北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

2024年9月6日は午後からギャラリー巡り

2024年09月08日 10時15分58秒 | つれづれ日録
 この日見たのは、どれも良かったです。  最後をのぞき、いずれも8日終了です。  ギャラリー犬養で、カワシマトモエ絵と工作展、佐藤菜摘展。  カワシマさんは段ボールで額を自作しているので「工作」展。  佐藤さんはいつもに比べるとキャラクターの登場回数が減って、背景だった部分が主役になり、一味違った絵画になっています。  豊平川沿いを徒歩。  ト・オン・カフェで品田佑衣個展「GARDEN」。 . . . 本文を読む

夏は終わらない。2024年9月5日のギャラリー巡りは9カ所

2024年09月08日 06時28分20秒 | つれづれ日録
 札幌市内のギャラリー巡りを資料館からはじめることが多いのは、他の施設よりも早く午前9時から開館しているためです。  「佐藤伸美 油絵展」「レンゲショウマの会合同展」「第34回ボワパレット水彩展」「孔画展2024」を見ました。  「竹本修水彩画展 心に残る光景」は10時開室だったので見ていません。  いずれも8日まで。  続いて、西11丁目駅に近いコンチネンタルギャラリーで、渡辺可緒理さんの写真 . . . 本文を読む

澄川排水(小泉川) (5)

2024年09月07日 22時54分00秒 | さっぽろ川あるき
澄川排水(小泉川) (4) - 北海道美術ネット別館(承前)前項(3)で予想したとおり、右手の道は、旧河道に沿っているらしい。上の画像で見るとわかるが、左側が小さながけになっている。そこを、かつての澄川排水が流れていた...goo blog  なんと10年ぶり(!)のシリーズ再開です。  これまで「澄川排水」というシリーズ名でしたが、地元ではかつて「小泉川」と呼ばれていたこと . . . 本文を読む

■渡辺可緒理 多重露光作品展「重なる 重ならない」(2024年9月3~8日、札幌)

2024年09月07日 07時25分00秒 | 展覧会の紹介-写真
 筆者もしろうとくさい勘違いをしていてお恥ずかしい限りですが、多重露光は、フォトレタッチソフトを使わなくても、カメラ内でできるんですね。  少なくともいま発売されているニコンのミラーレス一眼レフカメラには 「多重露出」 のメニューがあるんです。    これを使えば、冒頭画像の右側のように、センチュリーロイヤルホテル札幌やアスティ札幌を撮り、その次に空を撮って、シャッター2回分をひとつのコマに収める . . . 本文を読む

■北海道陶芸会展 2024 (9月3~8日、札幌)

2024年09月06日 12時47分24秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 北海道陶芸会は、おもにプロの陶芸家が集まっている団体で、公募展ではありません。  昨年の、札幌芸術の森工芸館で開いた55周年記念展の記憶も新しいですが、今年は通常の年ということで、例年のギャラリー大通美術館に戻っています。  今年の企画は「食彩のうつわ」。  陶芸会と、札幌の料理人10人によるコラボレーション企画です。  陶芸家3人の器の上にどんな料理を載せたらいいか…。それぞれのシェフが知恵 . . . 本文を読む

【お仕事報告】と、2024年9月2日から4日まで

2024年09月06日 09時30分20秒 | つれづれ日録
 3日のギャラリー巡りは、さっぽろ天神山アートスタジオからスタート。  「exhibition _Traveling the world – Two arts become as one mind – Discovering Japan_ふたりのアーティストによる展覧会」。  同スタジオに滞在したベティ ハスキン / Betty Haskin、ウィリアム・ネヴィル / William Nevill . . . 本文を読む

■奇跡のシールアート 大村雪乃の世界・続き■鴨居玲―生と死を見つめて(2024年7月13日~9月29日、釧路) 2024年夏の旅(16)

2024年09月05日 18時11分08秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
(承前) ■奇跡のシールアート 大村雪乃の世界 (2024年6月29日~8月18日、釧路)ー2024年夏の旅(14) - 北海道美術ネット別館(承前)現段階で「2024年夏の旅」シリーズは(1)~(5)と(7)(8)しかアップできていませんが、(14)を先に更新します。この展覧会がきょう8月18日で終了するためです。とはいえ、...goo blog       すでに会期終了した展覧会ですが、 . . . 本文を読む

2024年9月1日に訪れたギャラリーは9カ所

2024年09月05日 06時38分19秒 | つれづれ日録
(承前)   カフェ北都館ギャラリー(札幌市西区琴似1の3)で木村由紀子展(2日終了)。  斜めに要素を配置しているので動きを感じられる抽象画。  木村由紀子さん、独立美術の会員でしたが、先ごろやめたそうです。    店内は4人組の客をカウンターに案内するほどの大盛況。  お客さんの来店に「波」があるようです。  東西線で大通へ。  SCARTS モール、コート、スタジオにまたがって展開され . . . 本文を読む

