北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

■続き・2024独立春季新人選抜展 (3月25~31日、上野) 2024年春東京(8)

2024年04月09日 09時37分42秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前)  道内勢が隣同士で陳列されているところもありました。  冒頭画像の右は桔梗智恵美さん「寿歌」」。  背景にはタウシュベツ川の鉄橋跡らしきものなど、さまざまな風景が描かれています。  そのとなりは深澤見弥さん「隅像【N】―百寳蓮華」。  「隅像」は原文ママです。      佐々木祥子さん「孤独の限界・祈り」。      下は太田れいこさん「filament」。  上は佐藤かずえさん「 . . . 本文を読む

■2024独立春季新人選抜展 (3月25~31日、上野)2024年春東京(7)

2024年04月09日 09時34分44秒 | 展覧会の紹介-団体公募展
(承前)  東京都美術館では、北海道からも多くの人が出品している二つの展覧会を見ました。  いずれも入場無料でした。  まず、独立展の春季新人選抜展。画像が多いので、2本に分けて紹介します。  入り口で2色刷りの出品目録がもらえました。    会場はこんな様子です。  手前は佐々木ゆかさん「persona -DOLL-」  S60、F50の絵画がほとんどで、2段掛けです。  200号が並ぶ秋 . . . 本文を読む

2024年4月6日に訪れたギャラリーは8カ所

2024年04月08日 07時55分00秒 | つれづれ日録
 バスのダイヤ改正で、運転手不足のため本数が減って困ったことはこれまでも書いていますが、もうひとつ、どうにも不都合な点のあることに気づきました。  自宅→真駒内駅→札幌芸術の森 というふうにバスとバスを乗り継いで札幌芸術の森美術館へ行くとき、休日は真駒内駅での乗り継ぎ時間が2分しかない時間帯が多いのです。  ただでさえ本数が減っているのに、これでは芸術の森へ行きづらくなってしまいます。  こ . . . 本文を読む

万世橋→新宿→桜上水→上野 2024年春東京(6)

2024年04月07日 12時18分41秒 | つれづれ日録
(承前)  旧万世橋駅はほとんど見て回りませんでしたが、往時のにぎわいを再現したパノラマがありました。      それから線路沿いに坂を上って聖橋を過ぎ、御茶ノ水駅から中央線快速に乗りました。  今も昔も、山手線の左サイドと右サイドを結ぶ最短経路は中央線快速ですよね。  新宿は金曜夜とあって、ものすごい人出でした。  新宿の夜なんて、2013年以来11年ぶりです。  もうすぐ閉館になるスタ . . . 本文を読む

■佐藤直樹「そこで生えている。2024」公開制作展示 (2024年3月22日~5月13日) 2024年春東京(5)

2024年04月06日 08時54分55秒 | 道外で見た展覧会
(承前。4月8日に会期終了日を追記しました)  このままでは、せっかくの2泊3日なのに初日に足を運んだギャラリーがゼロになってしまう。それは避けたい…。  ということで、遅めの夜8時まであいている「マーチエキュート神田万世橋」の JAPAN ART BRIDGE に行くべく、電車を秋葉原で降りました。  今回リストアップしていた会場は大半が7時までに閉まっているのです。     佐藤直樹さんは . . . 本文を読む

4月になればギャラリー巡りは…

2024年04月06日 08時09分29秒 | つれづれ日録
 東京から帰り、4月になりました。会社に通っています。  この間に行ったギャラリーは ・ギャラリー門馬(山岸靖司個展 世界と私のおいかけっこ) ・さいとうギャラリー(村田理栄子水彩展) ・スカイホール(銅版画ふたり展) ・画廊喫茶チャオ(Urabe Takuya ~A Mirror of Chaotic Emotion) ・富士フイルムフォトサロン札幌(渡辺浩徳写真展 Wild Life . . . 本文を読む

新幹線というもの 2024春東京(4)

2024年04月05日 20時44分00秒 | つれづれ日録
(承前)  訃報や、前月のまとめといった記事が入ってきて、なかなか東京にたどり着けませんが…。  札幌に戻ってから、意外と 「北海道新幹線、どうでした?」 と尋ねられることが多いのです。     どうだったもなにも 「速かった」 ぐらいの感想しかないのですが…。  日本の経済や人口は首都圏―中京圏―関西のあいだに集中しているため、ここに住んでいる多くのビジネスマンや大学人は新幹線を利用するこ . . . 本文を読む

桜の国、前夜。2024年春東京(3)

