バッハの名曲「マタイ受難曲」。
聴くのは初めてではありません。
一度目は三時間という長い曲を持て余しました。
でも今回はその美しさに胸が震える想いも。
一曲一曲が内容をもって訴えかけてくるのを、感じ取れました。
あっという間に流れた三時間と言ったら大げさかしら。
時とともに聴く側の心の持ちようが違ってきたのかもしれません。
座席は、なんと最前列。ソロの歌手の飛沫を浴びんばかりの席でした。
されど、後方に並ぶ合唱団の方達のお顔は全く見えず、
団員の友人の歌う姿は十分に見届けることができませんでした。
先月に引き続きの新宿文化センター。
少し遠いので出かけるのには気合が必要ですが、
これもコロナ前に戻るためのウォーミングアップと言えるでしょう。
でも社中のある方曰く。
「コロナ前の先生は、張り切りすぎでしたからおさえてください。」
私も「戻るのは半分くらいのペースまでにするわ。」と。
最近健康診断やら、その結果の精密検査に忙しくしていましたので、
これは、これから先の人生のウオーミングアップではなくて、
整理運動かなと考えたりしています。
結論は、やれることを毎日こなして、
今生きていることをかみしめようというところです。
さて先日、お正月の顔合わせの茶会の会場にするお茶室を、予約できました。
今回は、お茶室側の人数制限もあり、お社中だけでこじんまりと行いたいと思います。
又お客様をお招きする日が実現することも願いつつ、
まずは皆さんのお顔が揃う機会を作ることから始めます。
楽しみにしていてくださいね。