(承前)
網走では二つの野外彫刻を訪ねたのですが、小雨が降り、うそ寒くてたまりません。
旧市役所からバスターミナルまで歩き、女満別空港行きのバスに乗ります。
市街地の中であれば、ふつうの路線バスと同じように、乗り降りが可能です。
空港バスなので、4列シートながら都市間高速バスとおなじ仕様ですが、ほかに乗客は旅行客らしき男性1人だけでした。
ハローワーク前で下車。
. . . 本文を読む
網走を訪れた際、いちばん驚いたのが、市役所が建て替わっていたことでした。
これまでの庁舎から6ブロック、西側です。
ことし4月に業務を始めたそうです。
場所は昔の金市舘の跡です。
金市舘があった頃は、中心商店街(アプトフォー)も、もっと買い物客が来ていたのですが。
市役所前の河田卓「平和祈念像」はどうなっているか、網走市立美術館の方に聞いたところ、まだ旧庁舎前にあるとのこと。
新 . . . 本文を読む
4月12、13の両日、オホーツク方面へ行き、網走市立美術館で村上陽一展を、北網圏北見文化センターで一水会北海道出品者展を、それぞれ見てきました。
この二つについて、19日の北海道新聞「サタデーどうしん」面「展覧会」欄に書きました。
あまりに字数が足りず、ネット版では少し膨らませて書いています。
それにしても課金して読むバージョンが、物足りない文章で、無料で読めるブログは詳しいというのは、 . . . 本文を読む
衝撃のサービス終了告知から丸2日。
おかげさまで、下にリンクを貼った2本の記事は合わせておよそ1000のページビューがありました。しかし、べつにうれしくはありません。
とはいえ、このまま当ブログを終わらせてしまうわけにもいきません。
引っ越し先がどこになろうと、粛々と作業をすすめていくしかないのです。
そこでふと、気がついたことがあり、愕然としました。
ブログ「北海道美術ネット . . . 本文を読む
4月11日に見た展覧会。苫小牧美術協会の展示は初めて見ました。
2014年から15年にかけて苫小牧市美術博物館が開いた「苫小牧の美術史 苫小牧美術協会とその歩み」のフライヤー( pdfファイル )によると、苫小牧美術協会は1939年(昭和14年)に結成。遠藤ミマンらが所属していました。
戦後はとなりまちの白老に疎開していた版画家の川上澄生が再興に尽力したそうです。
川上は全道展の創立に . . . 本文を読む
(承前)
あまりのショックで、何も手につかないのですが、ここでインターネットとブログの歴史をほんのちょっとだけ振り返っておきます。歴史というほど大それた話ではなく、半分は個人的な思い出話なんですが。
1995年に基本ソフト「Windows 95」が発売されて、パソコンとインターネットが急速に普及しはじめるきっかけになりました(当時はまだスマートフォンが無かった)。
最初期のネットは、文字 . . . 本文を読む
まったく予想していませんでした。
4月14日午前、goo blogの管理画面を開けたら目に飛び込んできた衝撃的な告知。
2005年、たまたま買ったブログの入門書が、goo ブログに沿った内容だったので始めてから約20年。これまで約2万本の記事(ツイッターのまとめを含む)をアップしてきました。
運営がNTTレゾナンスという、巨大企業グループの一員であること、これまで閉鎖されたブログから . . . 本文を読む
4月11日はお昼から外出し、苫小牧で美術展巡り。
2019年に筆者は
「苫小牧で、見たい展示が四つもあるというのは、珍しい事態といえるのではないか」
と書いたことがありますが、今回は5カ所を回りました。札幌や旭川で5カ所は珍しくもなんともありませんが、苫小牧では新記録です。
午後0時52分発の快速エアポートで札幌駅を出発です。
千歳で苫小牧行きの普通列車に乗り換えます。
例に . . . 本文を読む
(承前)
brew gallery ではいよいよクラフトビールが飲めるようになるそうです。
駅からすぐなので、次に来たときには、ぜひ1杯味わいたいところです。
白老駅からは普通列車で札幌に戻ることにしました。
16時25分発445Mは、白老駅で特急北斗13号に追い越されます。
やはり737系電車の2輛編成。
長いシートは通学の高校生が大勢乗っていました。
終点 . . . 本文を読む
この日は札幌市内で所用。
ギャラリー大通美術館(田村由美子 オリベの器展)
13日まで。
北海道文化財団アートスペースにも寄ったら、臨時休業でした。
→カフェビストロ+ギャラリー・オマージュ(掛端直美・大住哲 写真二人展「trace/border on the wall」)
14日まで。
→らいらっく・ぎゃらりー(3Dアート展)
シャドウボックスなど。14日まで。 . . . 本文を読む
釧路芸術館から2025年4月から26年3月までの「展覧会のご案内」を送っていただきました。
ありがとうございます。
日程を紹介します。
4月19日(土)~6月29日(日) 木村伊兵衛 写真に生きる
7月19日(土)~10月13日(月) さかなクンのギョ苦楽展
ももちゃんと見っけ! 北のおさかな界隈(無料)
11月1日(土)~1 . . . 本文を読む
(承前)
後志管内の倶知安駅に着きましたが、駅前にタクシーが1台もありません。
列車の到着時間には客待ちのタクシーの姿が何台かあるのがふつうだと思っていましたが…。
いったん駅舎に戻り洗面所で用を足した後、タクシー乗り場に戻りましたが、やはり誰もおらず、車もありません。
やれやれ。
駅から小川原脩記念美術館までは歩いて30分ほどかかります。
作戦を立て直そうかと思っていると、駅前 . . . 本文を読む
朝からギャラリー巡り。
スカイホール(第40回斗水会日本画展・水墨画展)
千葉晃世さんが指導役。もともと墨の使用が目立つ団体ですが、とくに今年は水墨画が多い印象。
13日まで。
→富士フイルムフォトサロン札幌(第13回 SUフォト&NIGHTフォト写真展 「道新文化センター山本純一教室展」)
力の入ったネイチャーフォトが並んでいました。
9日で終了。
→写真とアートのギャラリー . . . 本文を読む
「一般社団法人 北海道美術館協力会」(アルテピア)の会員から、お知らせに協力してほしい旨の要望があったので転載します。
会場は道立近代美術館講堂(札幌市中央区北1西17)。
5月15日から8月28日までの計8回で、いずれも木曜の午前という時間帯なので、勤め人や学生といった一般の人の参加はあまり想定していないのかもしれません。
第2回、第7回の講義終了後は「特別展の鑑賞があります」 . . . 本文を読む
美術評論家で、道立近代美術館で学芸部長を務めた武田厚さんが亡くなったという情報が複数入っています。
武田さんは1941年(昭和16年)、北海道歌志内生まれ。
東京学芸大を卒業し、山種美術館に勤務した後に道立美術館に移り、73年に「北海道立新美術館準備室主任学芸員」、77年の道立近代美術館開館時に学芸課長、80年に学芸部長となります。
87年、横浜美術館準備室・横浜美術館学芸部長に転じて、 . . . 本文を読む