2024年04月04日 20時05分26秒 | つれづれ写真録
(承前)  筆者が東京にいた2024年3月最後の3日間は、桜はまだ咲き始めといった様子でした。  上野の公園には大勢の人が出ていました。  気の早い花見客もいましたが、ほとんどは足早に歩きすぎるだけ。  札幌に戻ってテレビニュースを見ていたら、4月に入って千鳥ケ淵などで桜が満開になっている映像が流れていました。  タッチの差だったわけです。  今回は東京に桜を見に行ったわ . . . 本文を読む

穂井田日出麿さん(画家、古平)死去

2024年04月03日 12時00分00秒 | 情報・おしらせ
 北海道新聞2024年4月3日おくやみ欄の、後志管内古平町の項に、穂井田日出麿さんが1日に亡くなったという記載がありました。86歳でした。  穂井田さんは「はずし娘」の画家として知られます。  はずし娘ことは、漁網から魚介類を外す女性たちのことです。「娘」といっても、高齢の女性も含みます。  波が荒れる冬の日本海で男たちが獲ってきたスケソウダラなどを、岸壁に座り込んで黙々と網から外していく女たち . . . 本文を読む

2024年3月にアクセスが多かった記事ベスト20

2024年04月02日 23時49分00秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
 2月の続きです。  3月にアクセスが多かった記事上位20本は、次の通りです。  順位の次のかっこ内は、前月の順位です。 1(1)青木美歌さん死去の情報 (札幌育ち、美術作家) 1800PV (2022-06-25) 2(41)喫茶つばらつばらが閉店していた 626PV (2024-01-16) 3(3)NHK文化センター札幌教室、年内で営業終了 545PV  . . . 本文を読む

2024年3月のまとめ

2024年04月02日 18時23分45秒 | つれづれ日録
 2月のまとめの続きです。  3月に足を運んだ美術館やギャラリーは66カ所でした。  2月の55カ所、1月、昨年12月の48カ所にくらべると増えています。    また、前年同期は44カ所だったので、それと比較すると多いです。  ただし昨年11月は73カ所でした。これからあたたかい季節になるにつれて、増加していくことでしょう。  3月にブログを訪れてくださった人(ユニークユーザー、31日 . . . 本文を読む

渡邉禎祥さん(画家、帯広)死去

2024年04月01日 18時18分18秒 | 情報・おしらせ
 北海道新聞の3月31日付おくやみ欄によると、帯広の全道展会員で画家の渡邉禎祥さんが30日亡くなったようです。89歳でした。  渡辺禎祥さんは、本名は「さだよし」ですが、「ていしょう」と呼ばれていました。  札幌では2014年に札幌時計台ギャラリーで個展を開いています。  また、十勝管内鹿追町の福原記念美術館でも2019年、個展「昭和の音色」を開催しました。  その頃の作品で、筆者の印象に残って . . . 本文を読む

2024年3月のおもな展覧会など

2024年03月31日 23時45分00秒 | 主な記事へのlink
 2月の続きです。  道内で開かれたおもな展覧会の記事へのリンク集です。  書き終わっていないエントリには、まだリンクがはられていません。  ■は、エントリ更新時点で終了しているもの、■■は終わっていないものを示します。  カテゴリー分けは厳密なものではありません。  随時更新します。 現代美術 ■特集展示「THE SNOWFLAKES」 ■秋元さなえ展「サイアノタイプ」 ■伊賀信・青 . . . 本文を読む

3月29日、南へ。2024年春東京(2)

2024年03月31日 23時34分26秒 | つれづれ日録
 航空会社からの「予約便の欠航のお知らせ」のメールを見て、あわててその日の予約状況をスマートフォンで確認しましたが、どうも午後以降の便は全席満席のようです。  やれやれ。  筆者はこれまで、富山空港で「お乗りのお客さまはお急ぎください」というアナウンスを聞きながら空港職員といっしょに走ったり、大阪の伊丹空港で予約日の誤りに気がついたり、おなかの調子が悪くて羽田空港の搭乗手続きに遅れた上に後続便 . . . 本文を読む

風が強く吹いていた2024年3月29日。24年春東京(1)

2024年03月30日 00時00分00秒 | つれづれ日録
 これまでも上京しては、美術展をはしごして帰ってくるということを、何度もしてきましたが、今回初めてというのが三つあります。 イ)2泊3日の日程をたてた ロ)事前に行くことを告知した  3点目のハ)については後述します。  1点目。  筆者の上京は従来、日帰りが多く、1泊2日もあまりしていません。  2泊3日の東京・横浜は、筆者の記憶では2001年以来23年ぶり(第1回横浜トリエンナーレ!) . . . 本文を読む