんは、1995年の道美展(北海道美術作家協会主催)で北海道新聞社賞を受賞し会友推 . . . 本文を読む
北海道新聞2020年11月25日付おくやみ面の「岩見沢・空知」に載っている石崎哲男さん(82)は、主体展会員の画家の石崎さんではないかと思われます。
24日死去。通夜は25日、葬儀は26日です。
石崎さんは江部乙村(現滝川市江部乙町)生まれ、岩見沢育ち。
岩見沢美術協会などの副会長も務めていました。
主体美術では2000年に佳作賞を得て、会員に推挙されました。
主体展には、数人から . . . 本文を読む
北海道を代表するグラフィックデザイナーで、札幌冬季オリンピック招致ポスターなど数々の作品が道立近代美術館に所蔵されている栗谷川健一(1911~99)。
今年の夏、サントリービールのプレミアム・モルツの缶と6缶ケースパッケージに彼の絵が採用されましたが、その第2弾が出ました。
サントリー社の公式サイト(https://www.suntory.co.jp/area/hokkaido/d/11 . . . 本文を読む
特急列車に乗ったときの楽しみ「The JR hokkaido」。
今月号はアート好きには見逃せない内容になっています(毎号、藤倉英幸さんが表紙なので、見逃せないといえばいえますが)。
特集は
「野外彫刻と話そうー北海道・街と大地のモニュメント」
です。
ライターの北室かず子さんが、本郷新記念札幌彫刻美術館、札幌彫刻美術館友の会、旭川彫刻サポート隊、駒ケ岳のふもとに広がる「ス . . . 本文を読む
札幌の画家白鳥信之さんが、自らの故郷である後志管内喜茂別町に「ギャラリー杣人」を10月17日オープンさせるそうです。
「杣人そまびと」とは、木こりとか、林業に携わる人のことです。
白鳥さんは、リアリズムの人物画で知られる画家です。どちらかというと寡作な方ですが、人物の内面を感じさせる着実な画面づくりです。団体公募展には属していません。
案内状には
「ふるさとの美しい山河が私の画家としての . . . 本文を読む
札幌の厚別副都心の商業施設「デュオ2」の5階に2009年4月オープンした「新さっぽろギャラリー」が、来年3月いっぱいで幕を閉じることになりました。
担当の花田さんが自身のフェイスブックで明らかにしました。
白石、厚別方面にも文化芸術の発信の場を―と開設され、こけら落としは、札幌の著名な写真家佐藤雅英さんの個展でした。
ジャンル不問ではありましたが、写真展に、とくに印象に残るものが多かった . . . 本文を読む
JR北海道の特急に乗ると、車内誌を読むのが楽しみの一つです。
今月号(2020年9月号)をめくっていたら、元美術出版社の編集者で現在は岩見沢市の美流渡みるとに住んでいる來嶋路子さんがエッセーを連載していて、その記事で、絵本作家として名高いMAYA MAXX(マヤマックス) さんが美流渡に移ってきたことを知りました。びっくりしました。
こうして、全国区の美術家が、縁もゆかりもない北海道に引っ越 . . . 本文を読む
けさ2020年9月12日の北海道新聞朝刊おくやみ面に、猪子珠寧さんの名前がありました。
住所は帯広。
40歳。9日死去。喪主はお父さま。
切なすぎます。
猪子さんは、写真を撮る人でした。
2016年にライカを入手。その翌年、自宅浴室を暗室にし、モノクロフィルムの現像と焼き付けを自らこなしていました。
19年には初個展を札幌のペコラネラで開催。また、グループ展「群青ぐんせい」 . . . 本文を読む