散歩道の公園の木々も色づきました。
会員になっている、「大人の休日倶楽部」の会報にも、
旅情を誘う記事が満載です。
11月は眼の手術があるので、今年の紅葉狩りは、我慢しましよう。
コロナが収まっている今がチャンスという思いは、私も同じですが。
それでも近くでちょっとは楽しもうと、
埼玉にある「遠山記念館」を先週友人たちと訪れてみました。
アクセスの悪い場所なので、往きも帰りも、
最寄駅からタクシーということになりました。
往きは桶川から、帰りは、川越までです。
「遠山記念館」は日興証券の創立者である遠山元一が、
一時没落した生家を再興させるとともに、
苦労した母の安住の住まいとして建てたということです。
お金にいとめはつけなかったそうですが、
きらびやかな豪邸というより、落ち着いた雰囲気の京風数寄屋造りで、
地味な雰囲気の中にも、材料の一つ一つを吟味して、
当時の技術の粋を集めた、細部にこだわりぬいた邸宅でした。
平日で、コロナ禍という時期と、場所のためでしょうか、
我々だけの貸し切り状態で、ゆっくりと見て回れました。
併設の美術館では、織物の作家の特別展が行われていました。
私としては、美術館所蔵の茶道具がぜひ見たかったので、ちょっと残念。
見学後、近くに食事のできる場所もなく、
車を呼んで食事処の有りそうな川越に出ました。
ランチの後は、小江戸をふらつき、
当然のごとく、お芋のお菓子を見つけてきました。
二年近く会っていたかった仲間との、久しぶりの顔合わせでした。
(実は毎週のようにSkype井戸端会議はしていましたが)
今のような感染者が少ない時が長く続いてくれて、
少しは、気分転換が安心してできればと願うばかりです。
今月もいろいろと気をつけながら、過ごしましょう。