二三日前、近所の名所の庭の散歩で拾った紅葉の葉。
葛屋香合に添えて遊んでいます。
少し風が強かった日で、時折舞かかる枯れ葉の吹雪に、
思わず"綺麗"と声を上げてしまいました。
庭掃除をしている方が、せっせつ落ち葉掃きをしているのですが、
「おはようございます。切がありませんね。」と声をかけると。
「今日はこの辺でやめます。」と困り顔。
ただただ風情を楽しむ身と、お仕事をする身では、
きっと吹雪も違って見えるでしょうね。
紅葉の名所には出かけられませんが、近所の散歩でも紅葉は楽しめました。
すでに晩秋の景色でしたが。
冬の午前中は、部屋の中に長く日差しが入ります。
思い切り障子やカーテンを開けてたっぷり取り入れます。
最近は室内をこれで殺菌してくれると期待もしながらです。
以前住んでいたマンションでのこと。
南側にある倉庫が建て替えることになり、少し高くなるということで、
マンションの住民と、倉庫の持ち主とで、
「日照権」についての話し合いが持たれました。
幸い私は最上階の角部屋でしたので、朝日が少しさえぎられるだけで、
それほどの被害はありませんでした。
それに仕事でほとんど、で朝から夜まで家にはいませんでしたから。
しかし下の階の方にはだいぶ日照時間が減るということでした。
結局それぞれの被害に応じて、
慰謝料のような物を払って解決となりました。
私も少しいただきました。
しかし今考えると、下の階の住民にとっては、
お金なんかに変えられない権利とだったであろうと。
それからほどなくして私はそこを引き払い、次のマンションへ移り、
そして終の棲家が三度目の今の場所です。
それまでの経験で、自分の求める快適な住かの条件も固まり、
もうここは出たくないと強く感じています。
そう、もし今度移るとしたら、介護付きなんとやらだと思います・・
今は朝日の当たる部屋で目覚めるのが一番の幸せです。
願わくば、コロナの感染状況にも、早く光がさしてほしいです。
今年も最後の月になりました。
このような時だからこそ、時間を大切にして、
体に気をつけて過ごしましょうね。