この日見たのは、どれも良かったです。
最後をのぞき、いずれも8日終了です。
ギャラリー犬養で、カワシマトモエ絵と工作展、佐藤菜摘展。
カワシマさんは段ボールで額を自作しているので「工作」展。
佐藤さんはいつもに比べるとキャラクターの登場回数が減って、背景だった部分が主役になり、一味違った絵画になっています。
豊平川沿いを徒歩。
ト・オン・カフェで品田佑衣個展「GARDEN」。
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札幌市内のギャラリー巡りを資料館からはじめることが多いのは、他の施設よりも早く午前9時から開館しているためです。
「佐藤伸美 油絵展」「レンゲショウマの会合同展」「第34回ボワパレット水彩展」「孔画展2024」を見ました。
「竹本修水彩画展 心に残る光景」は10時開室だったので見ていません。
いずれも8日まで。
続いて、西11丁目駅に近いコンチネンタルギャラリーで、渡辺可緒理さんの写真 . . . 本文を読む
澄川排水(小泉川) (4) - 北海道美術ネット別館(承前)前項(3)で予想したとおり、右手の道は、旧河道に沿っているらしい。上の画像で見るとわかるが、左側が小さながけになっている。そこを、かつての澄川排水が流れていた...goo blog
なんと10年ぶり(!)のシリーズ再開です。
これまで「澄川排水」というシリーズ名でしたが、地元ではかつて「小泉川」と呼ばれていたこと . . . 本文を読む
筆者もしろうとくさい勘違いをしていてお恥ずかしい限りですが、多重露光は、フォトレタッチソフトを使わなくても、カメラ内でできるんですね。
少なくともいま発売されているニコンのミラーレス一眼レフカメラには
「多重露出」
のメニューがあるんです。
これを使えば、冒頭画像の右側のように、センチュリーロイヤルホテル札幌やアスティ札幌を撮り、その次に空を撮って、シャッター2回分をひとつのコマに収める . . . 本文を読む
北海道陶芸会は、おもにプロの陶芸家が集まっている団体で、公募展ではありません。
昨年の、札幌芸術の森工芸館で開いた55周年記念展の記憶も新しいですが、今年は通常の年ということで、例年のギャラリー大通美術館に戻っています。
今年の企画は「食彩のうつわ」。
陶芸会と、札幌の料理人10人によるコラボレーション企画です。
陶芸家3人の器の上にどんな料理を載せたらいいか…。それぞれのシェフが知恵 . . . 本文を読む
3日のギャラリー巡りは、さっぽろ天神山アートスタジオからスタート。
「exhibition _Traveling the world – Two arts become as one mind – Discovering Japan_ふたりのアーティストによる展覧会」。
同スタジオに滞在したベティ ハスキン / Betty Haskin、ウィリアム・ネヴィル / William Nevill . . . 本文を読む
(承前)
■奇跡のシールアート 大村雪乃の世界 (2024年6月29日~8月18日、釧路)ー2024年夏の旅(14) - 北海道美術ネット別館(承前)現段階で「2024年夏の旅」シリーズは(1)~(5)と(7)(8)しかアップできていませんが、(14)を先に更新します。この展覧会がきょう8月18日で終了するためです。とはいえ、...goo blog
すでに会期終了した展覧会ですが、 . . . 本文を読む
(承前)
カフェ北都館ギャラリー(札幌市西区琴似1の3)で木村由紀子展(2日終了)。
斜めに要素を配置しているので動きを感じられる抽象画。
木村由紀子さん、独立美術の会員でしたが、先ごろやめたそうです。
店内は4人組の客をカウンターに案内するほどの大盛況。
お客さんの来店に「波」があるようです。
東西線で大通へ。
SCARTS モール、コート、スタジオにまたがって展開され . . . 本文を読む
8月29日の項で書き落としたことがありました。
「みんなのいえ」からの帰途、弘南堂書店の前を通りかかったら、均一棚に、北見叢書の『北見の街並み・景観探訪』が50円、コンパクト版日本の絵巻『伴大納言絵詞』が150円で売られていて、購入しました。
『鮎川信夫詩論集』や大岡信『蕩児の家系』もあり、かなり迷いました。とくに前者は美本のうえ、あまり見かけない本で、しかも300円と格安です。
しか . . . 本文を読む
(承前)
釧路では屋外や室内で彫刻をいくつか見てきました。
旧市立図書館前に設置されたこの作品を、まっ先にアップしておきます。
というのは、この彫刻は、当ブログで
「空中分度器」
という題で紹介してきたからです。
札幌彫刻美術館が出した冊子『北海道の野外彫刻』や、サイト「北海道デジタル彫刻美術館」でもその題が明記されていました。
ただ、手前の銘板はすっかりすり減って、読めなくなって . . . 本文を読む
現代アートに腰を据えて取り組む作家が少ない札幌の地で、独自の作品を制作・発表し続け、道なき道を歩み続ける高橋喜代史さん。
札幌の中心商店街「狸小路」の5丁目にある「空き地」で9月1、2の2日間、プロジェクト「フリー・スイカ・バー」を展開しました。
「空き地」ってなんじゃい? と思った方もおられるでしょうが、ほんとうにそういう名前のついた期間限定のスペースがあるのです(画像は、南2条側 . . . 本文を読む
じつに1週間ぶりに美術館・ギャラリー巡りに出かけたというのもひどい話ですが、その日のことを4日もたって書いているというのも、われながらあきれてしまいます。
好天に恵まれ、こないだ大阪で買った「PINK FLOYD」のTシャツを初めて着て外出。
道立近代美術館(国宝鳥獣戯画と京都高山寺展)
3回セット前売り券を2枚買い、6回にわたって展覧会場に足を運びました . . . 本文を読む
ことしの新道展で会員に推挙された札幌の小谷良さん。
会場で、76歳ですとあいさつされましたが、とてもそうは見えない、精力的な活動ぶりです。
「20回目を盛大にしようと思ったら、もう81歳なので、どうなるかわからない。それで今回、(15回の節目で)過去の作品などもたくさん持ってきました」
という意味のことを話しておられましたが、きっと健筆をふるっておられることでしょう。
画歴は長いですが、発 . . . 本文を読む
7月のベスト20の続きです。
8月にアクセスが多かった記事上位20本は、次の通りです。
順位の次のかっこ内は、前月の順位です。
1 (5)青木美歌さん死去の情報 (札幌育ち、美術作家) 706PV (2022年6月25日)
2 「国宝「鳥獣戯画」北海道初公開 京都 高山寺展 ―明恵上人と文化財の伝承」展の傾向と対策 443PV (8月5日)
「国宝「鳥獣戯画」北海道初公開 京都 高 . . . 本文を読む
札幌を拠点に、銀や真鍮でアクセサリーを作り、精力的に発表している伊藤紀久野さんの個展。
最初に見たときは、雪のイメージが強い作品がメインでしたが、その後の図案の広がりには目を見張るものがあります。
今回の個展では、鳥の羽根を題材にしたネックレスや帯留め、ピアスなどが登場しました。
伊藤さんは、鏨たがねを自ら研いで、細かいしま模様を入れていくのだそうです。
「彫り跡が光るのがうれし . . . 本文を読む