2024年8月29日と9月1日のあいだ

2024年09月04日 10時09分27秒 | つれづれ日録
 8月29日の項で書き落としたことがありました。  「みんなのいえ」からの帰途、弘南堂書店の前を通りかかったら、均一棚に、北見叢書の『北見の街並み・景観探訪』が50円、コンパクト版日本の絵巻『伴大納言絵詞』が150円で売られていて、購入しました。  『鮎川信夫詩論集』や大岡信『蕩児の家系』もあり、かなり迷いました。とくに前者は美本のうえ、あまり見かけない本で、しかも300円と格安です。  しか . . . 本文を読む

「空間分度器」か「空中分度器」か。渡辺行夫作品の正しい題はどっち?ー2024年夏の旅(15)

2024年09月03日 19時57分17秒 | 街角と道端のアート
(承前)  釧路では屋外や室内で彫刻をいくつか見てきました。  旧市立図書館前に設置されたこの作品を、まっ先にアップしておきます。  というのは、この彫刻は、当ブログで 「空中分度器」 という題で紹介してきたからです。  札幌彫刻美術館が出した冊子『北海道の野外彫刻』や、サイト「北海道デジタル彫刻美術館」でもその題が明記されていました。  ただ、手前の銘板はすっかりすり減って、読めなくなって . . . 本文を読む

■高橋喜代史「フリー・スイカ・バー」/ KIYOSHI TAKAHASHI new project "Free watermelon bar" (2024年9月1、2日、札幌)

2024年09月03日 09時15分23秒 | 展覧会の紹介-現代美術
 現代アートに腰を据えて取り組む作家が少ない札幌の地で、独自の作品を制作・発表し続け、道なき道を歩み続ける高橋喜代史さん。  札幌の中心商店街「狸小路」の5丁目にある「空き地」で9月1、2の2日間、プロジェクト「フリー・スイカ・バー」を展開しました。      「空き地」ってなんじゃい? と思った方もおられるでしょうが、ほんとうにそういう名前のついた期間限定のスペースがあるのです(画像は、南2条側 . . . 本文を読む

2024年8月29日、外へ

2024年09月02日 17時10分00秒 | つれづれ日録
 じつに1週間ぶりに美術館・ギャラリー巡りに出かけたというのもひどい話ですが、その日のことを4日もたって書いているというのも、われながらあきれてしまいます。  好天に恵まれ、こないだ大阪で買った「PINK FLOYD」のTシャツを初めて着て外出。  道立近代美術館(国宝鳥獣戯画と京都高山寺展)  3回セット前売り券を2枚買い、6回にわたって展覧会場に足を運びました . . . 本文を読む

■小谷良水彩画展 時をとめて 15 (2024年8月28日~9月2日、札幌)

2024年09月02日 09時31分12秒 | 展覧会の紹介-絵画、版画、イラスト
 ことしの新道展で会員に推挙された札幌の小谷良さん。  会場で、76歳ですとあいさつされましたが、とてもそうは見えない、精力的な活動ぶりです。 「20回目を盛大にしようと思ったら、もう81歳なので、どうなるかわからない。それで今回、(15回の節目で)過去の作品などもたくさん持ってきました」 という意味のことを話しておられましたが、きっと健筆をふるっておられることでしょう。  画歴は長いですが、発 . . . 本文を読む

2024年8月にアクセスが多かった記事ベスト20

2024年09月01日 23時59分59秒 | アートに関するインターネット・ブログなど
 7月のベスト20の続きです。  8月にアクセスが多かった記事上位20本は、次の通りです。  順位の次のかっこ内は、前月の順位です。 1 (5)青木美歌さん死去の情報 (札幌育ち、美術作家) 706PV (2022年6月25日) 2  「国宝「鳥獣戯画」北海道初公開 京都 高山寺展 ―明恵上人と文化財の伝承」展の傾向と対策 443PV (8月5日) 「国宝「鳥獣戯画」北海道初公開 京都 高 . . . 本文を読む

■CRAFT kikuno の銀細工展 (2024年8月28日~9月1日、札幌)

2024年09月01日 13時19分26秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
 札幌を拠点に、銀や真鍮でアクセサリーを作り、精力的に発表している伊藤紀久野さんの個展。  最初に見たときは、雪のイメージが強い作品がメインでしたが、その後の図案の広がりには目を見張るものがあります。  今回の個展では、鳥の羽根を題材にしたネックレスや帯留め、ピアスなどが登場しました。       伊藤さんは、鏨たがねを自ら研いで、細かいしま模様を入れていくのだそうです。 「彫り跡が光るのがうれし . . . 本文を読む