五月晴れの暖かな一日で始まりました。
端午の節句も間もないのに、こいのぼりの姿が見られません。
小学校や幼稚園で、手作りのかわいらしいこいのぼりを作って、
家に持ち帰って飾るということも、今年はないのですね。
ことしこそ家族でこいのぼりを作って、
家々の窓から掲げたら、素敵だと思うのですが。
一人で頂くお薄ですが、せめて兜のお茶碗でと。
数日前、坂村真民さんの詩の一節をのせましたが、
その言葉を見た方から、素敵なこだまが帰ってきました。
「一時の引き籠もりの癒やしの糧となれば・・・・・。」と言葉を添えて。
ご紹介します。
同じく真民さんの詩から。
これからだ
みどりの風よ
これからだ
さえずる鳥よ
これからだ
みちくる潮よ
これからだ
もえでる葦よ
これからだ
私の生よ
これからだ
ねがい
風の行方を
問うなかれ
散りゆく花を
追うなかれ
すべては
さらさら
流れゆく
川のごとくに
あらんかな
つゆのごとくに
いろいろのことありぬ
いろいろのめにあいぬ
これからもまた
いろいろのことあらん
いろいろのめにあわん
されどきょうよりは
かなしみも
くるしみも
きよめまろめて
ころころと
ころがしゆかん
さらさらと
おとしてゆかん
いものはの
つゆのごとくに
もう少し辛抱して、頑張りましょうね。