今日は陶芸体験をするグループと一緒に、
久しぶりに土いじりをしてきました。
もう10年以上そんな時間を持っていませんでした。
道具は多いほうが良いかしらと、
床下からひっばり出した、手回しロクロを引っ提げて。
初体験の皆さんのハイテンションにつられて、
私も一つくらい作品をと、
平茶碗とコーヒーカップをつくるつもりでしたが、
お昼を挟んでの一日がかりで、
やっとカップだけが削りまで終わりました。
たたらでお皿を作った人、
てびねりでお茶碗を作った人、
ロクロに初挑戦する人、
皆さん出来上がりの作品をイメージしながら、
本当に楽しそうに作品作りに興じていました。
私も初体験で、できあがった自作の器に対面した時の事を思い出しました。
私にとってはその"ご対面"はほろ苦い思い出ですが。
思い描いたものとは全く違っていたからです・・・
会場は社中の方のお家でした。
奥様が昼食まで作ってくださり、
終わった後は、二畳の茶室でお薄を頂きながら、
夢中で土と戯れた一日の熱を、静かに冷ましました。
作品造りをしてモチベーションが上がり、
秋はまたお茶事をしましょうということになり、
「名残の茶事」が決まったようです。
私も色々と心の準備をしなくては。
今日の体験での皆さんの感想は、
「これからはお茶碗をもっと真剣に拝見します」
でした。
久しぶりに土練りをしました。
腕の筋肉痛は何時出てくるでしょうか。