「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

暑さ納め

2022年10月04日 | お茶三昧

今日で暑さ納めと天気予報で伝えていました。
今日は暑くならないうちに、早朝散歩をしてきました。
風が強く、公園の湖水は大きく波立っていました。
あちらこちらで、キンモクセイの散り花の絨毯が見られました。
明日からは散歩も楽になります。
やっと稽古でも袷が着られそうです。

稽古は名残の時期の中置きです。
これは去年お茶事をしたときのやつれ風炉の写真ですが、
今年は、「五行棚」で稽古をしています。
五行棚はこの時期だけの道具ですから、楽しまなくてはと。

先日の稽古の時でした。
皆さん次の方のために、自分が使ったお棗のお茶を、
きれいになおしてくださいます。
その方の帰った後に薄茶点前で、お棗のお茶を確かめた方が、
「わあ綺麗ですね。」と薄器の中で美しく整えられたお茶を見て感嘆のを。
「○○さんが直していってくださったのですよ。」と言うと、
「感動していましたとつたえてください。」と。
こんなこともお茶のコミニュケーションなんですよね。
思いやりが繫がっていく様子を見るのは嬉しいものです。
初めのころは自分のことで精いっぱいですが、
だんだんと余裕が出てきたらお互いにどのようにしたら、
時間の無駄がないかとか、気持ちよくお稽古できるとか、
気配りをすることもできるようになること、
それをまた先輩の姿を見て学ぶことも大切だと思いますね。
先輩も良いお手本にならなくてはなりませんが。
「☆☆さんが感動してましたよ。」なんて伝えたら、
その方は益々技に磨きがかかるでしょうね。