初めての札幌国際芸術祭の開幕が近づいてきた。
筆者のように、美術に興味のある札幌市民は、みな待ち望んでいるところだろう。
しかし、一般の市民の関心は決して高いわけではない。
ネガティブキャンペーンのようなことをくりかえし、「札幌国際芸術祭は(失敗に終わった)『食の祭典』の二の舞に終わる」と、吹聴してまわっている人もいるようである。
まだ始まってもいないうちから、足を引っ張り合うのも、なん . . . 本文を読む
※末尾の記者会見「ムリ」のくだりに、追記があります。実際は、東京でも記者会見を開いたそうです(11月10日記す)。
「弁舌さえわたる浅田彰氏!シンポジウム「札幌国際芸術祭が目指すもの」を聴いて」
および
「札幌国際芸術祭シンポジウムで見えてきた「札幌、北海道という場所」」
と、連日、札幌国際芸術祭がらみの話題が続いていますが、もう1日だけ書かせてもらいます。
4日の記者会見と概要発表、シンポ . . . 本文を読む
(画像と文章は無関係です)
きのうの11月4日、札幌国際芸術祭2014プレフェスティバルイベント 第2弾「札幌の未来へ向けたビジョンを聴こう! ゲストディレクター坂本龍一氏が、市民に「語る・奏でる」2日間。」の「シンポジウム 札幌国際芸術祭が目指すもの」を受けて、おもに、パネリストで、同芸術祭企画アドバイザーの浅田彰氏の発言を中心にまとめた記事を書いたところ、Facebook で「いいね!」が . . . 本文を読む
来年7~9月に初めて開かれる札幌国際芸術祭2014。
その「プレフェスティバルイベント 第2弾」として、「札幌の未来へ向けたビジョンを聴こう! ゲストディレクター坂本龍一氏が、市民に「語る・奏でる」2日間。」が、11月3、4の両日、札幌コンサートホールKitaraで開催。1日目の「シンポジウム 札幌国際芸術祭が目指すもの」を聴きに行ってきた。
(長文です。11月5日に一部訂正)
プログ . . . 本文を読む
正式名称は
札幌国際芸術祭2014プレイベント第1弾「札幌の芸術文化史を知ろう!」札幌芸術文化史公開トーク 全10回開催 3・札幌アートのリニューアル―ベルリンの壁崩壊以降の流れ―
タイトルが長いのは、この国際芸術祭がらみの催しの伝統なんだろうか。
8月28日以来、毎週水曜の午後5時半から7時に、札幌駅地下歩行空間の北2条広場で行われており、きょうが3回目。
ちなみに1回目は「国際芸 . . . 本文を読む
札幌国際芸術祭の実行委が16日、札幌で開かれたそうで、17日付の新聞各紙に記事が載っていた。
おもしろいのは、同じ記者発表をしていても、こんなに違うのか! というぐらい、各紙の記事で視点の置き方が異なっていることである。
ちょっと遅くなってしまったが、くらべてみたい。
まず、北海道新聞。
札幌国際芸術祭・来年7月開幕 北海道文化を世界に発信 坂本龍一監督が抱負
来夏に札幌市を中心 . . . 本文を読む
http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/
表題の通り、札幌国際芸術祭のサイトができていたという話。
眺めていると、いろいろな情報が載っている。知らなかったのは筆者だけかもしれないが。
例えば、会期は、7月下旬から9月半ば過ぎまで「70日間程度」とされている。
これまで11月だった「さっぽろアートステージ」もこの時期に移す想定のよう . . . 本文を読む
札幌国際芸術祭の記者発表が12月17日、東京で行われた。
「アートブロガー」を名乗っている以上、こういう話題に何日も乗り遅れるのはじつにみっともないとわれながら思うのだが、なにせ東京からも札幌からも遠く離れたところに住んでいるという事情に免じて許されたい。
すでに、各メディアで報じられている。
日本テレビのニュースにリンクをはっておこう。
□日テレNEWS24「坂本龍一、札幌国際芸 . . . 本文を読む
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/feature/hokkaido1198054574846_02/index.htm
読売新聞の北海道版の「風向計」という欄で、北大観光学高等研究センター長の石森秀三さんが、札幌ビエンナーレについて書いていた。
題は「開かれた芸術への一歩」。
(この題は、整理部でつけたのかもしれない)。
この欄は、主に . . . 本文を読む