「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

血圧の記録ノート

2020年12月08日 | 日記

ここの所、医者で計る血圧が高い(白衣高血圧かも・・)ことが多かったので、
「大丈夫でしようか。」と私がいったことから、
「記録を取って見ましようか。」ということになったのですが。
「適当なノート一冊あれば何年も使えますよ。」
と言われたので、使っていない、とてもとても古いノートを見つけたので、
買うのももったいないとそれに記録をし始めました。

ところが、何十年も置いておいた着物の縫い目が、
ちょっと力を加えるとほころびやすいのと同じように、
ノートの綴じ目がすぐにばらけ始めました。
一応、応急処置としてセロテープで補修をしました。

昨日はそのノートを持参して、お医者様へ定期検診に。
一か月分の記録を見て、血圧の方は時々高い数値は出ますが、
平均して120前後なので、高血圧との診断はされませんでしたが、
そのノートがほころんでいるのを見たクリニックの先生、
診察中にセロテープを取り出して、とてもそれは丁寧に修復し始めました。
「先生そんなそんな、わたしか後でゆっくりなおしますから!!」と言いましたが、
その手は止まることなく、手早く修理をしてくださいました。
いい加減に直して持っていった私はとても恥ずかしかったです。
でも先生の御人柄に触れて、なんだかほんわりとしましたけど。
私よりずっと繊細でお優しいのでしょうね。
何年も使えるのだから、新しいものを買えばよかったかしらね。
他で無駄をしているのに、変なところで、もったいないと思ってしまうのです。
きっと、無駄を補うために小さな節約をしているのかもしれません。

ここまで二か月真面目に朝晩と計測してきましたが、
昨日は少し気が抜けて、
「今日はお休み」とさっさとお布団に潜り込みました。